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これから社会に出る若者の「ヒント」になる生き方!
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2018/02/12 22:06 半歩前へ
▼これから社会に出る若者の「ヒント」になる生き方!
親たちの世代は、わが子になるべく「名が知れた会社に就職」してもらいたいと願っている。しかし、有名企業が安泰だったのは昔の話。「世界の東芝」がどうなったか?見る影もない。銀行はどうか?先細りから人員削減を競っているのが実情だ。
こうした中で、社会に出る若者のヒントになる私の若い友人の例を紹介しよう。現役なので本名を出すと差しさわりがあるので、仮の名を佐藤とする。
佐藤は東京都心の大手デパートに就職した。人と接する仕事がしたかった。だが実際の職場は、見ると聞くとでは大違い。ターミナル駅に直結したデパートだったので、毎日が“戦争”状態だった。
時間をかけて客の応対などしていたら、後で上司から「まじめに仕事をする気があるのか!」と大目玉を食らう。1人の客に充てる時間はごくわずか。
接客というより、次から次へと客を荷物のように「さばく」のである。そうしないと間に合わない。
佐藤は「さばく接客」になじめず、極度の緊張から過呼吸に陥り、立っておれなくなり、職場で倒れた。
ちょうどそのころ、西武とそごう、阪急と阪神、三越と伊勢丹などデパートの合併が相次いだ。直後にリーマンショック。ネットスーパーの拡大もあり、思い悩んだ末に佐藤は決断した。
なじめない職場を後にした佐藤は、今の職場に転職した。東京郊外の閑静な住宅街にあるカフェラウンジである。
素直でまじめな性格が買われ、2年目に店の責任者に抜擢された。
収入はどうかと聞くと、「最初はデパート時代より下がったが、今はトントンです」と佐藤。そのほかの違いを聞いてみた。佐藤は「人間関係と時間です」と笑って応えた。
デパートは、一も二もなく「数字の世界」。数字を上げろが合言葉。常に職場がギスギスして、ゆとりがなかった。若い佐藤はこんな空気に耐えられなかった。
今はどうか?「儲けるための施設ではない。地域の人々が交流するのが目的だから、(収支が)トントンならいい」と経営者。こんな雰囲気の中で佐藤は伸び伸び働き、「日々が充実しています」と大満足。
そうした心のゆとりが好循環を生み、佐藤が店の責任を任されてから、「フルートとヴァイオリン、ピアノのラウンジ」「コンサートや、親と子の腹話術を楽しむ会」「明治時代の懐かしい“ライスカレー”を食べる会」など様々なイベントを、毎月のように開き、ファンも増え、交流の輪が広がった。
これから就職する若者たちよ、「人間、どう生きるか」、はアナタ次第だ。
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