http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/847.html
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(Japon: des robots infirmiers thérapeutiques pour pallier au manque de soignants: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20180207-japon-robots-infirmiers-therapeutiques-sante-troisieme-age
日本|SNS|新技術|健康・医療
日本:介護者不足を補うための治療用介護ロボットたち
記者 フレデリック・シャルル
発表 2018年2月7日・更新 2018年2月7日13:54
赤ちゃんアザラシ「パロ」は治療用ミニチュアロボットでアルツハイマー病を患う人々と行動を共にする。
Karen Kasmauski/Getty Images
日本政府は高齢化の加速途上にあり介護専門職の不足に苦しむ国内において、高齢者を介護し支援するロボットの開発を加速したいと考えている。その目的は利用者の現実的な必要に応える手頃な価格のロボットを生み出すことだ。
記者はRFI東京特約記者
日本ではかつてない速さで人口の高齢化が進み労働力が急減している。政府の推計では2025年に老人ホームや病院で介護士が370,000人不足する。政府は移民よりも技術でこの不足に対応したいと考えている。高齢者を支援すると同時に支援者や介護者の負担を軽減するためのロボットの数をどんどん導入することでだ。
日本の医療人材不足を和らげる
日本政府は2013年より介護支援ロボットの開発に助成金を出しているが、実際の場面で使えるロボットはまだわずかだ。日本では介護支援ロボットがサービスロボット市場の4.5%しか満たしていない。例えばトヨタは2013年、タブレット端末から命令を出して寝たきりの患者に物を運んだりドアを開けたりカーテンを引いたり出来るアーム型多関節ロボットの開発した。しかし、これは30ヵ所の医療センターで使われているだけだ。なぜなら、ロボットが患者に苦痛を与えることが決してあってはならない。さらに、そうした結果を得るには時間が必要だ。
政府はその間に実際の場面で支援者を助けるロボットの開発を優先することにした。一部の老人ホームではロボット「ロベアー」が高齢者の入浴を助けたり彼らを抱え上げたりするとともに、彼らの身体を洗ったり彼らを回転椅子に座らせる介護者を助けている。しかし、このロボットは高価なために老人ホームの8% にしか置かれていない。
高齢者の自立度を高める
人工知能を使うことにより、患者にトイレで用を足すタイミングを教えたり彼らにトイレへの生き方を案内したり出来るロボットの開発が可能となるに違いない。つまり、これは高齢者が出来る限り長く自宅に居られるよう彼らの自立度をさらに高めることになる。
トヨタとパナソニックは、麻痺や行動範囲の縮小があった場合に運動機能を強化するための外骨格型パワーアシストスーツに力を注いでいる。パナソニックは薬剤の自動搬送ロボットを開発したがこれは稼働していない。他にも、ロボット化された回転台座の上でテレビゲームに合わせてバランス運動を行える機械に取り組む企業がある。しかし、これらはいまなお介護者の付き添いが要る。家で使うためにこうしたロボットを買う時ではまだない。
治療ロボット「パロ」
日本では遂に感情を示すロボットが現れた。その一例が赤ちゃんアザラシ「パロ」だ。パロはミニチュアロボットでアルツハイマー病を患う人々と行動を共にする。彼は患者の不安や痴呆を和らげている。これは、実際の動物に付きもののリスクを伴わずにアザラシを飼う効果を再現することによるものだ。
−参考−
人と柔らかく接しながら力仕事を行なう高機能ロボット−移乗、起立補助などの研究用プラットフォーム「ROBEAR」−(理化学研究所 2015.2.23)
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