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2017年、中国の国内総生産(GDP)の実額は82兆7122億元(約1406兆円)で、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年比6.9%増と、16年を0.2ポイント上回った。中国の成長率が前年から加速するのは、2011年以来6年ぶり。写真は中国の農村。
中国の17年GDPが6.9%増、史上初80兆元の大台を突破―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b559908-s10-c20.html
2018年1月19日(金) 18時0分
中国国家統計局が18日に発表した統計によると、2017年、中国の国内総生産(GDP)の実額は82兆7122億元(約1406兆円)で、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年比6.9%増と、16年を0.2ポイント上回った。中国の成長率が前年から加速するのは、2011年以来6年ぶり。時期別に見ると、第1四半期(1−3月)と第2四半期(4−6月)のGDPは前年比6.9%増、第3四半期(7−9月)と第4四半期(10−12月)は同比6.8%増だった。人民網が伝えた。
需要を見ると、17年通年で、中国全国の固定資産投資が前年比7.2%増で、成長ペースは0.9ポイント鈍化した。社会消費品小売売上高は前年比10.2%増で、成長ペースは0.2ポイント鈍化した。輸出入総額は前年比14.2%増で、2年連続で減少していた局面を脱した。
生産を見ると、食料生産が引き続き好調で、牧畜業も安定した成長を見せた。17年通年で、中国全国の一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)の付加価値は前年比で実質6.6%増、成長ペースは0.6ポイント加速した。中国全国のサービス業の生産指数は前年比8.2%増で、成長ペースは0.1ポイント加速した。
また、構造改革のために目指す三去(生産過剰・生産コスト過剰・不動産在庫過剰の改善)、一降(金融システムの安定化)、一補(競争力の強化や成長分野の拡大)が確実に実施され、中国全国の工業生産能力利用率がここ5年で最高だった。革新的な発展が勢いよく続いており、新エネルギーが継続して急成長を見せている。
その他、統計によると、17年末、中国本土の総人口は13億9008万人で、前年比で737万人増加した。年齢構成を見ると、16−59歳の生産年齢人口は9億199万人で、全体の64.9%を占めた。60歳以上の高齢者人口は2億4090万人と、全体の17.3%を占めた。都市部と農村部の構造を見ると、都市部の常住人口は8億1347万人と、前年比2049万人増で、全体に占める割合(都市化率)は58.52%と、前年を1.17ポイント上回った。
■質の高い発展が効果的、かつ確実に推進
中国中央テレビ(CCTV)の特約評論家・楊禹氏は、「現在、総量という観点を超えて中国経済を観察するようになっている。総量が拡大しているかということのほか、質の高い発展が効果的、かつ確実に推進されているかがより重視されている」と述べている。
例えば、都市部・農村部の住民の収入が過去1年の間に実質7.3%増加した。つまり、ここ数年連続で、住民の収入増加が全体的な経済成長と基本的に足並みを揃えているということだ。
都市部の住民の収入は昨年6.5%増で、農村部の住民の収入は7.3%増と、7年連続で農村の住民の収入の増加ペースが都市部を上回った。つまり、都市部と農村部の住民の収入の差が一層縮まっていることを示している。中国が、発展する上でバランスが取れていないという課題の解決に取り組んでいることの成果が表れている。
中国は経済のモデル転換と高度化に取り組んでおり、そのカギを握るのがイノベーションと改革だ。
これは中国がここ数年、供給側の構造改革を徹底して推進する中で、その取り組みの多くが自然と国民経済の運行を示すデータに表れているということだ。例えば、昨年、中国全国の工業の付加価値は6.6%増で、うちハイテク産業、装置製造業、工業分野の戦略性新興産業などの付加価値が、6.6%より、それぞれ4−6ポイント上回った。これはイノベーションがもたらす変化で、供給側の構造性改革が推進されていることが、新エネルギーという分野の経済統計で表れている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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