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住宅ローンを借りた銀行が破綻したら…どうなる? 過去にはこんな事例も
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180116-00000065-sasahi-bus_all
AERA 2018年1月22日号より抜粋
住宅ローンを借りた銀行が破綻したら…(AERA 2017年1月22日号より)
銀行のサービスというと横並びの印象があるが、よく探せば「お得」なサービスもある。知っておきたい銀行知識を紹介する。
二つの面で注目を集める地方銀行がある。一つは、これまでになかった斬新なサービスを積極的に導入。大垣共立銀行などは、キャッシュカードや通帳がなくても、手のひら認証だけでATMから入出金できる。
もう一つは、全国どこからでもインターネット上で口座開設やローン申し込みを可能にするなど、ネット銀行と同じような数多くの独自サービスの展開。スルガ銀行などの店舗型銀行が設けた、「インターネット支店」などと名づけられたサイトも要チェックだ。
それでもまだ大手でないことを不安視する理由の一つは、その銀行が破綻することだろう。
その場合、普通預金や定期預金などは1人あたり元本1千万円とその利息が預金保険制度によって保護される。複数の支店に預金を分散していても、同じ銀行である場合は合算して1千万円までの保護となる。それを超えている部分は、破綻銀行の財産状況によって、一部または全部が戻ってこない可能性がある。1千万円超の預金がある場合は、複数の銀行に分散しておけば安心だ。
さらに、住宅ローンを借りた銀行が破綻した場合を考えると、心配になるかもしれない。
これは、他の銀行が同条件で引き継ぐのが通常だ。というのも、個人の住宅ローンは意図的に踏み倒そうとする人が比較的少ないので、銀行にとっては優良債権であり、引き継がれやすい。
02年にシティバンク銀行が一部を除いて住宅ローン事業から撤退した際には、金利などの条件変更なしにUFJ銀行(現三菱東京UFJ銀行)が引き継いだ。当時のシティバンク銀行は、毎月指定した金額を上回る口座残高があった場合に、超過分を自動的に繰り上げ返済に充当する独自のサービスを行っていた。それでもUFJ銀行は、自行では提供していないサービスも含めて引き継いだ。
これは銀行が破綻したケースではないが、住宅ローンの返済中でも銀行の破綻をそれほど心配する必要はないということだ。もちろん、銀行が代わる手続きなどの手間はかかるだろうが、いきなり一括返済を迫られる可能性はほぼないと言える。
銀行では今日も、大手や中小の区別なく多種多様なキャンペーンを行っている。退職金の振り込みがあることから、リタイア前後の人をターゲットとすることが多い。例えば、公的年金の受取口座を設定したら預金金利が上がるとか、定期預金と投資信託や外貨預金をセットで申し込むと、やはり金利が上がるなどといったものである。
これらのサービスは、その後確実にあれこれとセールスを受ける運命が待っている。その覚悟が必要である。目先の有利さにつられて利用すると、後で大変なことになりかねない。注意が必要だ。(ファイナンシャルプランナー・菱田雅生)
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