http://www.asyura2.com/17/hasan124/msg/860.html
Tweet |
ある外資証券マンが陥った「高収入が不幸を呼ぶメカニズム」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171214-00000002-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 12/14(木) 16:00配信
一度知った贅沢の味は忘れられない?
「世の中カネがすべて」とは言わないが、収入が高ければ人生の満足度も上がるはず。ところが、収入が上がってしまったばかりに人生の幸福度が下がっただけでなく、友人さえも失いつつあるという男性がFさん(40代)だ。
Fさんは都内の超一流大学を卒業後、金融機関をいくつか渡り歩き、現在は外資系の証券会社で働いている。30代を待たずに年収が軽く1000万円を超えたFさんは、かなり派手な生活を送ってきたという。Fさんの友人が、近くで見てきた彼の生活を振り返る。
「Fは、20代〜30代にかけてとにかく仕事が楽しかったようで、ほとんど休みを取らずに働いていました。ピーク時の収入は、手取りで月100万円以上あったようですが、土日も仕事なので、使うのは基本的に金曜日の夜だけ。金曜日は仕事が終わると友達や後輩を呼び出し、居酒屋→キャバクラというコースをたどるのがお決まりで、一晩に10万円ぐらいは平気で使っていました。Fはほとんど乗る機会がない外車を買い、投資用のマンションも買いました」
同級生や後輩と飲む際は、Fさんが店を指定し、ほとんどFさんがお金を払っていたのだとか。しかし、そんな生活もやがて終わりを迎える。会社が望むような結果を出せなくなったFさんの収入はピーク時の3分の1程度にまで減り、同時に仕事も減った。収入が減ったと言っても世間的に見れば相当なものだが、一度知ってしまった贅沢の味を忘れるのは難しいようだ。再びFさんの友人が語る。
「仕事がヒマになって時間ができたFは、ほぼ毎晩飲みに行くようになりました。しかし、収入が3分の1程度に減り、なおかつ飲む回数が5倍(金曜のみ→月〜金の5回)になったわけですから、1回に使える額は一気に15分の1になった。この落差がFにはキツいようです……。
Fからはしょっちゅう誘いが入るのですが、飲みに行くのは当然、庶民的なお店です。しかしFは、酔うと『オレもこんな店で飲むようになるなんて……』といったことを連呼するので、友人は辟易としてどんどんと敬遠するようになっています」
この友人は、かつてFさんから散々おごってもらった手前、誘いには可能な限り応じるようにしているそうだが、Fさんも自分の間違いには薄々気付いているようで、最近こんなことを言っていたそうだ。
「Fは仕事が順調だった時に、『(金を)使わないと稼いだ気がしない』『(金を)使わないと働く気が起きない』と言っていました。当時は『オレもそんなことを言ってみたい』と思っていましたが、Fが先日ボソッと、『あの頃(一番稼いでいた頃)は、金を使うことが目的になってたんだよな……』と、呟いていて、掛ける言葉がありませんでした……」(同前)
ピーク時のFさんは、必ずしも無駄遣いばかりしていたわけではないようだが、その後の経過を知ると、適切ではなかったよう。かつてはワインのウンチクをひけらかして、周囲に煙たがられていたが、最近はもっぱら「焼酎お湯割り、梅干し入り」を愛飲しているそうだ。がんばれ!
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民124掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民124掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。