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小・中・高の公立・私立比較(学校にかかるお金+習いごと費)
我が子を私立に入れるにはいくらかかる? 小学校受験から高校卒業までにかかるお金をプロが解説〈dot.〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171102-00000064-sasahi-life
AERA dot. 11/4(土) 7:00配信
首都圏では私立小学校の受験シーズンが本番を迎えている。子どもの教育には、できる限りのことをしたいと思うのが親心。小学校から私立に入れたいと考える親も多いと思うが、気になるのが「お金」の話。小学校から私立に通うと、どのくらいの資金が必要なのか?
受験準備にかかる費用は? 自身も私立中学に通う子どもを持つ、ファイナンシャルプランナーの鈴木さや子さんが「英語に強くなる小学校選び 2018」(朝日新聞出版)で教えてくれた。
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私立に通わせるのにどれだけの費用が必要になるかは、小中高のどのタイミングで私立の学校に入学するかによっても大きな差が出る。
文部科学省の「子供の学習費調査」(2014年度)によると、小学校から高校卒業までの12年間にかかる学習費の総額は、すべて公立に通った場合は約460万円。一方、すべて私立に通った場合は約1621万円と、公立の小中高に通った場合の約3.5倍もの費用がかかる計算になる。
私立の学費は学校によって異なり、もっと費用がかかる場合も当然ある。鈴木さや子さんは、私立小を検討する時点で長期的な視野と計画が必要と指摘する。
「小学校から私立を選ぶと、その後の中、高、大学も私立に進む傾向が強い。私立小に入ったら、大学卒業まで“私立コース”を進むかもしれません。もちろん、国立大学を目指して私立の小中高を選ぶケースも多いのですが、必ず国立大学に合格するとは限りません。家計のリスク管理として、大学も私立の可能性があることを想定しましょう」
私立小を目指す場合、さらに小学校受験のための費用も必要となる。その費用の総額はケースバイケースで、数十万円から数百万円の幅があるという。
「私立小の受験準備は、入学の1年半前から始めるのが一般的とされます。その間は受験用の幼児教室に通い、定期的に模擬試験などを受けます。どれだけの費用をかけるかは、その家庭によります。小学校受験の専門サイト『お受験じょうほう』によると、概して100万〜200万円程度かかるケースが多いようです」
受験する小学校の難易度や傾向によっては、面接対策の特別講習、体操教室など、追加の費用がかかる場合もあるという。実際に小学校受験に親子で臨んだ男性会社員は、「合格のためにとお金をかけていると、キリがない」と打ち明ける。また、併願する場合は、受験料もそのぶん多く必要となる。
■習いごとにかける費用は私立小のほうが高い傾向
ちなみに、前出の文科省調査によると、「小学校は公立、中高は私立」にした場合の費用総額は約892万円。すべて私立に通った場合よりも、費用は大幅に抑えられる。こうした背景もあり、公立小から中学受験で私立に進むコースを選ぶ保護者も多いが、中学受験にも準備費用がかかる。
鈴木さんは「受験用の塾などにかかる費用は小学校受験と同様、志望校や家庭によって異なりますが、一般的に、小学4年から合格まで200万〜300万円程度はかかると思われます」と説明する。
では、小中高一貫の私立小に入ったら塾には通わないかというと、実は私立小に通うほうが習いごとにかける費用が高い傾向にある。文科省の調査(14年度)によると、公立の小学生の学校外活動費(塾を含めた習いごと)が平均年額21万9304円であるのに対し、私立の小学生の場合は同60万4061円と公立より3倍近く高い。小学校6年間の学費と塾など習いごとにかかる費用の総額は、私立と公立で約729万円もの差が開く。
「私立小に入学した後も学力を伸ばすために、塾にも熱心に通います。難関大を目指す場合もありますし、私立の一貫校には中学受験で入学してくる生徒もいますから、彼らの学力に負けないようにという思いもあるようです」(文・上田千春)
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