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お金のプロが力説「絶対に銀行を信じるな」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171022-00007205-besttimes-life
BEST TIMES 10/22(日) 18:00配信
東大卒、外資系証券や保険など金融12社を渡り歩いたお金のプロである山崎元さんは、ベストセラー『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(文響社)
をはじめ、これまでの著作の中で一貫して「銀行を信じるな」と説いています。その理由とは?
言い訳は通用しない! 銀行員は最強のセールスマン
銀行を信じてはいけない──その最大の理由は、銀行員には私たちのお金の相当部分が見えているからです。
私自身の話をさせてください。先日、登録していた通帳のハンコを変更するために銀行に行きました。すると、窓口のお姉さんが「山崎さん、けっこう普通預金をお持ちですね。今、設定来の利回りが安定していて、年の利回りが4%ぐらいの投資信託があるのですが、ご紹介させていただいてよろしいですか」と優しく丁寧な口調で言うわけです。
それは一時期人気のあったブラジルレアルを使った通貨選択型の投資信託でした。私は一通り説明を聞いたうえで、こう返事をしました。
「僕はそこに投資したいわけじゃないし、ブラジルレアルは単独で株価指数と同じぐらい変動するものでしょ? 何より年間で1.5%超える運用管理手数料がかかるようなものは、運用商品としてはまったくダメですよ」
しかし、窓口のお姉さんは顔色ひとつ変えず、こう返してきたのです。
「今ひとつな理由がよくわかりました。ありがとうございます。でしたら、外貨建ての保険でもっと安全なものもございますが…」
最初は投資信託、それがダメなら保険。「そのへんの証券マンよりも営業上手だなあ」と思いましたね(笑)。
銀行は預金口座のお金の動きを見る事で預金残高の他にも、カードの利用状況、さらにこの引き落としは駐車場代だから車を持っている、家賃はこれぐらいだから一人暮らしだとか、私たちの生活スタイルに至るまで把握できてしまうわけです。
そのうえで商品をすすめてくるのですから、「今、お金がなくて」などという言い訳は通用しません。銀行員というのは“最強のセールスマン”なのです。
抜け目のない銀行には「言葉を交わさない」ことで対抗せよ
そうはいっても、銀行を一切利用しないというのは無理があります。決済の口座として使うのであれば問題ありません。ただ、お金を運用する場所では決してないということです。
銀行は今、日銀の低金利政策によって融資や有価証券運用の金利以外で稼がなくてはいけない状態です。金利以外とは、具体的には「投資信託の販売」「外国為替」「送金」の手数料、さらに窓口で販売している「保険の手数料」も有力です。
お金持ちには投資させて手数料をもらい、低所得者には借金をさせて金利をもらう。それが銀行の個人客に対するビジネスモデルです。『半沢直樹』に出てくるような法人向融資で儲けるといったことは今の銀行でなかなか難しい。
そんな抜け目のない銀行で損しないためには、なるべく銀行員と「言葉を交わさない」ようにすることがポイントとなります。
銀行を利用する際は窓口ではなく、できるだけATM及びインターネットバンキングを使ってください。そして、銀行がすすめる通りに行動しないこと。「銀行だから」と安心せず、警戒心を持って利用すべきです。絶対に銀行を信じてはいけません。
構成:片岡あけの/清談社
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