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キルクーク油田をめぐり、実効支配しているクルド勢力に対してイラク軍が圧力を強めています。
南スーダンは独立した途端に、以前に比べてもひどい戦争状態になり、一般市民の国外脱出があいつきました。
今後、ISが姿を消し、クルド対アラブの対立が中東紛争の中心になる可能性があります。
ISとクルド勢力との違いは、クルド勢力が明確に地域性を持っている点です。つまり、北アフリカにはクルド勢力は存在していない。
リビアの化石燃料資源の横取りをしているアメリカ軍産複合体と西欧資本にとって、ISは北アフリカにも存在するため、ある意味都合が悪いのです。リビアの油田が線状になれば、困るからです。
クルド勢力を今後のアラブ世界の紛争の中心に据えるための工作がロシアによるウクライナ東部の占拠であり、トルコの独裁政権化でした。
最も警戒するべきは、シーア派とスンニ派の対立にクルド勢力が絡むことです。つまり、一方の敵は味方であるという論理で、クルド勢力と対立する政権の宗派と対立する宗派の国がクルド勢力と組んでしまうことです。
最もいいのは、緩やかな連邦制で時間をかけてクルドの人たちが独立することですが、現状ではイラク政府もクルド勢力の方たちも余裕を失っているのかも知れません。
りい
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