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航続距離を伸ばして登場した電気自動車の新型日産リーフ
EV社会の到来で銅の価格が上昇! 10円玉が10円以上の価値になる可能性も
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171002-00010001-wcartop-bus_all
WEB CARTOP 10/2(月) 11:20配信
■プラグインハイブリッドやレンジエクステンダーも繋ぎでしかない
ヨーロッパでは脱エンジンの方向性が明確になってきています。それに追従するように世界最大の自動車市場である中国でもEV化の方向性を打ち出しましたが、それはレアアースの資源を大量に保有し、バッテリー市場をリードしつつある中国の政策としての意味合いが大きそうです。どちらにしても2030年あたりには、もうエンジンを搭載したクルマの販売はとても限られたものになるかもしれません。同時に進行中の自動運転を含めて、クルマは道路を走る電車、みたいなものに成り代わろうとしています。
つまりこれからのパワートレインは、現実的にはモーターしか残されていないのです。プラグインハイブリッドはおろか、レンジエクステンダーだって基本的にはNGです。そこに電力を供給するのは、やはりバッテリーが有力です。バッテリーにはまだまだ新しい可能性が残されているので、現在のようなリチウムイオンバッテリーなのかどうか、わかりません。
巨大な水素タンクを搭載する燃料電池は、エンジンを積む現在のクルマの構造には親和性がありますが、レイアウトフリーな電気自動車には応用できない構造です。発電所はクルマの中に積むより、地面に固定しておいたほうがいいと、個人的に思います。
ただし全世界のクルマをモーターへと転換していくには、銅資源の問題があります。銅もまたレアアースのひとつなのですが、古くから採取されてきたこと、多くの銅が世界中に出まわっていることなど、人類に親しまれている金属のひとつです。
しかし資源には限りがあります。モーターの中のコイルに使用される銅は、現状では代替材料もありません。救いは銅の再生がまったく性能低下なく、単純に可能になることです。あらゆる製品の中の銅物質を溶かして抽出すれば、素材の銅に戻るのです。ちなみに10円硬貨には4.275gもの銅が含まれていますが、これは現在のレートでいえば3.25円です。もし銅の価格が現在の3倍を超えると、10円硬貨は10円以上の価値を持つことになります。
少しSFチックなハナシをすれば、当然未来には反重力装置を使うことになるはずです。シンプルにいえば重力をキャンセルする装置によって、重量をマイナスにすることが可能になり、昔から未来を予想するイラストに出てきた空飛ぶ自動車ができあがるはずです。それはUFOと同じような動きをするはず。あんなに激しい動きだと乗っている人間が耐えられない、ということはありません。乗員も重量がゼロならGもゼロだから、フワフワ浮いているような感覚になるだけでしょう、きっと。
岡村神弥
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