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(India's High-Speed Railway Dream Set to Witness Stiff China-Japan Rivalry: Suptnik International)
https://sputniknews.com/asia/201709151057417731-india-railway-high-speed-rivalry/
夢のインド高速鉄道に中国と日本の激しい競合を見る
© AP Photo/ Alexander F. Yuan
アジア・太平洋
2017年9月15日13:27(更新 2017年9月15日15:14)
ASEAN地域などでの中国と日本の競争は相当厳しくなっており、インドでは弾丸列車事業における他の局面で競争が激化するだろうというのが、専門家たちの意見だ。
ニューデリー(Sputnik) ―インド初の弾丸列車の礎石は安倍晋三・日本首相がアーメダバードに据えたが、中国はそれでもなお地域の結合を改善するための鉄道分野におけるインドとの協力への強い関心を繰り返し表明している。
中国外務省報道官はインド初の弾丸列車事業について発言し、日本が事業を獲得したことに中国は落胆しておらず、インド鉄道網の拡大と速度改善のための協力を進める責務を今後も果たすと述べた。
「中国は喜んで地域の国々で高速鉄道などのインフラを見たいと考えている。私たちには地域開発のためにインドや地域の他国との協力を進める用意が整っている。鉄道分野での協力はインドと中国の実質的な協力活動の一部だ。この点で私たちは重要な意見の一致に達している」と、中国外務省の耿爽 [Geng Shuang] 報道官は北京での定例記者会見で述べたとPTI通信社が伝えた。
© Sputnik/ Igor Ageyenko
BRICS加盟諸国がユーラシア高速鉄道に関心を表明する
中国は国内の大部分の都市を結ぶ世界最長の高速鉄道網を持つことから鉄道インフラの世界的なリーダーと見なされている。この鉄道網により中国国内の移動時間はこの20年で大幅に短縮された。近年、同国は他国に自国の高速鉄道技術を売り込むために積極的な働き掛けを行っており、インドもこれに含まれる。中国は最初の交渉でニューデリー−チェンナイ間の高速鉄道回廊の実現可能性調査の提案を受け、これを行った。しかし、この構想が契約へと結実することはなかった。
それでも、重量物運搬についてインドの鉄道技術者が中国で研修を行うなど、インドと中国は数々の協力の取り決めに取り組んでいる。中国はインドの一部の鉄道駅を改修する契約を獲得した。また、両国は共同で鉄道大学を立ち上げつつある。
インドは中国を含めた全ての国からの技術・投資・連携に頼るべきだと、専門家たちは考えている。
「非同盟という私たちの確立された外交政策は、私たちが他国の戦略に絡め取られてその道具になるのでなく、私たちが欲することを達成するために私たち自身のための戦略を生み出すことを求めている。そのため実際面では、小さな1つの党派に属する国々でなく全ての国を資金の調達源とすることが必要だ。私たちの巨大インフラや他の事業のために私たちが行うことの出来る最善の取引についての唯一の方法は、全ての国に競争させることだ。要するに、インドは米国や日本だけに資金を任せることは出来ない。私たちは中国・欧州・中東にも開かれていなければならない」と、O.P. Jindal大学准教授で『インド外交の成立:欧州中心主義批判』[The Making of Indian Diplomacy: a critique of Eurocentrism]の著者Deep Kisor Datta-Ray氏はスプートニクに語った。
日本の視点から見れば、アーメダバード−ムンバイ間の弾丸列車事業は中国に対する大きな勝利だ。日本は中国をアジアの他国での高速鉄道網における商業契約の戦略的な競合者と見定めている。
実際、日本企業各社はシーメンス・ボンバルディア・アルストムや最近では中国中車と世界的な市場で競合している。BCCリサーチの予測ではこの市場は2019年までに約1,330億ドル相当の規模となる。
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タグ 高速鉄道, 競合, 中国, 日本, インド
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