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好調な売り場を再びリニューアルする計画の阪急うめだ本店
百貨店はどこも同じ? 各店が見据える「百貨店の新たな価値」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170903-00000001-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 9/3(日) 10:00配信
全館を建て替えた2012年11月のグランドオープン以来、躍進が続く阪急うめだ本店(大阪)。「劇場型百貨店」というコンセプトを掲げ、世界最先端のファッションや国内外の生活文化ライフスタイルを体験できる「祝祭広場」などを設置して、モノを売るだけではなく、目に見えない文化的価値の提供を強化した。
特に注目は婦人服売り場だ。年齢にとらわれず嗜好性を重視した売り場づくりを目指し、売り場全体を巨大なセレクトショップへと変貌させる大改装を敢行。アパレル不況の逆風の中でも、2017年4〜6月期には、3階の婦人服売り場の売上高は前年同期比約20%増という結果を叩き出した。
だが、『1秒でわかる!小売業界ハンドブック』(東洋経済新報社)の著者で、「商人舎」代表取締役の結城義晴氏はこんな警鐘を鳴らす。
「お客は百貨店なんてどこも同じだと見抜いている。そんななか、阪急うめだ本店は従来とは違う視点の売り場づくりをして売り上げを上げた。今後は勢いのある阪急うめだ本店のマネをする百貨店も出てくるでしょう。その時にまた阪急は一歩前に出ていないと再び取り残されてしまいます」
結城氏は「新たなカタチの百貨店」として『ギンザ シックス』をあげる。
「ギンザ シックスは『コト』を中心に展開している。例えば、食品売り場やレストラン、カフェが他の百貨店に比べて圧倒的に多い。この食べるという行為はモノを食べるだけでなく、その雰囲気を味わうというコトを販売している。また、能楽堂を作ったり、屋上庭園を作ったり、形のないサービス…つまり無形財(コト)と、それに必要な有形財(モノ)を提供している。
これは阪急うめだ本店も実施している手法です。このようにライバルたちも百貨店の新たな価値を生み出そうと血眼になっているのです」(結城氏)
だが、阪急うめだ本店もライバルたちに負けないよう、日々進化を続けている。婦人服売り場の復活を支えた、阪急阪神百貨店第1店舗グループ第一婦人服商品統括部長の佃尚明氏がこう力を込める。
「弊社にしかない強みを1つだけでなく、複数持つことを目指しています。3月には6階の婦人服売り場に渡辺直美さんを特命バイヤーにした、“ぽっちゃり”体型のかたをターゲットとした売り場をオープンしました。
現在好調だとしても、半年先にはお客様のニーズとずれてくる部分も必ずあるはずです。そのため、4階をもう一度リニューアルする計画があります。それは、今まで捉えきれていなかったお客様をターゲットとした売り場になる予定です」
撮影/深澤慎平
※女性セブン2017年9月14日号
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