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マツダ、逆張りの「エンジン」強化 EV時代の自動車業界 独自戦略の勝算は?(産経新聞)
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/430.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 8 月 31 日 10:09:55: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

          マツダの次世代技術の導入計画(写真:産経新聞)


マツダ、逆張りの「エンジン」強化 EV時代の自動車業界 独自戦略の勝算は?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170830-00000501-san-bus_all
産経新聞 8/30(水) 10:00配信


 マツダが、環境に優しいエンジン技術に磨きをかけている。英仏政府が2040年にガソリン・ディーゼル車の販売禁止方針を打ち出すなど逆風にあるが、当面は大多数を占めるエンジンの燃費改善が環境負荷の低減に最も有効とみているためだ。マツダは資本提携で合意したトヨタ自動車と電気自動車(EV)の共同開発を進めるが、エンジン開発は競争領域と位置づけ性能の高さを競い合う。

 「内燃機関(エンジン)で理想を徹底的に追求し、世界一を目指す」

 マツダの小飼雅道社長は燃費性能を現行モデルよりも最大30%程度高めた次世代エンジンを発表した8月8日の記者会見で、こう力強く宣言した。マツダが2019年に投入する次世代エンジンは「スカイアクティブ・エックス」と名付けた。濃度が薄いガソリンでも燃やすことができる世界初の技術を採用し、燃費を改善。加速性能も高めた。

 マツダの小飼社長は8月4日にトヨタとの資本提携合意を発表したが、現時点でトヨタに次世代エンジンを供給する考えはないと説明した。エンジンは各社の技術力が試される心臓部であり、自動車メーカーが最優先に取り組む一丁目一番地。エンジンはガソリン車中心に新興国で需要が強いうえ、ハイブリッド車(HV)にも、家庭で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)にも搭載される。エンジンの重要性は変わらない見通しで、マツダとトヨタが出遅れたEVのように協調領域ではなく、競争領域というわけだ。

 マツダが、燃費と加速性能の高さを両立させた次世代エンジンの開発にこぎつけたのは、独自の燃費向上技術「スカイアクティブ」を武器に「理想の燃焼に近づける取り組みを徹底的に進めてきた」(藤原清志専務執行役員)からだ。とりわけマツダはディーゼル車の窒素酸化物(NOx)の排出抑制技術で他社をリードしており、既存のスカイアクティブの燃焼改善にも並行的に取り組むという。

 英仏に加え、中国やインド、米国を中心にEV化の流れが広がり、エンジンに対する風当たりは強まりつつある。その中でもエンジン強化の姿勢を打ち出したのは、35年時点でも世界の新車販売に占めるEV割合は約1割にとどまり、HV、PHVを含め8割以上にエンジンが使われるという国際エネルギー機関(IEA)の予測が現実的だとみているからだ。電気自動車は二酸化炭素(CO2)の排出量は走行時にゼロでも、発電段階で石炭や石油を使用すれば全体ではエンジン車より多いとの試算があるうえ、充電器の整備など普及に向けた課題も多い。それよりもエンジンの燃費を3割改善させればその分、排ガスは減る。電動化技術と組み合わせれば各国で異なる環境規制などに応じた車両開発にもつなげられるとみているわけだ。

 それだけにマツダにとって、最大の競争力の源泉となるのは独自のエンジン技術との位置づけは不変で、資本提携するからといってマツダの技術をトヨタに供与するつもりは毛頭ない。

 「協力し、競争しあう」

 トヨタの豊田章男社長は4日のマツダとの資本提携合意会見でこう述べた。EVや米国での共同工場の立ち上げでは協力するが、デザインやエンジン開発は互いに切磋琢磨(せっさたくま)する分野との認識を示したものだ。

 会社の規模でマツダはトヨタの10分の1程度に過ぎないが、豊田氏をして「わたしたちの目指す『もっといいクルマ作り』を実践している会社」と、開発力で高い評価を受けるマツダ。提携を通じて資金力が必要になるEVでは豊富なキャッシュを持つトヨタの力を借りながら遅れを挽回しつつ、得意のエンジンではさらに技術に磨きをかけ、独自性を追求するという“したたか戦略”で、自動車業界の変革期を乗り切る。(経済本部 今井裕治)


 

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コメント
 
1. 2017年8月31日 11:18:08 : sXxBFDoOwQ : sOECURrn4oo[271]
あと10年もすれば、CO2による温暖化などという虚偽は崩れ去って、ハイガスのクリーンでエネルギー効率の良い技術を発展させたガソリンエンジンが優位にたつであろう。優れたエンジン技術の開発努力は、持続すべきだ。

2. 佐助[4733] jbKPlQ 2017年8月31日 11:40:10 : FzZWrKYiSU : _me5YTx1i94[126]
こんなことあおるのは,原発に拘る産経・読売の根性がバレバレ
ハイブリッドは,電気化による改造ブームが発生し,その姿を消す。

しかも世の中は,もう二十年もすれば浦島太郎

家庭も工場も乗り物も、電子電池電源で動く時代になるので、都市も農業も漁業も本当にかわり、人類は次期産業革命を謳歌することになる。原発も化石も電気もその姿を消す。

そして建設機械に確かに効果があるが,電気自動車が,ハイブリッドに改造ブームを引き起こし,敗北から,その姿を消す。このスケジュールをみてもよくわかる。改造ミニ改造で敗北する。ハイブリッドは日本だけの一時的な流行語。

そして日本の大企業の消失を体現し,各産業のトップ企業を入れ替え、次の時代をリードする企業を誕生させ急成長させます。

そしてクレイズ(気が狂ったの意味)とファド(消えるの意味)によって,巨大な産業が出現する,IBM+GM+マイクロソフトを加えたより巨大な企業が自動車だけでなく出現する。

産経・読売は,原発動力に拘り,エンジンレス化の産業革命に乗り遅れ,大企業の消失に協力するがよい。

ハイブリッドは,本物の長期ブームは、三年間もかけて市場を拡大して認識されるのに対し、ニセ物のファドは、最初の年をピークに突然登場するため、記憶に残る。クレイズとファド現象の出来事史になることが避けられない。


3. 2017年8月31日 12:01:41 : 3E5d2h6VWQ : eHnFFADRH3Q[6]
01氏に全く同意する。
温暖化は間違いなく進行しているが自然現象だ。その原因がCО2だなんて嘘っぱちだ。

4. 2017年8月31日 16:00:31 : M624UWUzPU : jevXez2M@iY[55]
今更捨てられないということだろう。パワーユニットのエンジンを捨てたらアセットは何もない。これからはむしろ光岡の方が有利だ。

5. 2017年8月31日 22:21:34 : nCB5BtahRA : nmmh8zhEt1E[307]
マツダの決断は正しいですね。自動車産業の発展は、東南アジアなど新興国に中心が写りつつあるが、その東南アジアでは電気自動車など相手にされない。ガソリンエンジンじゃないと、暑い東南アジアでは冷房が効かないからダメなのです。

ベトナムの首都ハノイは、本日の最高気温33℃だ。夜でもなかなか下がらない。今の時点で32℃もある。中華民国台湾の首都台北も、最高気温33℃。今の時点でも29℃ある。自動車には、強力な冷房が必要です。

当方の三菱アイ・ミーブは冷房つきだが、つけたらガクッと走行距離が減る。減らしたくないから、ガマン大会になります。東南アジアでは、初めて自動車を持つ人たちも多い。自動車を初めて手に入れる新興国のサラリーマンは、舞い上がっています。彼らがガマン大会なんてしますか。

●東南アジアは、電力インフラがまだまだ。停電したりします。そんな貴重な電力を、自動車に回せますか。その前に家庭の冷蔵庫でしょう。

[Test Drive] Mazda 3 : ทดสอบขับ มาสด้า3
https://www.youtube.com/watch?v=JwN-KvfLZ1g
●タイでも人気の、マツダ3です。強力な2リッターエンジンを搭載。

Isuzu D Max - 2018
https://www.youtube.com/watch?v=E24BtCsFCaI
●名門いすゞ自動車がタイで製造するUTE、ディーマックスです。この手のピックアップトラックが人気の市場は、電気自動車なんて相手にしていません。未舗装路が大半の国々では、強力な走破力が必要。それを実現できるのは、内燃機関だけです。

Toyota Hilux Revo 4x4 Thailand Video Walk through at Mark Motors Thailand
https://www.youtube.com/watch?v=mBNHXVRlT8U
●新興国ではトヨタと言えば、この手の車種。SUVやUTEで世界有数の競争力を持つトヨタ。電気に手を出さなかったのも、分かる気がします。


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