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9月末とウワサされる、アメリカ経済破綻の「ダブルXデー」 政府機関の閉鎖、そして債務不履行へ(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/405.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 8 月 29 日 09:43:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


9月末とウワサされる、アメリカ経済破綻の「ダブルXデー」 政府機関の閉鎖、そして債務不履行へ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52714
2017.08.29 町田 徹 経済ジャーナリスト 現代ビジネス


世界最大の経済大国アメリカで、予算不足に伴う政府機関の閉鎖(シャットダウン)や国債のデフォルト(債務不履行)といった経済的な大混乱が起きるリスクが急浮上してきた。

議会共和党の執行部がトランプ大統領に対する党内の不満を抑え切れず、混乱の回避に必要な2つの法案を可決できない恐れが強まっているからだ。

仮に、こうした混乱が現実になれば、影響は米国内にとどまらない。6月末時点で、米国債を、中国が1兆1465億ドル、日本が1兆908億ドル(120兆5445億円)それぞれ保有しており、元利払いを受けられなければ、両国は資金繰りで大きな影響を受けるだろう。

トランプ政権は、大統領選の正当性が疑われているロシアゲート問題に続き、トランプ大統領自身の人種差別的な言動に伴う米世論の批判の高まりから政治的な窮地に立ち、支持率の低下や経済界の離反に苦しんでいる。

加えて、新たに経済面で大きな混乱を招けば、政権発足から1年と経たない段階で、その存立基盤が大きく揺らぐことになるだろう。

■第一の危機は「政府機関の閉鎖」

政府機関のシャットダウン回避のタイムリミットは、現会計年度の末日である9月末。それまでに、新たな予算の立法措置を講じられなければ、シャットダウンが現実の問題となる。

米国では、オバマ政権下の2013年10月、暫定予算を9月末までに成立させられず、ほぼ18年ぶりの連邦政府機関の一部閉鎖が起こった。

当時の状況をまとめた行政管理予算局(OMB)のリポートによると、全米各地の国立公園やワシントンの博物館群が閉鎖され、観光業を中心に大きな影響が出た。また、食品安全性検査の遅滞、輸出入ライセンスの発給停止、個人・中小企業向け融資の停滞、40億ドルにのぼる税還付処理の遅れ、約85万人の職員の自宅待機と給与遅配などが生じ、消費と経済に類のない悪影響を及ぼした。

当時のOMB局長はレポートの発表に際し、「政府シャットダウンによる影響・コストは深刻で幅広い分野に及んでおり、自らの手で自国に傷を負わせるような事態は二度と起こしてはならない」とコメントしたほど、事態は深刻だった。

ところが、現在の最高責任者であるトランプ大統領は、まったく事の重大さを理解しているフシがない。8月22日の集会では、メキシコとの国境に壁を建設するという大統領選時の公約実現を、政府機関の閉鎖回避よりも重要視する姿勢を示し、多くの米国民を戸惑わせている。

■第二の危機は「米国債のデフォルト」

より深刻な問題であるデフォルト回避のタイムリミットは、ギリギリで9月中、下旬だ。

米国では、連邦政府の債務上限(約19兆8000億ドル、約2160兆円)が法律で決められているが、今年3月にこの水準に到達。ここ数カ月、米財務省は借り換えによってなんとか資金繰りを続けてきたが、それも限界に来ている。

シンクタンクの超党派政策センター(BPC)は、早くから「10月2日にも政府の支払いが滞る」と警告していた。このデフォルト回避のためには、議会が9月中、下旬までに債務の上限を引き上げる法案を可決する必要がある。

実は、こうした債務の上限問題は、これまでも共和・民主の米2大政党の対立が原因で、何度も顕在化しかけたことがある。しかし、米国債のデフォルトが引き起こす世界経済への悪影響は計り知れないため、危機のたびに両党が妥協することで、これまでは何とか回避されてきた。

ところが、今回はこれまで以上に深刻な事態とみられる。というのは、共和党指導部が先のオバマケア廃止法案の成立に失敗したことから、トランプ大統領との対立が激化しているからだ。


 「自由議員連盟」を率いるマーク・メドウズ下院議員 photo by gettyimages

上下両院とも共和党が過半数の議席を占めているものの、共和党内で40人近い議員が属する保守強硬派「自由議員連盟(フリーダム・コーカス)」が、オバマ政権時代に続いて債務上限引き上げ法案に反対する可能性もある。

自由議員連盟が反対した場合、民主党の一部議員を切り崩して支持者を得る必要があり、それはトランプ大統領にとっても、共和党指導部にとっても、ハードルの高い課題とみられている。

債務上限の引き上げ法案の可決・成立は、トランプ大統領のコアな支持層である白人貧困層だけでなく、市場関係者や経済界、富裕層の一部など幅広い層に評価されてきたトランプ大統領の選挙公約(大規模なインフラ投資と大型減税)の実施にも不可欠だ。債務の上限を大幅に引き上げなければ、公約は絵に描いた餅になる。

政権発足から1年持たずに、トランプ政権は早くもレームダック化するのか。世界経済のかく乱要因にもなりかねないだけに、向こう約1カ月は、米政府の来年度予算措置と、債務上限の引き上げをめぐる2つの法案審議の行方から目が離せない。




 

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コメント
 
1. 2017年8月29日 10:39:13 : oqAqDIpdEI : 6Rrk@tnBE9M[3]
誰が大統領やったところで経済破綻を避けることはできない。

先延ばしにするばするほどコントロールできなくなる。ソフトランディングできる
あいだに破綻させたほうがいいと思うんだが、

その場合アメリカが失うのは覇権。世界一を一度味わった者はなかなかそれを忘れる
ことができず、いつもつぎの覇権者からむりやり追い落とされる。

似たような場面はさまざまな分野でも見られるが、こと国に関することとなると
みな欲を捨てられないらしい。


2. 2017年8月29日 10:48:32 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[4119]

またか

くだらん

テクニカル要因による米政府機関の閉鎖や米国債デフォルトなど、全然大したことではない

asyuraのゴミが、米破綻と騒いでいた頃から何度も言っているように

米国の実体経済と軍事はまだ当分は世界ダントツレベルで

いかに愚かなトランプ政権が頑張ったところでw

本格的な衰退がやってくるのは、かなり先のことだ



3. 佐助[4726] jbKPlQ 2017年8月29日 13:59:32 : FzZWrKYiSU : _me5YTx1i94[119]
能天気で愚かな人が多い,信用収縮恐慌は現在進行形です。

第二次世界信用恐慌は、2008年に世界のバブルが炸裂する19年も前に、その前兆として、日本でバブルを破裂させました。その原因は、日本がドルの信用膨張の最大の恩恵を受け、おとぎ話のカエルのお腹のように膨れ上がっていたからです。

1989年に破裂した日本のバブルは、十五年の間に、平均株価を五分の一に暴落させ、地価を十分の一にし、十大銀行を3行に収縮させ、多くの企業を倒産させて、やっと沈静化しました。沈静化させた最大の要因は、輸出の神風です。

今回の世界信用恐慌の発生は、大企業と金持ちだけは救済してパニック発生を避け、貧乏人は自己責任だから救済しないために、世界信用恐慌発生の日付は、1998年から2008年に先送りされたのです。

1998年に、ノーベル経済学賞を授与された二人の学者による世界最大のヘッジファンド「LTCM」が破産しました。引き金はロシアの対外債務のデフォルトで、アジアの新興国の債券が軒並み急落しました。

FRBは迅速でした。LTCMに貸付けていた外国銀行14社に救済資金を投入、公定歩合を三度も下げて、LTCMの投資家に全額返済されました。

このようにして救済され,2008年以降に先送りされたのです。しかし信用恐慌の早期脱出のためのマニフェストの実行が遅れたので,地方銀行の取り付け騒ぎや倒産が避けられなくなる。そして、予告どおり全国の銀行のモラトリアムが世界中で発生する。

もう少しはっきりゆうと
世界信用恐慌の発生は、1989年にバブルが弾けた,1998年に先送りされ,2007〜10年にスタートしたのは第二次世界金融大恐慌である,これはドル一極からユーロ・円三極への移行が根因で発生した。そして,新機軸・多極化で二番底・三番底がある。

そして2000年に始まった,構造改革・規制緩和とアベノミクスによる,1%の富と99%の不幸を構築する,貧乏人には我慢、金持ちには借金棒引きで格差が拡大し耐乏を押しつけた,そのために,世界恐慌の二番底・三番底が2017年以降に先送りされているのです。

この先送りされている世界恐慌を日本の政治・経済の指導者は,ドルが持ち直すたびに認識出来なくなる,そして平時と同じ経済学の間違った対策をしてしまう。。

だから,ドルの暴落が加速すると明日にでも世界恐慌は発生する。決め手はユーロがドルをいつ上回るのか,東南アジアなど後進国が何時,ドルを上回るのか,そのタイミングが一番恐いと言える。


4. 2017年8月29日 21:05:48 : oqAqDIpdEI : 6Rrk@tnBE9M[5]
PPP評価ですでに中国に抜かれている。実体経済で断トツではないね。
そのうえで軍事では確かに断トツ。つまり経済力が落ちているのに軍事で背伸び
している状況。ゴリゴリの軍事国家。

GDPは伸びてるけど実体経済はむしろ縮小しているという不思議な現象。
いったい何を膨らましているのか。

そしておそらくトランプは金もあるし商売で生き残れる。破綻を一番怖がっている
のは誰なんだろうね。


5. 2017年8月30日 20:29:10 : 2FbCg9vijk : ylRMDBXhDG8[483]
トランプに 合わせて仕組む 崩壊を

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