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貯金上手な主婦が教える、「夏休みビンボー」にならない家計術
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170808-00006456-besttimes-life
BEST TIMES 8/8(火) 12:00配信
季節は、暑さまっさかりの夏。
冷房をフル稼働させたり、子ども達が夏休みに突入し、給食もないので、お昼ご飯代がかさんだり、どこにも行かないわけにも行かず、レジャーに足を運ぶことも増える…。気づいたら「夏休みビンボー」になっていた、なんてことはないでしょうか。
私は、「つけるだけで貯まる家計簿の書き方」の書籍(『1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿』)を出版し、全国から家計やお金に関する相談メールをたくさんいただいたり、それに答えたりしているのですが、よくある問い合わせの1つが、このような急な出費にどう備えたらいいかというものです。
◆脱! 夏休みビンボーのコツ
当たり前のことですが、「夏はお金がかかるから仕方がない」の一言で済ませないようにしましょう。
脱! 夏休みビンボーのコツは、たった1つしかありません。
それは、「出来る限り事前に予測して、使えるお金の枠を決めること」です。
◆使えるお金の枠を決める方法
1.必要なお金をリストアップする
使えるお金の枠を決め、使いすぎを効果的に防止するために、まずはこの夏の間にかかるであろうお金を事前にリストアップすることから始めましょう。たとえば、以下のように書き出します。
・子どもの塾の夏期講習 5万円
・家族でプール 5千円
・実家帰省 2万円
・夏祭り 5千円
・花火大会 5千円
・友人とバーベキュー 1万円
・浴衣買い替え 1万円
・夏のバーゲンセール 2万円
・子どもとの昼食の外食 1万円
合計 13万5千円
このように、出来る限り細かく「イベント名」と「予測金額」を書き出します。予測金額は、端数を切り上げるなどして、少し多めに見積もっておくと安心です。
ポイントは、給食がなくなることで、毎日昼食を用意することになるために増えるであろう外食費まで「予測金額」として書き出すことです。
この段階で、このままではちょっと使いすぎになるな・・と感じたら、これは行くけどこれは行くのをやめようというように調整しましょう。上記の例でも、夏のバーゲンセールと浴衣の買い替えは我慢し、全体で10万5千円に抑えたこととします。
2.使える枠のお金を用意する
使いたいお金の枠を決めたら、お金を現金で銀行からおろし、実際に用意します。
このお金が今の時点でそもそも用意できない、次の給料待ちなのであれば、計画自体が間違っていますので、さらにしたいことを削り、「今すぐ用意できるお金」でできる範囲のお楽しみに変更することを検討しましょう。
3.お金をイベントごとに分ける
上記の例でしたら、
・夏期講習 5万円
・各種イベント(プール、夏祭り、花火大会、バーベキュー、外食) 3万5千円
・実家帰省 2万円
というように、メインのイベントごとにお金を分けていくつかの封筒などをつかって保管します。
このように封筒にいれて別に保管しておくことで、使おうと思ってとっておいたはずなのに、いつの間にか食費などの生活費に使ってなくなってしまったということがなくなります。
4.実際に使う
実際に使う時がきたら、封筒に分けたお金をお財布にいれかえるか、封筒をそのまま持って出かけましょう。このお金は事前に準備したお金ですから、残すことを考える必要はありません。
1円でも安く済ませようとするのではなく、用意したお金をすべて使い切るつもりでイベントを楽しむようにします。ただし、予算オーバーにだけはならないように気をつけます。余ったお金があったら、そのままお財布にいれっぱなしにせず、封筒に戻します。
もし途中で計画を変更したくなった場合でも、例えば、プールと夏祭りをやめて遊園地に変更するというように、使える金額の枠は変えずに予定だけを変更するようにします。
また、5万円用意していた夏期講習が実際には4万5千円で済んだというような場合は、余った5千円はイベント費用の封筒に回して、追加でレジャーを計画するなどすると、さらに楽しい思い出を増やすことができます。
◆使えるお金の枠を決める効果
使えるお金の枠を決めたり、事前にお金を準備するなんて面倒くさいと思うかもしれません。
しかし、上手にお金が貯められるご家庭のほとんどが、このようにして、事前に使えるお金の枠を準備しています。
反対に、お金が貯められないご家庭の方ほど、このような事前準備を面倒くさがり、行き当たりばったり、急な思いつきでお金を使う傾向があります。下手をすると、カード払いにして、2ヵ月支払いを遅らせれば大丈夫! とムダな借金を増やしてしまう方さえいます。
お金を貯められるサイクルの方は、支払いに先手を打ちますが、お金を貯められないサイクルの方は、「仕方ない」「面倒くさい」「とりあえず」という言い訳をしながら、支払いを後手に回してしまうのです。
ただ、お金を貯められるサイクルの方でも、ありがちなのが、とにかく安くして、余ったお金は貯金にするという考えに陥ってしまうことです。
少しでも安く済ませて貯金を増やすという行為は、一見すると素晴らしいことのようですが、イベントの費用などを削りすぎて、様々なことに対する教養や経験不足に陥る可能性もあります。
また、初めはこのサイクルで頑張ることができても、一生という長いスパンで見ると息切れをしてしまう方も多くみられます。
ですから、事前に準備したイベント費用は全て気持ちよく使い切ることが、使えるお金の枠を決める上での最大のポイントとなります。
このようにして、この夏にかかるお金をしっかり事前に準備して、準備したお金の枠の範囲で思い切り楽しむようにすると、ムダに支出が膨らむこともなく、こんなに使っても大丈夫だろうかと不安になることもなく、この夏かぎりの家族の楽しい思い出作りをすることができるのではないでしょうか。
文/あき
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