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東芝、進まぬメモリ売却に“兵糧攻め”強硬 吉か凶か…WD、強まる反発
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170803-00000001-fsi-bus_all
SankeiBiz 8/4(金) 7:15配信
東芝が半導体工場第6棟の単独投資を決めたのは、東芝メモリの売却をめぐり係争中のWDを“兵糧攻め”にして、提訴取り下げなどの譲歩を引き出すのが狙いだ。WDとの対立解消にめどが立たず、目標とする来年3月までの東芝メモリ売却が不透明になる中、強硬手段に打って出た。
「状況が変わらなければ刀を抜くしかない」。東芝関係者はこの言葉を繰り返してきた。
東芝にとってWDとの係争は東芝メモリ売却の最大のネックだ。WDは売却を契約違反として、国際仲裁裁判所や米裁判所に差し止めを求めて提訴。米裁判所は差し止めを認めなかったが、仲裁に持ち越しただけで訴訟リスクは払拭できていない。
売却の優先交渉先に選んだ産業革新機構を中心とする「日米韓連合」の売却契約も係争が足かせとなり、1カ月以上足踏みしている。半年以上かかるとされる契約後の各国の独占禁止法の審査を勘案すると、デッドラインは近づいており、刀を抜くしかなかった。
東芝は今回の単独投資に先駆け、WDに対し製品開発の機密情報へのアクセスを一部遮断する措置を取っている。メモリーの開発・生産を四日市工場に依存するWDが長く係争できない状況をつくり、圧力をかけるためだ。一方で、第6棟については今後も交渉を続けるとして、WDの譲歩があれば、共同投資に応じる道を残している。だが、WD関係者は「まだ交渉中のはずだ」と反発を強めており対立がこじれる懸念もある。
メモリーはスマートフォンやデータセンター向けに需要が旺盛で最大手の韓国サムスン電子が巨額投資に踏み切るなど投資競争も激化している。東芝とWDは開発や設備投資を分担して競争力を高めてきたが「両社の争いが続けば、豊富な資金力で投資を進めるサムスンの背中はさらに遠のく」(アナリスト)と懸念する声もある。(万福博之)
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