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4日、先日発表された中国人観光客の消費レポートに関し、銭江晩報は「便座にさよなら、中国人観光客の“爆買い時代”は歴史になった」と題する記事を掲載した。写真は羽田空港。
中国人観光客の爆買いは、もはや「歴史上の出来事」―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/b182242-s0-c20.html
2017年7月5日(水) 6時10分
2017年7月4日、先日発表された中国人観光客の消費レポートに関し、銭江晩報は「便座にさよなら、中国人観光客の“爆買い時代”は歴史になった」と題する記事を掲載した。
中国の旅行予約サイト「●蜂窩(●=虫偏に馬)」などがまとめたレポートによると、中国人観光客が今年1〜4月に国内でのショッピングに使った金額は前年同期比41.5%減の1380億元(約2兆2940億円)、海外でのショッピングは同37.2%減の277億9000万元(約4720億円)だった。こうした中、記事は文化・娯楽活動への支出が急増している点に着目。国内での支出が334%もの伸びを示したことを取り上げ、「中国人は何を買うかよりも、購入の際の経験により関心を持ち始めた。中国人観光客の消費は明らかに『商品を買う』ことから『体験を買う』ことへと変化している」と指摘、一例として劇場での観劇や美術館での作品鑑賞を挙げた。
同レポートは中国人観光客の買い物に対する姿勢が従来の「買うだけ」「価格重視」から「情報を調べた上で買う」「品質重視」に転換しつつあると指摘しており、「消費額全体に占める割合は女性の方が上だが、1人当たりの平均額は男性の方が多い」と説明。海外での消費額は女性が1人当たり4780元(約7万9400円)だったのに対し、男性は5200元(約8万6400円)に上ったことを示した。
このほか、多くの場面で黒竜江省ハルビン市や河南省鄭州市、江蘇省無錫市といった二線都市の観光客1人当たりの消費能力が北京、上海の観光客を超えていることも判明、この原因として生活コストが比較的低いこと、可処分所得が多いことなどが挙げられている。(翻訳・編集/野谷)
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