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2万1000円を超えたら日経平均株価は「青空天井」相場入りか
日経平均は2万1000円を超えたら「青空天井」相場へ?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170705-00000003-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 7/5(水) 18:00配信
ここ最近、日経平均株価は2万円近辺を行ったり来たりの状態が続いている。そしてマーケットからは「今の価格だと怖くて買えない」というトレーダーの声も聞こえてくる。「2万円で買いポジションを保有した瞬間に株価が下落するのではないか」という恐怖心が出て来るからだ。では、今はどういうポジションをとるべきなのか? FX(外国為替証拠金取引)や日経225証拠金取引のカリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが解説する。
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6月30日の終値は2万97円(くりっく株365・日経225証拠金取引)でした。2万円をキープした状態で7月を迎えました。そしてマーケットには相変わらず「2万円の水準では安易に買えない」という投資家心理が蔓延しているように感じられます。
また、「さすがにここまで上昇したら下落するのではないか」という考えから売りポジションを保有するトレーダーが増えているようです。くりっく株365の日経225証拠金取引に関するデータを見ても、これまで圧倒的に多かった買い残が明らかに減り、売り残が増えています。
では、多くのトレーダーが考えるように、今後日経平均株価はガラガラと下落する可能性が高いのでしょうか?
私自身はそのように考えておりません。少なくとも7月の中旬あたりまではむしろ上昇傾向が続くと考えています。なぜか? 売り残が増え、買い残が減っているというデータは、“相場は下落しづらい状況にある”ということを示すと考えられるからです。
「えっ、売り残が多いということは、下落すると考えているトレーダーが多いということだから、下落する可能性が高いのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、それは逆です。売りポジションが多い状態の時は、売りポジションの買い戻し決済が入ってくるため、相場は下落しづらくなります。例えば相場が上昇すればするほど、ロスカットによる買い戻し決済が入り、むしろ相場を押し上げる要因になり得ます。
■未来の相場動向を予測する上で鍵となる2つの重要価格
では、日経平均株価が上昇するとしたら、今後どの水準まで上昇することが想定されるのでしょう?
まずは前置きとして、フィボナッチリトレースメント(以下フィボナッチ)を使って日経平均株価の動きを振り返っておきましょう。フィボナッチは、上昇(下落)した値幅に対して、押し目(戻し目)の目安価格を黄金比によって割り出すテクニカルツールです。
ということで、2015年の高値である2万967円から、今年4月の安値である1万8202円まで下落した値幅に対する76.4%戻りの価格を計算してみます。
2万967円から1万8202円まで下落した値幅は2765円です。ですから2万967円から1万8202円まで下落した値幅に対する76.4%戻りの価格は、1万8202円+2765円×76.4%=2万314円になります。
そして、日経225のチャートを確認すると、先日6月20日に2万330円の高値をつけていったん下落に転じていました。若干の誤差はありますが、「フィボナッチ76.4%戻りの法則」通り、相場が動いていると考えることができます。
では本題です。今後、日経平均株価がどの水準まで上昇する可能性があるのか、その動向を想定する上でポイントとなる価格を考えてみましょう。
目先、ポイントとなる価格はまさに今紹介したフィボナッチ76.4%の価格である2万314円だと考えられます。この価格を上抜けするかどうかがポイントとなります。
そして、もしこの価格を上抜ければ次にポイントとなる価格は2015年の高値である2万967円だと言えます。この価格で止まってダブルトップになるのか、もしくは上抜けするのかがポイントになると私は考えています。
もしこの価格すらも上抜けして2万1000円台にのせてきたら、『青空天井』(『青天井』とも言います)とよばれる状態になり、文字通り「青空天井」で相場が上昇する可能性が高くなります。
なぜなら、2万967円以上の高値で買いポジションを持っている人がいないからです。2万967円以前の高値というと、もう15年以上前の価格になりますから“くりっく株”そのものが無かった時代になりますよね。もちろん日経225先物はありましたが現物で持っている人以外はすでに清算されてしまっていますので、2万967円以上の買いポジションを持っている人は誰もいないと考えてよいのでしょうか。
ですから、2015年の高値を上抜けてしまえば、低い価格帯の買いポジション決済と新規売りポジション以外に売りが入ってきません。その結果、文字通り「青空天井」で相場が上昇する可能性が高くなるということです。
話をまとめると、日経平均株価は今後、フィボナッチ76.4%の戻り価格(2万314円)と2015年の高値(2万967円)がポイントになり、仮に2015年の高値を上抜けてしまえばその後、青空天井で相場が上昇する可能性が高いと考えられます。
ただし、青空天井で相場が上昇すると言っても、目標価格は導き出すことが可能です。私自身は、値幅観測法則論計算式、テクニカル分析、もしくは私が開発したYukikoオリジナルVチャートにより目標価格を導き出します。
【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も配信中(http://yukikov.jp/)。
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