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人工知能研究の世界的権威が語る「未来」に関するクレイジーな4つの予測
人工知能研究の世界的権威が語る「未来」に関するクレイジーな4つの予測
http://www.lifehacker.jp/2017/04/170401_prediction_future.html?utm_source=yahoo&utm_medium=news&utm_campaign=00
ライフハッカー[日本版] 2017.04.01 09:00 pm
Inc.:未来学者で、Googleの技術部門ディレクターでもあるレイ・カーツワイル氏は、これまでたくさんの未来予測を行い、その多くが現実となっています。
カーツワイル氏は、1990年に出版された著書『The Age of Intelligent Machines』のなかで、インターネットが瞬く間に普及すること、ウェアラブルデバイスやクラウドが登場すること、2000年までに人工知能がチェスの世界チャンピオンを下すこと(1997年に実現)などを予測しており、この本のなかで行った予測の的中率は86%だったと主張しています。
カーツワイル氏の娘のエイミー氏は、漫画や子供向けの本を書く作家です。3月13日、カーツワイル父娘は、サウス・バイ・サウスウエストのステージに上がり、アート、クリエイティビティなどの未来についてディスカッションを行いました。
以下に、カーツワイル氏が語った4つの未来予測を紹介します。
1. 人工知能が人間と同等、あるいはそれ以上の「アートを創造」できるようになる
コンピューターはすでに物語を書き、音楽を作り、絵を描くことができます。カーツワイル氏は、人工知能がそうした創作活動を人間と同じくらいにできるようになるのは時間の問題だ、と語っています。
最近、ある人工知能システムに、さまざまな画家の絵を見せた後、ある画家の絵を別の画家のスタイルで描けと命じたところ、(たとえば、エドヴァルド・ムンクのスタイルでヴァン・ゴッホの「星の夜」を描く)驚くほど狙い通りの絵が描かれました。
「5〜6年前まで、人工知能は犬と猫を見分けることさえできなかった」、「しかし、今でははっきりと見分けられるし、そのほか何千ものカテゴリーを理解できる」とカーツワイル氏。
とはいえ、人工知能が人間と同等になるには、人間がするように推論を行い、そこから結論を導き出せるようにならなければなりません。
カーツワイル氏は、コンピューターに犬が男に飛びかかっている写真を見せ、その後に、その男が地面に倒れている写真を見せたとしても、コンピューターは犬が男を転倒させたのだという推論を行うことはできないだろう、と指摘しています。
「人間にとっては簡単なことでも、コンピューターはそうした推論を行うことができない。進歩はしているが、まだそのレベルには到達していない」と述べている。
2. 人間は、「クラウドに接続」することで高い言語スキルを獲得する
スマートフォンのおかげで、私たちは20年前の人間に比べて何百倍も賢くなっている、とカーツワイル氏は話します。スマートフォンが提供する、無尽蔵とも言える計算能力とデータがあるからです。
いつの日か、スマートフォンは携帯するデバイスではなくなることでしょう。私たちは、脳の新皮質に埋め込まれたチップを通して、クラウドに直接つながることになります。
「人工知能と合体することで、私たちはさらに賢くなるだろう」そして「言語を共有する可能性がさらに広がる」とカーツワイル氏は語っています。
カーツワイル氏は、未来のスマートフォンも現在のスマートフォンとそれほど変わらないと考えています。ただ、デバイスを脳に埋め込むことで、中間にあったものが不要となるだけです。
3. キャラクターになりきって物語を体験できるようになる
仮想現実がよりリアルになり、まったく新しい次元が開かれる、とカーツワイル氏は話します。ヘッドセットを装着すれば、主人公の視点で物語を体験できます。ナレーターの解説を聴きながら、自ら劇中の出来事を身をもって体験することになります。
それが良いことか悪いことかは議論の余地があります。カーツワイル氏は、崖を飛び回ることができる仮想世界に、ある女性が入ったときのことを語りました。女性は山腹でアバターに追いかけられる体験をし、恐怖ですぐにヘッドセットを外しました。「この体験が彼女のなかにずっと残っている」とカーツワイル氏。
「こうした体験はリアルなものであり、ヘッドセットを外してスイッチを切っても体験した感覚は残っている場合がある」こうした感覚が、私たちの考え方や生き方に影響を与える可能性があります。
「自分が何者であるかについての感覚が、もっと柔軟なものになっていくのかもしれない」と述べています。
4. 死者がアバターとして「復活」する
人は死ななくなる。そして、仮想現実のキャラクターとなる。人工知能に、本人の写真、動画、音声、手紙、日記、メール、請求書など、パーソナリティの手がかりとなるようなあらゆるデータを与えて、アバターを作れるようになります。
ヘッドセットを装着すれば、仮想現実のなかで、そうしたアバターと会い、話をすることができます。カーツワイル氏は、数十年前に亡くなった自身の父親のアバターをすでに作り始めていると話します。
「父を復活させることができるだろう」。人工知能で死者を復活させても、本物とは言えないかもしれない。だが、かなり近いものにはなるだろう。
4 Crazy Predictions About the Future of Creativity by Ray Kurzweil|Inc.
Kevin J. Ryan (訳:伊藤貴之)
Photo by Shutterstock.
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