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ユナイテッド航空、乗客引きずり下ろしで非難殺到 理由はパイロットと客室乗務員を乗せるため The Wall Street Journal
パイロットと客室乗務員のためにオーバーブッキングの機内から乗客を引きずり下ろしたことで非難を浴びているユナイテッド航空(写真はサンフランシスコの国際空港、2015年2月7日) Photo: louis nastro/Reuters
By Susan Carey and Doug Cameron
2017 年 4 月 11 日 11:01 JST
米ユナイテッド航空を傘下にもつユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスに批判の嵐が巻き起こっている。オーバーブッキング(過剰予約)となった機内から乗客を強制的に引きずり下ろす動画がソーシャルメディアに投稿されたためだ。株主総会での委任状争奪戦や経営陣の激変からの立ち直りを試みている同社の評判がさらに損なわれる恐れがある。
乗り合わせた乗客がソーシャルメディアに投稿した動画には、満席の機内から無理矢理引きずり下ろされる男性が叫び声を上げている様子が映っていた。騒ぎが起きたのは9日夜、シカゴのオヘア国際空港発ケンタッキー州ルイビル行きの3411便で、この男性は病院で手当てを受ける羽目になった。
同社のオスカー・ムニョス最高経営責任者(CEO)は翌10日、ツイッターに「これはユナイテッドの全従業員にとって心がかき乱されるような出来事だ」と投稿した。
ユナイテッド航空は今回の事態について調査を進めていると表明。この男性の名前の公表を避けたほか、男性の居場所は不明だと述べた。ユナイテッドは当初、補償金を出す代わりに搭乗変更に応じる乗客を募ったが、誰も名乗り出なかったことから、自社ルールに従い無差別に4人を選択。このうち3人は求めに応じたが、ユナイテッドによれば「1人が自発的に下りるのを拒否したため、法執行機関に出動を要請した」という。
同航空によると、4人分の席を確保する必要があったのはパイロット2人と客室乗務員2人のためだった。事情に詳しい関係者によると、4人はルイビルから10日に飛び立つ便に乗り込む必要があり、ルイビルに移動できなければ、その便を飛ばすことができなかっただろうという。
米運輸省によれば、米国内で2016年にオーバーブッキングのため搭乗便を変更するよう求められた乗客数は43万人強に上った。通常は、見返りに数百ドルの補償金と後発便の搭乗券が与えられる。「非自発的」に搭乗を拒否されたのは約4万人。昨年の米国内の航空機搭乗者は合計6億6000万人で、全体からみれば強制的な搭乗拒否はごくわずかだ。だが、すでに搭乗している乗客を機内から下ろすのは異例だ。
@United overbook #flight3411 and decided to force random passengers off the plane. Here's how they did it: pic.twitter.com/QfefM8X2cW
― Jayse D. Anspach (@JayseDavid) 2017年4月10日
ソーシャルメディア分析会社ネットワークト・インサイツによれば、このユナイテッドの騒動に関するツイッター上のやり取りは10日、93万7000件に達した。通常の場合、航空会社に関するツイートは1日当たり4000件に満たない。
この2週間前にも、デンバーでユナイテッド機に搭乗しようとした少女2人が、レギンスをはいていたため、搭乗口係員から服装規定違反として拒否されたことを耳にした乗客がその一件をツイッターに投稿していた。同航空の従業員や友人などが利用できる無料あるいは低価格の搭乗券「バディーパス」を使う場合の服装規定を満たしていないと少女たちは言われたという。
だがその話は、同航空の対応が性差別的だったかどうかの議論がソーシャルメディア上で盛り上がるうちに消えてしまった。また、同航空のソーシャルメディア担当部署が当初、バディーパスの利用者に関する服装規定に注目を集めることに失敗したことも事態の悪化につながった。少女たちは結局、別の便に搭乗することが認められた。
今回の騒ぎを受けて、利用客の中からはユナイテッド航空には二度と乗らないとの声も出ている。航空機を頻繁に利用するロサンゼルス郊外に住むマーシャ・ワイドマンさんは、「これからはユナイテッドを絶対使わない。強制的に飛行機から引きずり下ろされると考えただけで恐ろしい」と話した。
で、
【New】 #ユナイテッド航空 、乗客を引きずり出す前の映像が新たに公開されるhttps://t.co/vIgl2PjJn9
― ハフィントンポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2017年4月13日
ユナイテッド航空、乗客を引きずり出す前の映像が新たに公開される The Huffington Post
<問題の経緯>
・4月9日 ユナイテッド航空がオーバーブッキングの乗客を引きずり下ろす
・4月10日 ユナイテッド航空CEOが従業員向けのメールでスタッフを擁護
・4月11日 ユナイテッド航空CEOがメールの件を謝罪
・4月12日 客を引きずり出す前の映像が新たに公開←この記事
アメリカのユナイテッド航空がオーバーブッキングで乗客を引きずり下ろした問題で、乗客で医者のデビッド・ダオさんが引きずり出される直前の映像が公開された。
ユナイテッド航空は4月9日、シカゴ発ケンタッキー州ルイビル行きの3411便で、アジア系の乗客が購入していた席を同社の従業員に譲らなかったため警察に通報し、この乗客を暴力的に機内から引きずり下ろした。この男性は医者で、患者を診るために帰宅しなくてはならないのでフライトの変更を拒否していたと語った。
当初、ユナイテッド航空のオスカー・ムニョスCEOは、ダオさんが「破壊的で喧嘩腰だった」と説明していた。しかし、新しく出てきた映像は、ユナイテッド航空側の主張と一致しないようだ。
その映像でダオさんは「私は医者で、明朝8時に仕事があるのです」と、丁寧にシカゴ警察の警察官に話している。
今回公開された映像は、乗客のジョヤ・カミングスさんが録画し、11日朝Facebookに掲載された。動画を見る限り、ダオさんは沈着冷静だ。
「いいえ、私は行きません」とダオさんは言った。「私は行きません」
ダオさんは、電話で匿名の人物と話し、時期をみてユナイテッド航空を訴える可能性について検討していた。
警察官の1人がダオさんに対し、「機内からあなたをひきずり出さざるを得なくなる」と告げた。
「では、私を引きずっていきなさい」と、ダオさんは答えた。「私はここから離れません」 。彼は、刑務所に連れて行かれる方がマシだとも言っている。
程なくして、ダオさんは無理やり飛行機から引きずり降ろされた。
@united @FoxNews @CNN not a good way to treat a Doctor trying to get to work because they overbooked pic.twitter.com/sj9oHk94Ik
― Tyler Bridges (@Tyler_Bridges) 2017年4月9日
警察官がダオさんを席から引きずり出す前に、彼らのやりとりが今回公開された映像よりもエスカレートした可能性はあるが、ダオさんへのひどい扱いについて同じ機内にいた別の乗客が警察官と口論する声も入っている。
ユナイテッド航空CEOのオスカー・ムニョス氏は「乗客の座席の再割り当て」について謝罪した。ダオさんは、今も病院で治療中だと言う。
「彼はただ、翌日の仕事があって自宅に帰りたかったのです。それに、すでに自分が座っている座席を今さら明け渡せと言われたのは不当だと思ったのでしょう」と、この映像を録画したカミングスさんはFacebookに投稿した。「最初は、自分や、幼い子供たち、そして、お腹の中の子供の安全を心配するほどではありませんでしたが、彼を連れ出すために警察官が機内に呼ばれた時、私たちは彼のすぐ後ろの座席に座っていたので、このいざこざがどうなるのか、また、この狭い閉じた空間で警察官が武装しているかどうかが気がかりでした」
いくら国土が広くて、国民の足となっている航空機利用とはいえ、過剰予約受入で年間43万人強が振替便を余儀なくされ、そのうち一割ほどが強制的な搭乗拒否っつーのも、かなり問題なのだろうけど、今回のユナイテッド航空のやり方やCEOの対応は、自己企業の否定宣伝に他ならないでしょうね。 ちゃんとブーメランで帰ってくる…。 シンゾーちゃんもアキエちゃんも気をつけましょうね。
ユナイテッド航空の株価急落に対しての海外のコメントが"そんなんじゃ足りない""もっと落ちろ""引きずり降ろされた乗客以上に引きずり下ろしてやる"とか容赦なかった pic.twitter.com/prk8Wi8sLy
― やなか (@zSAbnLo1fvNQHav) 2017年4月11日
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