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記者会見で頭を下げる東芝の綱川智社長=東京都港区で2017年4月11日午後7時45分、小出洋平撮影
<東芝決算>異例の監査意見なし 上場廃止の恐れ高まる
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170411-00000104-mai-bus_all
毎日新聞 4/11(火) 21:15配信
東芝は11日、2度延期した2016年4〜12月期連結決算について、監査法人から「決算内容は適正」との意見を得られないまま関東財務局に報告書を提出して発表した。監査法人の承認なしで決算を提出するのは異例の事態だが、東芝は前例のない3度目の発表延期を回避した。最終(当期)損益は5325億円の赤字(前年同期は4794億円の赤字)となり、昨年12月末時点で2256億円の債務超過に陥った。
【動画】東芝決算 上場維持に「最大限努力」
https://mainichi.jp/movie/video/?id=119002534&inb=ys
東芝によると、16年4〜12月期の売上高は前年同期比4%減の3兆8468億円、営業損益は5762億円の赤字(同2319億円の赤字)だった。17年3月期の通期業績予想は示さなかった。
東芝の決算を巡っては、経営破綻した米原発子会社ウェスチングハウス(WH)の元幹部が損失を少なく見積もるよう部下に圧力をかけたとされる問題が発覚したのを契機に、WHが過去の決算でも多額の損失を認識していたとして、徹底的な調査を求める米監査法人と、決算への影響を否定する東芝が対立。東芝は2月と3月の2度にわたって決算発表を延期し、期限の11日まで両者でぎりぎりの調整を続けてきた。
しかし、見解は折り合わず、東芝は前例のない3度目の延期による経営不安の高まりを回避することを優先。監査法人が監査に必要な証拠が得られない場合などに出す「意見不表明」との見解が付いたままでの決算報告に踏み切った。綱川智社長は11日、東京都内で記者会見し、「監査法人の理解を得るべく最善を尽くしてきたが、このような結果になり誠に遺憾だ」と述べた。
監査法人の承認がない決算は上場廃止基準に当たる恐れがあり、東証が審査に入ることになった。東芝は過去の不正会計問題を受け、東証から内部管理体制に問題のある「特設注意市場銘柄」に指定されており上場が適当か審査が続いていた。監査法人の承認がない決算を報告したことで、審査は厳しくなり、上場廃止の可能性が高まる恐れがあるが、綱川社長は「そういう事態にならないよう最大限の努力をしたい」と釈明した。
東芝は5月に発表予定の17年3月期決算については監査法人から適正意見が得られるように引き続き調整するとしている。【小川祐希、松本尚也】
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