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「快楽」「今を楽しく」のツケが押し寄せる!
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2017/04/10 22:07 半歩前へU
▼「快楽」「今を楽しく」のツケが押し寄せる!
国立社会保障・人口問題研究所は10日、2065年の人口は8808万人とする「日本の将来推計人口」を公表した。65歳以上の高齢化率は38.4%に上昇。少子高齢化が一気に進む。
総務省の調べだと2017年3月現在の日本の総人口は1億2676万人。それが2065年には8808万人と4000万人近く減少する見通しだ。
現在、東京の人口が1362万人で、神奈川県914万人、大阪880万人、愛知県750万人。この合計が3906万人だから、これがソックリ消える計算だ。
こうなるといくらものを作っても買い手が少ない。買い手が減ると生産を減らすしかない。雇用もカット。消費が冷え込み、市場は縮小の悪循環。これで経済をどう維持していくか? 暮らしをどう支えていくか?
既に企業は先を見越して海外に進出。だが、海外依存の経済は先が読めず、常に不安定だ。例えば中国人の爆買いでいっとき、潤ったデパート。中国政府が「待った」と一声かけた途端、爆買いは冷え込み、軒並み売り上げが大幅にダウン。
経済の柱は何と言っても「内需」である。ところが、肝心の人口が激減すれば、パイそのものは小さくなる一方だ。人口減少の怖さは、経済を直撃する劇薬となる点だ。
結婚願望は、所得がそれほど高くない若者たちに強い。だが、子育てできる環境は何一つ、整っていない。少子高齢化は30年も40年も前から分かっていた。にもかかわらず、政府・官僚や政治家がなまけて放置した。ここが最大の問題である。
もう一つの課題は高所得層の若者の人生観。恵まれた環境にある彼らは猛烈に働き、猛烈に遊ぶのをよしとする。カネに不自由はしていない。セックスは「快楽」と割り切り、子育てなど範疇の外だ。
子どもなどいると返って煩わしく、仕事や出世の妨げになると考えている向きもある。人は生きている限り、やがて「老いる」。そうしたことを微塵も考えず、とにかく「今を楽しく生きる」、それだけを考えている。
こうした「今の自分」だけしか考えない若者が少なくない。結婚し、こどもを育てる経済力がありながら、拒否する現代気質。また、世間にそうした考えを助長する雰囲気がある。
「これぞ、現代的な生き方だ」とチヤホヤ囃す。好きにするがいい。
48年後は日本の人口が今より4000万人も減るという。現在20歳の若者が68歳、30歳の若者が78歳になるころだ。
橋や道路、下水道の補修も人手不足でままならず、至る所で陥没が目立つ。
便利なスーパーやコンビニが存続しているのか?
宅配便はどうだ? 至る所に空き家が目立ち、廃墟と化した街で治安は大丈夫なのか?
119番すればすぐ駆けつけてくれる救急車など期待できるのか?
人口減少! 考えただけでぞっとする。
「快楽」「今を楽しく生きた」ツケがドッと押し寄せるー。
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