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大株主は投資ファンドがズラリ(C)日刊ゲンダイ
東芝だけじゃない 巨大ヘッジファンドが狙う日本企業
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/202422
2017年3月30日 日刊ゲンダイ
株式市場で不気味な大株主たちが暗躍している。
「新年度を目前にして、ヘッジファンドがかなり動きだしています。つい先日も“旧村上ファンド”の出身者が設立したエフィッシモ・キャピタル・マネジメントが東芝の筆頭株主になったと騒がれましたが、彼らが買っているのは東芝だけではありません」(市場関係者)
エフィッシモ(本社シンガポール)は旧村上ファンド系の「MACアセットマネジメント」でファンドマネジャーだった高坂卓志氏が代表を務める。先週23日、同ファンドが関東財務局に提出した大量保有報告書で、東芝株の8.14%保有が明らかになった。
「今や東芝の大株主トップ3は投資ファンドでしょう。株価上昇を狙った純投資だとは思いますが、そもそも旧村上ファンドは“物言う株主”だったし、成り行きによっては、経営に口を挟んでくる可能性もあります。そうなったら東芝再建に暗雲が漂います」(株式評論家の倉多慎之助氏)
■エフィッシモは川崎汽船、ヤマダ電機、リコーの大株主
大量保有報告書などによると、東芝の2位株主は米投資ファンドのキャピタル・リサーチで、7.11%を保有。3位は世界最大級(運用残高約600兆円)のファンドで知られるブラックロック(5.04%保有)だ。トップ3合計の保有比率は20%を超す。東芝の命運を握っているのは、もはやヘッジファンドなのかもしれない。
「東芝ばかりに目が向けられていますが、巨大ファンドが狙っている日本企業は他にもたくさんあります。あくまで大量保有報告書ベースですが、エフィッシモは川崎汽船の株式を38%保有しています。ヤマダ電機(15%)やリコー(12%)などの大株主でもあります」(証券アナリスト)
旧村上ファンド系の「C&Iホールディングス」は半導体商社の三信電気、エレクトロニクス商社のエクセル、同じく「レノ」は黒田電気の大株主だ(別表参照)。
バリュー(割安株)投資で実績を持つ米ブランデス・インベストメントは大塚家具(5.13%)や、印刷機の小森コーポレーション(7.78%)を保有している。
「ヘッジファンドの真の目的は極めて分かりにくい。純投資とは限りませんから……」(倉多慎之助氏)
巨大ファンドに狙われた企業は要注意だ。
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