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バフェット氏の朝食は2.95ドル
人柄が垣間見えるHBOのドキュメンタリー番組
https://si.wsj.net/public/resources/images/BN-RW133_B_J_20170130025220.jpg
ウォーレン・バフェット氏 PHOTO: JAMIE MCCARTHY/GETTY IMAGES
By ANDREW BARY
2017 年 1 月 31 日 09:22 JST
? バフェット氏を特集したドキュメンタリー番組
大統領選以降、市場はウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイを代表的なトランプ銘柄とみなしたようだ。クラスA株(BRK.A)は昨年11月8日以降で11%上昇しているが、まだ上値余地がある。株価純資産倍率(PBR)は昨年9月末時点の簿価に対して1.5倍だが、本誌が予想する3月末時点の自己資本に基づくと、保有する株式ポートフォリオの価値上昇を反映して1.4倍となる。
最高経営責任者(CEO)であるバフェット氏の功績は、言うまでもなくビジネス史上最高の偉業である。1965年に経営難に苦しんでいた小さな紡績企業の経営権を握り、今やアップル(AAPL)、アルファベット(GOOGL)、マイクロソフト(MSFT)に次ぐ、時価総額4000億ドルを超える複合企業に発展させた。この間に株価は1万2000倍以上に上昇している。
1月30日、投資の世界では伝説となった86歳のバフェット氏を特集した90分のドキュメンタリー番組「Becoming Warren Buffett」がケーブルテレビ局のHBOで放送される。驚くような新事実が明らかにされることはなく、バフェット氏本人は投資について真面目に話しているが、3人の子供たち、バークシャーで長年パートナーを務めるチャーリー・マンガー氏、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏などが、バフェット氏の思慮深くユーモアのある人柄について語っている。
例えば、バフェット氏は毎朝、自ら運転する車(2014年型キャディラックXTS)での通勤途中にマクドナルドに寄って朝食を買っていくのだが、ダッシュボードに置いたカップの中に妻が2.61ドル、2.95ドル、3.17ドルのいずれかを入れておいてくれる。その金額によってその日の注文が決まる。取材の日は2.95ドルで、ソーセージマフィンに卵とチーズを追加した。「今日の市場はあまり良くないようだ。3.17ドルのベーコンエッグマフィンとチーズビスケットはお預けだ」そうだ。そして、オフィスに着くと大好きなコカコーラと一緒に流し込む。
また、ゲイツ氏の父親が息子とその友人であるバフェット氏に成功の秘訣を一言で表すと何か尋ねた時、2人とも「集中」と答えたという。バフェット氏は誠実であることについて、「名声を築くには20年もかかるが、わずか5分で失ってしまう」と語る。
バフェット氏は、師と仰ぐ経済学者ベンジャミン・グレアム氏の二つの投資ルールを常に心掛けている。「一つ目は決して損をしないこと、二つ目は一番目のルールを決して忘れないこと」だそうだ。
1日に5〜6時間の読書を欠かさず、オフィスでは面倒な事務仕事や委員会はなく、ミーティングも最低限しかしない。確実に歳を取ってきており、肉体的には「減価償却はかなり進んでいて、残存価額に近い」と言うが、大好きな仕事を辞める気はさらさらなく、「仕事は競争するゲームのようで、楽しくて仕方がない」と語る。
バフェット氏はこれまでに総額243億ドルを慈善事業(大半はビル&メリンダ・ゲイツ財団)に寄付している。保有するバークシャー株の価値は720億ドルに上るが、いずれは全額を寄付すると思われる。バークシャーの株価上昇を考えると、寄付総額は1000億ドルを超えることだろう。
? 大学基金は株価指数に投資すべき
ハーバード大学基金は先週、内部と外部を組み合わせた運用体制をやめ、運用資産の350億ドルの大半を外部に委託することを決めた。過去10年間の運用成績の低さと、優秀な運用マネジャーを確保できないことを考えれば予想外のことではない。
ハーバードは運用を外部委託するよりも、むしろ大学基金の一般的な手法にこだわらず、株価指数の比重を高めることを考えるべきではなかろうか。ハーバードのような大手大学基金は株式の比重が低く、プライベート・エクイティやヘッジファンドといった代替投資の比重が高い。多くの投資家がひしめく代替投資では、数十億ドルもの資金を確実に運用できる優秀なマネジャーを探すのは困難だろう。
ハーバード大学基金の2016年6月までの1年、5年、10年の運用成績は、米国株式と債券の比率を60対40とした場合の市場のパフォーマンスを下回る。10年のリターンは、後者の6.9%に対してハーバードは5.7%、そしてS&P500指数のリターンは7.4%である。
バフェット氏は、長期投資家には手数料の低いS&P500指数ファンドが良いと語る。大学基金も同様だ。あるいは、S&P500指数や運用実績の高いことで知られるエール大学基金を上回り、昨年6月までの10年間で年平均9%のリターンを上げたバークシャー株に投資するという手もある。今のところ、バークシャー株を多く保有する大手大学基金は一つもない。
原文(英語): Warren Buffett’s $2.95 Breakfast
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwjuj6SQzevRAhVCkpQKHR6EDW4QFggcMAA&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB12107231265257393585504582590610879464498&usg=AFQjCNFbAmjxa4UqG8w0kxTaYGmtQ8VGzw
バフェット氏、純額1兆3600億円相当の株式を購入−米大統領選後
Noah Buhayar
2017年1月31日 14:03 JST
27日放送されたチャーリー・ローズ氏とのインタビューで語った
バフェット氏は米経済の4%成長の達成には疑念を示した
昨年11月8日の米大統領選挙後、著名投資家ウォーレン・バフェット氏は自身が率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの株式ポートフォリオを大きく増やした。
バフェット氏は27日放送されたチャーリー・ローズ氏とのインタビューで、「われわれは大統領選以降、普通株をネットベースで120億ドル(約1兆3600億円)買い入れた」と述べた。具体的な銘柄には触れなかった。
当局への届け出によれば、バークシャーは昨年1−9月期に52億ドル相当の株式を買い、約200億ドル相当を売却もしくは換金。大統領選後の純額ベースでの株式購入の大きさが浮き彫りとなる。
トランプ大統領が米国の年間成長率を4%に押し上げることを目指すと表明する中で、バフェット氏はこの水準は「かなり高い」と指摘し、4%成長の達成には疑念を示した。バークシャーの株式ポートフォリオは昨年9月末時点で1025億ドル相当だった。
原題:Buffett Bought $12 Billion of Stock From Election Through Friday(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-31/OKMMSY6KLVR401
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