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ひたすら勝ち続けた幸運な女性、世界最大のカジノ会社の利益に打撃
Christopher Palmeri
2017年1月26日 12:49 JST
世界最大のカジノ運営会社、米ラスベガス・サンズが昨秋マカオにオープンした最新施設は不運なスタートを切った。非常に運の強い1人の女性がその一因だ。
この女性はサンズの新リゾート施設「パリジャン」でのギャンブルで見事なまでの勝負運を示し、サンズの利益を1500万−2000万ドル(約17億−22億7000万円)落ち込ませた。同社が25日発表した2016年10−12月(第4四半期)利益は一部項目を除いて1株当たり62セントと、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の66セントを下回った。同社幹部が投資家向けに同日行った電話会議によれば、この女性はひたすら勝ち続けたという。
サンズのロブ・ゴールドスタイン社長は同会議で、この女性のおかげでEBITDA(利払い・ 税金・減価償却・償却控除前利益)が最大2000万ドル減少したと説明した。女性が幾ら稼いだか詳しいことは明らかにしなかったが、大きな額だったと発言。「彼女は毎日勝ち、非常に良い結果を残した。その女性が決算数字に影響を与えた」と語った。
原題:Lucky Lady at Sands New Macau Casino Sinks Quarterly Profit (3)(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-26/OKD9UM6JTSE801
ブラックロック113兆円顧客資産JPモルガンに移管−コスト削減
Sabrina Willmer、Charles Stein、Hugh Son
2017年1月25日 23:49 JST 更新日時 2017年1月26日 14:06 JST
ブラックロックはカストディアンとしてJPモルガンを選ぶ
カストディー契約を失ったステート・ストリートの株価は急落
世界最大の資産運用会社である米ブラックロックは、カストディー(資産管理)サービス業務の委託先を米ステート・ストリートから米銀JPモルガン・チェースに変更し、顧客資産1兆ドル(約113兆3400億円)余りを同行に移管する。
事情に詳しい関係者の1人によれば、今回の資産の移管は、手数料の引き下げを目指すブラックロックの戦略の一環。JPモルガンは発表文で、カストディー資産の移管契約としては過去最大級だと説明した。
事情に詳しい別の関係者によると、カストディー業務の拡大を通じて、現在では約20兆5000億ドル相当の資産を管理するJPモルガンは、より安いサービス提供につながる自動化技術への投資も推進している。今回の契約に伴い年間数千万ドルの手数料収入が期待できるという。
ブラックロックの幹部は、これまでも業者への圧力を強める方針を公言しており、同社のシニアマネジングディレクターで、業務運営・テクノロジー責任者を務めるデレク・スタイン氏は「ブラックロックの多くの顧客がファンドレベルでの経費圧縮を通じて、コスト削減を実現できる」と電子メールで25日に配布した発表文で指摘した。
今回の契約解除が打撃と受け止められたステート・ストリートの株価は、25日のニューヨーク株式市場で急落し、3.4%安で終了した。
原題:BlackRock’s $1 Trillion JPMorgan Move Shows Cost Strategy (1)(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-25/OKCB61SYF01S01
ハーバードの新基金責任者、大半の運用を外部委託へ−エール大に倣う
Michael McDonald
2017年1月26日 15:43 JST
数十年続けてきた投資戦略を転換−230人のスタッフを半減へ
ここ数年は運用成績で他のアイビーリーグ校に後れを取る
米ハーバード大学寄付基金の新責任者ニルマル・ナーベカー氏は、エール大など運用成績がより良好な他大学を手本に、同基金の刷新に迅速に動いた。同氏は230人のスタッフを半分に削減し、大半の資金の運用を外部の運用者に委託する方針を表明した。
これは1990年代から続けてきた投資戦略を撤回するという異例の動き。ハーバードは従来の方法の下では自前の資産運用者を採用し、成績トップの運用者には数百万ドルの報酬を支給していた。
ハーバード大学
ハーバード大学 Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg
ハーバードはかつてはこの戦略で成功していたものの、最近では外部の投資会社に運用を委託するエール大などの成績を下回っていた。ハーバードはナーベカー氏を起用し、運用資産357億ドル(約4兆円)と大学最大の寄付基金の立て直しを託した。同氏は昨年12月に現職に就任。以前在籍していたコロンビア大では外部委託を活用し、わずか20人のスタッフでハーバードを上回る運用成績を達成していた。
ナーベカー氏(54)は25日のハーバード宛ての書簡で、「われわれは現行ポートフォリオの投資活動を支えるための組織の複雑さと資源をもはや正当化できない」と指摘し、「そのため、われわれは幾つかの重要だか困難な決定を行った」と説明した。
ハーバードの15年7月ー16年6月の運用成績はマイナス2%。大半の大学も小幅損失を被った。同大の過去5年間の平均年間リターンはプラス5.9%と、「アイビーリーグ」と呼ばれる東部名門私立大で最悪級となり、エールなどを下回った。エールのリターンはプラス10.3%と、大学の中で最高クラスだった。
原題:Harvard’s New Fund Manager, Copying Yale, Will Farm Out Money(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-26/OKDH216S972I01
きょうの国内市況(1月26日):株式、債券、為替市場
Bloomberg News
2017年1月26日 16:41 JST
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●日本株連騰、米成長期待でリスクオン−金融、半導体関連中心買われる
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東京株式相場は連騰。トランプ大統領による米国経済の押し上げ期待が高まる中、米企業決算も良好で米国株が最高値を更新し、投資家のリスク許容度が増した。銀行や証券、保険株など金融セクターが業種別上昇率上位を占有、東京エレクトロンなど半導体関連株の上げも目立った。
TOPIXの午前終値は前日比23.43ポイント(1.5%)高の1545.01、日経平均株価は344円89銭(1.8%)高の1万9402円39銭。日経平均は13日以来、ほぼ2週間ぶりに投資家の短期売買コストである25日移動平均線を上回った。海外投資家が重視するドル建ての日経平均は170ドルを超え、ITバブルに沸いた2000年4月以来の水準に到達。
三井住友アセットマネジメントの吉川雅幸チーフマクロストラテジストは、「米景気は好調。FRBが利上げ姿勢の中、トランプ大統領が規制緩和などの景気刺激策を示し、米金利は上昇方向で、ドルが下がるリスクは少ない」と指摘。為替が1ドル=110円を超すレンジで安定推移するなら、「17年度は前の年に比べかなりの増益になる。日本株に再評価の余地がある」と言う。
東証1部33業種は証券・商品先物取引、保険、銀行、海運、化学、電機など32業種が上昇。鉱業1業種のみが下落。東証1部の売買高は23億株。売買代金は2兆7424億円。代金は昨年12月16日以来の多さ。上昇銘柄数は1599、下落は309。金融セクターの上げは、前日の米10年債利回りが2.51%と4週ぶりの高水準を付けたことが要因の1つ。また銀行株は、ドイツ証券が米大統領選後のドル建ての株価上昇率で邦銀の強さが目立ち、世界的な邦銀株の持たざるリスクの顕在化を指摘した。
売買代金上位では、ゴールドマン・サックス証券が投資判断を「買い」に上げた東エレクのほか、クレディ・スイス証券が18年度の最高益更新を予想した信越化学工業が初の1万円乗せ。ジャパンディスプレイ、SUMCOなど半導体関連銘柄が強く、三菱UFJフィナンシャル・グループやファナック、野村ホールディングスも高い。半面、決算が市場予想を下回ったLINE、野村証券が投資判断を下げた富士通ゼネラルは急落。
●債券続落、日銀オペ運営に不透明感−40年金利は11カ月ぶり1%乗せ
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債券相場は続落。前日の米株高・債券安の流れを引き継いだほか、日本銀行の長期国債買い入れオペをめぐる不透明感を背景に、この日も売り優勢の展開となった。
現物債市場では、新発40年物の9回債利回りが日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値と比べ4.5ベーシスポイント(bp)高い1.0%と、新発債として昨年2月24日以来の大台に乗った。20年物の159回債利回りは0.66%と同2月以来、新発30年物53回債利回りは0.84%と同3月以来の高水準をそれぞれ付けた。長期金利の指標となる新発10年物国債の345回債利回りは、2bp高い0.085%と、同12月16日以来の水準まで売られた。
長期国債先物市場で中心限月3月物は前日比17銭安の149円91銭で取引を開始。午後にかけても売り優勢の展開が続き、一時は149円79銭と、日中ベースで昨年12月27日以来の安値を付けた。結局、24銭安の149円84銭で引けた。
メリルリンチ日本証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジストは、「昨日、予定されていたオペが入らなかったということで、全体的に様子見ムードがある」とし、「超長期に関しては日銀がどこら辺で抑えに来るか分からない部分がある」と指摘。「超長期に限らず、全体的に買いたい感じではない」と話した。
財務省はこの日、残存期間5年超15.5年以下の銘柄を対象に流動性供給入札を実施。応札倍率は3.75倍と、前回同年限の3.61倍から上昇した。無難な入札結果を受けて、後場の相場はやや下げ渋る展開となった。
●ドル・円が上昇、米金利上昇や株高が支え−米保護主義警戒が重しに
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東京外国為替市場のドル・円相場は上昇。トランプ米政権の財政政策への期待などを背景とした米金利上昇や株高が支えとなった。半面、保護主義的な通商政策に対する警戒感が重しとなった。
午後3時42分現在のドル・円相場は前日比0.3%高の1ドル=113円60銭。朝方に付けた113円05銭を下値に113円台前半でもみ合った後、欧州時間にかけて113円69銭まで上昇する場面があった。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%高の1240.00。
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)マーケッツ本部外国為替・コモディティー営業部長の吉利重毅氏は、「米株高となったが、基本的にはパイプライン建設や規制緩和といったミクロ部分を好感している印象。ドルはその点は織り込み済みで、その上で財政出動やインフラ投資についての具体的な規模感などを待っている状況でレンジになりやすい」と指摘。一方で、「財政出動の裏側では債務上限問題も付きまとう」と語った。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-26/OKDELX6TTDS001
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