http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/603.html
Tweet |
核燃料棒漏れた「1本の微細な穴」はこんなに危険!
http://85280384.at.webry.info/201804/article_60.html
2018/04/06 08:20 半歩前へ
▼核燃料棒漏れた「1本の微細な穴」はこんなに危険!
九州電力は5日、川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)で1次冷却水の放射性ヨウ素濃度が上昇した問題について、1本の核燃料棒から放射性物質が漏れていたことが判明したと発表した。 燃料棒が細かく振動したことなどから1本に微細な穴が開いたとみられる。
この記事を読むと「たいしたことはなかったのか」と思う。とんでもない。入口紀男さんの投稿をみてびっくりした。知らなかった。おそらく、記事を書いた記者もここまでは知らないで、電力側が発表した内容を鵜呑みにして書いたのではないか?
熊本大客員教授で工学博士の入口紀男さんが投稿した「老朽化した原子力発電所の脅威」を転載する。(原文のまま)
********************
「核燃料棒」は 1本にウラン 235の直径 1センチくらいの円柱状ペレットがジルコニウムのさやに収められた、長さが約 3メートル超で重さが約 3−4キログラムの細長い棒です。
この1本に少なくとも広島原爆 0.1個分の放射能(セシウム137換算)が含まれています。(未使用のときは含まれていませんが、使用済みになったときに、それだけの放射能が含まれます。)
それらを通常は約 100本束ねてケースに固定したものが「核燃料集合体」で、核燃料集合体は 1体の重量が約 300キログラム。
一つの原子炉で、この各燃料集合体を約 350体(約100トン)水に沈めて、1年かけて使いますから、1年間で広島原爆約4000発分の放射能が核のゴミとして出ます。
核燃料集合体が老朽化に伴って核燃料棒の固定力が弱まり、燃料棒が細かく振動してジルコニウムのさやに微細な穴が開くなど、老朽化した発電所よりも風下の九州、四国、本州、北海道に暮らす日本人にとって、それは生存権を危険にさらす大きな脅威です。
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素49掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素49掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。