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山林の放射線汚染状況を発表
01月24日 19時10分
福島大学の研究者が、原発事故による山林の汚染の状況について調査結果を発表し、帰還困難区域などの木に含まれる放射性物質の濃度が現在の日本の出荷のための基準を下回るのは難しく、海外並みの基準に見直す必要があると述べました。
これは浪江町の林業者を集めた報告会で福島大学環境放射能研究所のヴァシル・ヨシェンコ特任教授が発表しました。
ヨシェンコ特任教授はウクライナ出身でチェルノブイリでの研究の経験があり、4年前から、避難指示が出た浪江町などの山林で調査を行ってきました。
それによりますと、浪江町の帰還困難区域のマツは、放射性物質の濃度が木の中心にあるためもっとも低い「心材」と呼ばれる部分でも平均で1キログラムあたり300ベクレルだったということです。
燃料として使う木材を出荷するための日本の基準は40ベクレルで7倍以上の数字となりました。
一方、ヨーロッパの基準は600ベクレルで、これは下回りました。
ヨシェンコ特任教授によりますと時間の経過による濃度の低下はほとんど見られず、チェルノブイリの状況と似ているということです。
そして、林業を復興させるためには海外に比べて厳しい日本の基準を見直す必要があると述べました。
林業や造園業を営む浪江町の山崎安男さんは「厳しい結果だったが新しい土に木を植えるなど将来の世代のためにできることを考えていきたい」と話していました。
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