http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/358.html
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また原子力推進を唱える人が亡くなった。
原子力推進の保守論客・西部邁氏が多摩川で入水自殺。78歳。
2013年に咽頭がんを公表。
2008年から大腸がんで闘病していた夫人を2014年に亡くしている。
最近は体調が悪く、皮膚病も患っていたようで、テレビ出演では手袋をしていた。
おそらく夫人の死や自身の病気を苦にしての自殺だったと思われる。
周囲にも死にたいともらしていたらしい。
昨年末の対談の映像でも体調がかなり悪そうであった。
彼の不調もおそらく被ばくの影響である可能性が高い。
夫人も福島原発事故による被ばくにより急に病状が悪化したのではないだろうか。
被ばくにより強いうつや自殺衝動が起きることもチェルノブイリ事故では多数報告されている。
彼は保守論客であったが、科学的論理的な考え方ができず、主義・思想でしか
ものごとを考えられないタイプの人間であった。
少なくとも原子力推進に関してはその主張すべてが間違いでデタラメだった。
TOKYO MXの西部ゼミでは、「福島県民は放射能でより健康になった」と主張する
稲恭宏博士の意見をありがたく拝聴しており、その無知蒙昧、不勉強、無理解ぶりには
あきれるばかりであった。
被ばく回避などは一切せず、大量に被ばくして体調不良に陥ったことは容易に想像がつく。
多摩川の底には支流から流れ込む放射性物質が大量に堆積している。
原発は安全だ推進すべきだと大声で唱えた人間が、原発事故による被ばく被害に苦しんだ末、
放射能汚泥にまみれて自殺したとしたらずいぶん皮肉なことだ。
お気の毒ではあるが、自業自得とも言える。
彼を含め原子力推進を唱える人間がすでに何人も病気に倒れ亡くなっている。
放射能汚染は心配ない、安全だという彼らの言説を決して信じてはならないということを、
彼らは自分の身をもって証明しているのだ。
左翼だろうが右翼だろうが、原発推進だろうが反原発だろうが関係はない。
放射能汚染を軽視して被ばく回避をしないと、あっという間に体がボロボロになり
死んでいくのである。
これは科学的・医学的真実であって、主義思想のはいり込む余地はない。
私はあの世に逝った西部氏にこう言いたい。
「あなたは原子力を推進すべきだと主張しましたが、原発がなければ、
あなたも愛する奥さんも被ばくせず、もっと元気で幸せに長生きできたでしょう」
(関連情報)
「評論家の西部邁さんが死去 多摩川で自殺か」 (朝日新聞 2018/1/21)
https://www.asahi.com/articles/ASL1P55P9L1PUTIL00Z.html
「西部邁さん死去 娘の智子さん『父は死にたいと……』」 (AERA.dot 2018/1/21)
https://dot.asahi.com/dot/2018012100021.html
「【死因は何?】西部邁が死去!結婚歴や家族(嫁,子供)は?手袋の理由は病気!」 (道楽日記 2018/1/21)
http://mybouzu.info/entertainment/nishibe-susumu
「反原発と東電叩きはどうなった西部邁ゼミ2013年3月16日放送」 (YouTube TOKYO MX 2013/3/24)
https://www.youtube.com/watch?v=2h9WmJuJBwY
「反原発と東電叩きはどうなった西部邁ゼミ2013年3月23日放送」 (YouTube TOKYO MX 2013/3/31)
https://www.youtube.com/watch?v=LdM3zQJ-15s
「原発は安全、心配ないと主張していた原子力ムラの超A級戦犯たちが被ばくで死に始めた」
(拙稿 2017/12/10)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/215.html
「福島で自殺率が震災4年後から上昇 -- 衝撃が走っているが、被ばくが原因であり不思議はない」
(拙稿 2017/1/13)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/288.html
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