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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月1週)―福島産沖で捕れたマアジからセシウム、福島県の検査は478件連続ND―
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2017/12/07(木) 19:41:18 めげ猫「タマ」の日記
食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。12月1週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム汚染食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
@検査数1,479件中8件の基準超え(全体の1%)
A平均は、1キログラム当たり3.3ベクレル、最大640ベクレル(宮城県産イノシシ)。
※1 牛肉を除く
※2 単位については(5)を参照
図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2017年12月1週)
色分けは以下の通りです。
赤マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
橙出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
黄基準値超えの食品が見つかった県
危険なセシウム汚染食品が宮城、千葉で見つかっています。今週のデータを解析すると
・福島産沖で捕れたマアジからセシウム、福島県の検査は478件連続ND
・福島県郡山市の特産、阿久津曲がりねぎの収穫が最盛期、検査結果がありません。
・上昇する福島産ヒラメのセシウム濃度
との特徴が読み取れ、福島産の「安全」は担保されていません。
1.福島産沖で捕れたマアジからセシウム、福島県の検査は478件連続ND
福島県沖で捕れたヒラメからセシウムが見つかったと発表がありました。ヒラメを取ったのは千葉県の漁船のようで、検査したのは「東北緑化環境保全(株)」です(8)。同社は事故前より放射線・放射能の測定業務を実施している会社で(9)、それなりに確りした技術基盤がある会社だと思います。同社の測定がおかしいとなれば東北電力の放射線・放射能測定が瓦解すると思います。(=^・^=)なりにみて、それなりに実績と技術力がある分析機関だと思っています。福島県の検査結果が気になります。
※1(1)を集計
※2 福島県の検査は「福島県農業総合センター」で実施
※3 日付けは捕獲日
※4 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
図―2 福島県沖マアジの検査結果
図に示す様に福島県(福島県農業総合センター)の検査はすべて検出限界未満(ND)です。(=^・^=)なりに厚生労働省の発表(1)を数えると478件連続で検出限界未満(ND)です。同じ福島県沖のマアジなのに福島県の舟が取って福島県が検査するとセシウムが見つからないのに、福島県外の舟が取って福島県外で検査するとセシウムが見つかる不思議な事が起こっています。
福島県いわき市は地図でみると福島県沿岸部南部にあり南は茨城県に接してします。先週に続き今週も千葉県産スズキからセシウムが見つかったと発表がありました(10)。福島産が気になります。以下にスズキの検査結果を示します。
※1(1)を集計
※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
※3 日付けは捕獲日
※4 淡水を除く
図―3 スズキの検査結果
図に示す通り千葉だけでなく、隣接する茨城産からもセシウムが見つかっています。でも福島県いわき市産からは見つかっていません。千葉、茨城産スズキからセシウムが見つかるのに汚染源に近い福島県いわき市産からは見つから無いなどはおかしな話です。
マアジにしてもスズキにしても、厚生労働省の発表(1)を見ると福島産の出荷前検査しているのは福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(11)です。中立性に疑問があります。福島産は他よりも低くでる検査で安全とされ出荷されます。
2.福島県郡山市の特産、阿久津曲がりねぎの収穫が最盛期、検査結果がありません。
福島県郡山市の特産品に「阿久津曲がりねぎ」があります。冬が収穫期だそうです(12)。12月に入り出荷の最盛期を迎えたそうです(13)。検査されているか心配です。福島県が運営するHPで(14)、福島県郡山市産ネギの検査結果を調べても出てきませんでした。厚生労働省の発表を見たら福島県郡山市産ネギは7月21日に収穫されたものを最後に検査されていません。どう見ても冬に収穫される「阿久津曲がりねぎ」(12)は検査されていません。(=^・^=)なりに調べると各年12月に収穫された福島県郡山市産のネギは2014年が最後でこの時はセシウムが見つかっています(15)。それ以来、12月に取れた福島県郡山市産ネギを福島県は検査していません。それでも福島県は福島産ネギは検査で「安全」が確認されたと主張しています。
福島産は検査されていなくても検査で「安全」だとされ出荷されます。
3.上昇する福島産ヒラメのセシウム濃度
福島産ヒラメから1キログラム当たり15ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(16)。以下に推移を示します。
※1(1)を集計
※2 日付けは捕獲日
※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
図―4 福島産ヒラメの検査結果
図に示すように上昇しています。
福島産はセシウム濃度が上昇するものがあります。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
・検査されていなくても検査で安全とされる福島産
・セシウム濃度が上昇する事もある福島産
(=^・^=)は不安なので「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないようです。
福島県福島市ではリンゴ狩りが楽しめるようです(19)。福島はリンゴの季節です。福島県福島市は「蜜」いっぱいのリンゴがでできたそうです。
※(20)をキャプチャー
図―6 「蜜」いっぱいの福島のリンゴ
とっても美味しいそうです(20)。福島県は福島産リンゴは「安全」だと主張しています(21)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産リンゴはありません。
※(22)を引用
図―7 福島産リンゴが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2369.html
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1062報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月4週)―千葉産スズキからセシウム、福島県いわき市産は65件連続ND―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:11,127KB)」
(8)(7)中のNo4474
(9)放射線(能)測定|測定分析関連|TRK 東北緑化環境保全株式会社
(10)(7)中のNo4462,4504
(11)農林水産部 - 福島県ホームページ
(12)郡山ブランド野菜、阿久津曲がりねぎ(郡山市) | ふくしま 新発売。
(13)鍋料理おいしさ抜群「曲がりねぎ」 郡山伝統野菜が収穫最盛期:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(14)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。を「ネギ、ネギ(施設)および郡山市で12月7日に検索」
(15)食品中の放射性物質の検査結果について(第908報) |報道発表資料|厚生労働省中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒検査結果(PDF:161KB) の325」
(16)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(17)(16)中の「やさい編 [PDFファイル/175KB]」
(18)(3)中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒検査結果(PDF:899KB) のNo317
(19)りんご狩り2017 ? 一般社団法人福島市観光コンベンション協会公式ページ
(20)ローカルTime FNN被災地発...
(21)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(22)ヨークベニマル/お店ガイド
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