もんじゅ設計　廃炉想定せず　ナトリウム搬出困難　（毎日新聞）　魑魅魍魎男

もんじゅ設計　廃炉想定せず　ナトリウム搬出困難　（毎日新聞）　
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/167.html
投稿者魑魅魍魎男日時 2017 年 11 月 29 日 16:16:37: FpBksTgsjX9Gw　6bOWo@mx6bKSag

「もんじゅ設計　廃炉想定せず　ナトリウム搬出困難」　（毎日新聞　2017/11/29）
https://mainichi.jp/articles/20171129/k00/00m/040/166000c

廃炉が決まっている高速増殖原型炉「もんじゅ」（福井県敦賀市）について、原子炉容器内を満たしている液体ナトリウムの抜き取りを想定していない設計になっていると、日本原子力研究開発機構が明らかにした。放射能を帯びたナトリウムの抜き取りは廃炉初期段階の重要課題だが、同機構が近く原子力規制委員会に申請する廃炉計画には具体的な抜き取り方法を記載できない見通しだ。

通常の原発は核燃料の冷却に水を使うが、もんじゅは核燃料中のプルトニウムを増殖させるため液体ナトリウムで冷やす。ナトリウムは空気に触れれば発火し、水に触れると爆発的に化学反応を起こす。もんじゅでは１９９５年にナトリウムが漏れる事故が起き、長期停止の一因になった。

　原子力機構によると、直接核燃料に触れる１次冷却系の設備は合金製の隔壁に覆われ、原子炉容器に近づけない。また、原子炉容器内は燃料の露出を防ぐため、ナトリウムが一定量以下にならないような構造になっている。このため１次冷却系のナトリウム約７６０トンのうち、原子炉容器内にある数百トンは抜き取れない構造だという。

　運転を開始した９４年以来、原子炉容器内のナトリウムを抜き取ったことは一度もない。

　原子力機構幹部は取材に対し「設計当時は完成を急ぐのが最優先で、廃炉のことは念頭になかった」と、原子炉容器内の液体ナトリウム抜き取りを想定していないことを認めた。炉内のナトリウムは放射能を帯びているため、人が近づいて作業をすることは難しい。

　原子力機構は来年度にも設置する廃炉専門の部署で抜き取り方法を検討するとしているが、規制委側は「原子炉からナトリウムを抜き取る穴がなく、安全に抜き取る技術も確立していない」と懸念する。

　もんじゅに詳しい小林圭二・元京都大原子炉実験所講師は「設計レベルで欠陥があると言わざるを得ない。炉の構造を理解している職員も少なくなっていると思われ、取り扱いの難しいナトリウムの抜き取りでミスがあれば大事故に直結しかねない」と指摘する。【鈴木理之】

　【ことば】高速増殖原型炉「もんじゅ」

　プルトニウムとウランの混合酸化物を燃料に、発電しながら消費した以上のプルトニウムを生み出す原子炉。出力２８万キロワット。原型炉は実用化までの４段階のうちの２段階目。１９９４年に運転開始したが、９５年に２次冷却系のナトリウムが漏れる事故が発生し、長期運転停止。その後も点検漏れなど不祥事が相次ぎ、約２５０日しか稼働しないまま昨年１２月に政府が廃炉を決めた。

--------(引用ここまで)-------------------

ここまでデタラメだともう笑ってしまいます。

もんじゅは研究用原子炉であり、安全な廃炉を検討することも重要な研究課題の
一つのはずです。

廃炉にできないものに建築・運転許可を与えた政府の責任は極めて重いと
言わざるを得ません。

文科省部会は、こんなお粗末な状況にもかかわらず、高速炉基盤技術を確立などと
鼻高々なのですから、もう頭がおかしいとしか言いようがありません。

原子力ムラは狂人ムラです。

(関連情報)

「『高速炉基盤技術を確立』＝もんじゅ「成果」評価－文科省部会　（時事ドットコム)」
（拙稿　2016/10/28）
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/693.html

1. 2017年11月29日 16:24:25 : 1Xw9dmLeKg : xdnaaX3uvTU[-22]

▲△▽▼

新聞記事を引用投稿してるだけの魑魅魍魎男がなんでこんなに偉そうなのか

[３２初期非表示理由]：担当：小出ガーと言うが原発推進側の批判はしない。ペンネーム無しのいわゆる工作員

2. taked4700[6659] dGFrZWQ0NzAw 2017年11月29日 16:43:25 : tdYipVBdCw : pDQlqroYsWY[1]

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なにか、このままもんじゅと心中しろと言われている感じですね。

1次冷却系のナトリウムが約７６０トンというのですから、2次系のナトリウムはその倍はあるでしょう。１５００トンはあるはずで、しかも、2次系はナトリウム漏れを起こしたわけで、その時、1次系の冷却がされたのは、明らかに2次系の冷却が2系統あるという意味のはずで、そのため、2次系だけで３０００トンのナトリウムがあることになります。

合計４０００トン程度のナトリウムを気密状態で保管する必要があり、大変です。まあ、塩素を付加して塩化ナトリウムにしてしまえば、後は塩なので、海に投棄が可能かもしれませんが、それでも放射化されているので、相当期間保管が必要です。

遅くとも１年程度で関東地方での３１１大地震と同型の海溝型地震が起こります。その結果、内陸型の地震が連続することになり、若狭湾の地震の発生確率はかなり高いと思います。

3. 2017年11月29日 17:12:50 : eXCAA2THf6 : Iirp3VBic8s[5]

▲△▽▼

トイレの無いマンションどころの
騒ぎでは済まされない事だ。

4. 2017年11月29日 18:33:03 : psQLGU4deY : 4E2Mnyi8G@k[-20]

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反対派の英雄気取りのバカ丸出し魑魅魍魎男

[スレ主【魑魅魍魎男】による初期非表示理由]：他のコメント者、投稿者への文句を書いてあるだけのコメント(アラシや工作員によくあるコメントはスレ主が処理可能)

5. 佐助[5121] jbKPlQ 2017年11月29日 19:37:00 : Ed8QsK1xcY : kNlje1ZcM5Y[16]

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犯人は対米従属議員と読売だろう
世界は日本列島を使用ズミの核燃料処理列島にする企みに乗った自民党政治家と読売。

分子世界のプラスマイナスは科学の常識と異なる
科学者は，これを指摘し反抗するとバカにされてご飯が食べれなくなる。

リチウムとかナトリウムやマグネシウムは，イオン化しやすい物質。

イオン化すると電子を放出する，この放出される電子の振動数・共振数・共鳴数が，プラスチックやパイプを過熱させて，発火や穴があける。空気と触れると爆発する。水の中では増幅し，腐敗や穴があく。

これは，分子の世界は，プラスとマイナスが常識と異なるため。

分子は共鳴振動数と一致すると，引っ張るが，不一致になると離れる，これはプラスとマイナスが反発し，プラスとマイナスが引っ張るという科学の常識と異なるからです。

リチウム電池が，出火する危険が解決しない，根絶できない無視されるのは，そのためです。ナトリウムやマグネシウムも同じ理由です。

従って設計的には，イオン化して劣化しない発火しない材料を使えばよいが，｢治外法権｣
｢日米地位協定｣「日米安保」では裁判権を持つ,設計変更できないことなどが規定されている。だから，原子力発電所やオスプレイやミサイルやイージス，軍事飛行機など，米国の許可なしでは設計変更は許されない。軍事製品以外の商品は特許を買えば，開発試験して自由に設計変更も，新商品の製造は可能です。装甲車はなぜＯＫなのか，三菱の戦車はどうなのか，よくわからないことがある，｢治外法権｣｢日米地位協定｣「日米安保」は，そのままで米国の議会の承認があるとできるかも知れない。

しかしこれらすべて産業革命で解消できると思う。