猛毒を含む爆発物の保管場所(3号機プール)あたりで爆発があったのに、 未だにその保管場所の画像を隠蔽したまま理屈だけでごり押し続けて来る。 国家権力を振り回してそういう態度をとり続けられると、 「その理屈を、なぜ画像を隠蔽したまま、言って来るんだ?」と不信に思うだろう。 (小瓦礫が邪魔で見えない頃の(見えるのは3%)画像だけ公開して、小瓦礫撤去後の画像は完全隠蔽)。 1、2号機の話や、3号機にしても格納容器の話等、問題を多くの事柄に分散させて、 何が重大なことかわからないように、ぼかす書き方になってるけど...
肝心の、3号機の燃料プールの話を、なぜ、たったひと言触れただけでスルーしてるんだ? 3号機の燃料プールには、猛毒を含む爆発物が保管してあって、そのあたりで爆発があったんだぞ! https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc http://c23.biz/eV77 爆発物とは使用済燃料です。水の中にあれば爆発物です(間隔が狭くなっとき連鎖反応を起こす)。 その爆発物も爆発したと疑われて当然なのだから、 その爆発物566体が今もすべてそこにあるとわかる画像を公開する義務があるだろう! なのに、未だにその保管場所の画像を隠蔽したまま理屈だけでごり押し続けるという態度をとっている。 (小瓦礫が邪魔で見えない頃の(見えるのは3%)画像だけ公開して、小瓦礫撤去後の画像は完全隠蔽)。 ネットでは「溜まった水素が爆発しただけで、保管場所の爆発物は爆発していないに決まってる」 という説明が蔓延してるようですが、その説明は、状況証拠と完全に矛盾しています。 小瓦礫撤去後の画像を見るという簡単に出来て100%確実な判別方法があるのに、 それをわざとやらずに、 わざわざ状況証拠と矛盾する説明に、200km圏に住む数百万人の生死を賭けていいわけないでしょう! ■住民説明会に参加される方々は、是非、小瓦礫撤去後の画像を公開しないことに抗議してください。 画像を見もせずに説明だけで判断する前に、状況証拠を見てください。 一瞬かすって行っただけで鉄骨,数十トン(1トンや2トンじゃない)を1000℃上げたほどの、 膨大な熱量を持った高温ガスが発生した状況証拠があり、その説明は現実と矛盾しているのです。 https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc http://c23.biz/eV77 鉄骨の曲がった箇所は全体に点在している。 曲がった箇所に集中的に熱が移ってそれらの箇所だけ1000℃になった、なんてあり得ないのだから (曲がった箇所が1箇所だけなら熱がそこに集中もあり得るが、曲がった箇所は全体に点在している)、 鉄骨,数十トン全体が1000℃になったと考えるのが自然。 政府見解通り建屋内に水素ガスが600kg溜まっていて、水素ガス600kgが全部燃焼すると、 3600℃の混合気(質量比で窒素:水蒸気=7:2)が22.2トン出来(理由は後述)、 22.2トンの全部から、1000℃の差分の2600℃分の熱量が全部、鉄骨に移って、 ようやく鉄骨,数十トンの温度を1000度上げることができますが、 現実には、燃焼できるのは精々1/10ですし、あの一瞬で移る熱量も精々1/10ですから(理由は後述)、 水素爆発だけの熱量では2桁足りないのです。 ■住民説明会に参加される方か、デモの人員を集める力を持った方が、いらっしゃいましたら、 どうか、最低限の公開を未だにしてくれない行為に、抗議してください。 ■まず、あの一瞬で移る熱量は精々1/10くらいしかない理由は、 建屋内で出来た高温ガスは鉄骨を一瞬かすって通り過ぎて行くからです。 移る熱量が少ししかない理由は、細かい理屈はわからなくても、肌で感じるくらいあたり前過ぎる話です。
下図が爆発時の建屋天井の断面図で、■が鉄骨、↑が通り過ぎる高温ガスとすると、 ■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■ 鉄骨から離れたガスの大半が、鉄骨に熱を与えないまま、高温のまま、 建屋の外(上側)に出て行ってしまうことはわかると思う。 鉄骨近くのガスが鉄骨に熱を与えてしまって温度が下がったら、すぐ周りから熱が補充されて温度が復活する とは言っても、時間ゼロでは無理なのだから、その一瞬ではほとんど補充されずに通り過ぎて行ってしまう。 鉄骨に熱を移すのは、鉄骨近くを通ったガスの熱だけ、しかも一瞬で通り過ぎるのだから移せる熱量も僅かです。 ■3600℃の混合気(質量比で窒素:水蒸気=7:2)が22.2トン出来る理由は、 水素600kg=0.6トンが燃焼するには、その8倍の質量の酸素(4.8トンの酸素)が必要だが、 4.8トンの酸素には、その3.5倍の質量の窒素(16.8トンの窒素)が漏れなく付いて来る(空気は酸素と窒素の混合気)。 空気中で水素0.6トンが燃焼すると、5.4トンの水蒸気が、16.8トンの窒素と混ざった状態で出来上がる。 つまり、22.2トンの水素と窒素の混合気が出来上がり、そのときの温度は元の温度の3600度増。 要するに、3600℃の混合気22.2トンが出来上がる(元の温度は10℃以下で0℃と変わらないから3600度増なら3600℃)。
■600kg全部が建屋内で燃焼できるわけがない理由は、 水素ガスは、比重が空気の14分の1しかなく、水素ガスと空気は上下に分離して存在していた筈で、 水素ガスと空気が混ざることが出来るのは2者の境界付近だけ。だから、建屋内で燃焼できたのは精々60kgくらい。 爆発の衝撃で混ざるとは言っても、
|水素ガス| |水素ガス| |_水蒸気_| |__空気__| |__空気__| 上図のように、燃焼で出来た水蒸気が水素ガスと空気を仕切ったまま膨張して、 水素ガスを建屋の外に押し出すのだから、 水素ガスの大半は、酸素と結合できないまま、建屋の外に出て燃焼するか、燃焼せずに拡散するかして、 鉄骨に熱を与えるのに寄与しない。 ■水素ガス600kgの燃焼だけでは全然足りないことが、わかるでしょう?
あの状況で他に熱を出した可能性があるのは、プール内の使用済燃料の連鎖反応だけなのです (もし格納容器の中味が大量に飛散していたら、 半減期の短い、強烈なγ線を出す物を含んだガスが膨大な量ばら撒かれていた筈だが、 実際には空間線量が跳ね上がらなかったので否定される。となると高温ガスはプールから)。 ■上に書いた説明を読めば、 小瓦礫撤去後の画像を見るという簡単に出来て100%確実な判別方法があるのに、 それをわざとやらずに理屈だけで実害無しと断言することが、如何に恐ろしいことか、わかると思います。 その画像の公開は、絶対にやらせないといけないのです。
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