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政府・東電は、水張りなしでデブリ取り出しを目指すというが…
http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/601
2017年09月06日 東京新聞
東京電力福島第一原発1〜3号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)をどう取り出すのか、政府・東電は近く大まかな工法を決める。格納容器に横から穴を開け、水を張らずに作業する「気中工法」を採用する方向。だが、デブリの状況はよく分かっておらず、強烈な放射線が飛び交う中で安全に作業できるのか。2021年中に取り出しに着手したいというが、先行きはまだ見通せない。(宮尾幹成、小川慎一)
状況は3基とも千差万別 作業員の被ばくが心配
当ホームページには1〜3号機の最新の状況が収録されています。それらをご覧いただければ分かりますが、炉内の状況はそれぞれまるで違います。
1号機は格納容器上部の重いコンクリート製のふたがずれ落ち、デブリは大半が格納容器に落下。
2号機のデブリは逆に多くが圧力容器に残存。
3号機は、格納容器の水位が約6メートルあり、足場が落下するなど内部損傷が大。
政府・東電は、格納容器を水で満たして放射線を遮る「水棺(冠水)工法」は無理と判断し、水を張らない「気中工法」でデブリを取り出そうという方針です。
ですが、事はそう単純ではなく、3基ごとに工法の入念な検討が不可欠です。
確かに、「気中工法」なら、格納容器を補修する必要がなく、補修時の作業被ばくもなくなる理屈。ただし、設備をだれがどう設置するのか、むき出しのデブリが発する放射線からどう作業員を守るのか、外部にデブリの削りくずが出ないのか。格納容器のデブリは取れたとしても、では圧力容器に残ったデブリはどうするのか−−。
まだまだ乗り越えるべきハードルはたくさんあるのが現実です。(山川剛史)
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