http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/502.html
Tweet |
「米で原発2基の建設断念 東芝傘下のWH破綻で」 (朝日新聞 2017/8/1)
http://www.asahi.com/articles/ASK812QQ7K81UHBI008.html
東芝の米原発子会社で経営破綻(はたん)したウェスチングハウス(WH)に原発2基を発注していた米スキャナ電力は7月31日、建設を断念すると発表した。3月のWH破綻を受けて計画見直しを検討してきたが、完成を目指せば追加コストが膨らみすぎると判断した。
建設をやめるのは米南部サウスカロライナ州で工事中の「サマー原発」2、3号機。米ジョージア州で建設中の米サザン電力「ボーグル原発」3、4号機とともに、WHが2008年に受注した。しかし、11年の福島第一原発事故後、設計や工事の大規模な見直しが相次いだ。
スキャナ側が新たに精査したところ、2基の稼働時期は2号機が22年12月(現計画は19年8月)、3号機は24年3月(同20年8月)で、大幅に遅れる見込みになった。工費も180億ドル(約2兆円)規模に膨らむ見通しになった。上ぶれ分はWHが負担する契約だったが、WHの破綻で望めなくなった。
スキャナのケビン・マーシュ最高経営責任者(CEO)は「建設断念は最も望ましくない選択肢だったが、今となっては正しい行動だ」と述べた。東芝はスキャナ側に払う「親会社保証」の上限額を21億6800万ドル(2432億円)とすることで7月27日に合意。建設中止による追加の損失は発生しない見通しだ。(ニューヨーク=江渕崇)
---------(引用ここまで)-----------------------------
朗報です。米国がまた脱原発に向けて一歩進みました。
それにしても、未来のない原子力ビジネスを見限って早々に東芝に売却したのは見事です。
ずる賢いといえばそうですが、ビジネスは喰うか喰われるかの世界であり、
だまされるほうが悪いのです。
大赤字しか産まない原子力ビジネスを大枚はたいて買い込んだ東芝は今や世界の笑いものです。
(関連情報)
「米スリーマイル島原発、廃炉へ 競争力失い、採算悪化 (朝日新聞)」 (拙稿 2017/5/31)
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/183.html
「独シーメンスと米GE、『脱原発』業績けん引 (日経)」 (拙稿 2017/5/18)
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/138.html
「オマハ電力公社が米ネブラスカ州フォート・カルフーン原発を10月24日に公式に閉鎖すると発表」
(拙稿 2016/9/1)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/401.html
「米加州最後の原発閉鎖へ 再生エネに転換 (東京新聞)」 (拙稿 2016/6/22)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/888.html
「さらに5つの米原子炉が閉鎖、次はディアブロ・キャニオン原発か?(EcoWatch)」
(拙稿 2016/6/20)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/877.html
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素48掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。