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BWRの問題点 update4 弁財天
BWRはベントしなければ注水できなくなるし。日本のBWRはフィルター付きベント未装備なので風下の住民がイオン化した放射能を吸引して即死してしまうし。ベントに成功しても配管やサプレッションプールが圧力差に耐えられなくて破断するし。日立はこういうのを思考停止してしまう社風だし。
【水切りカゴで湯を沸かすことはできない】MarkTI型原子炉の制御棒は圧力容器に上に向かって挿入される。メルトダウン時には制御棒は溶けてしまい、60の穴は放置されコアが暴走する。 pic.twitter.com/NlM6jHw0
― Makoto Shibata (@bonaponta) 2012年7月1日
- 深刻事故発生時に冷却系の配管がPWRのように分離していないので注水不可で冷却できなくなる。
- 注水するためにベントすることになるがフィルター付きベント装置がないと風下の住民は致死性の希ガスを吸い込むことになる。
- 下から制御棒を上に差し込む設計なので釜の下にはたくさんの穴が開いている。水切りカゴでお湯を沸かすとバカにされた設計。
- 沸かした蒸気をそのままタービン建屋まで循環させている。地震で原子炉建屋とタービン建屋が傾き、配管がギロチン破断すると汚染水が撒き散らされる。
- リトアニアに売れたABWRは免震基礎と地下の使用済み燃料プールに設計変更された。それ以前の島根3号機、大間フルMOX、東通1号機(東電所有)には免震も地下プールもない。
- 地下プールが採用されてないBWRは地上20メートルの高さに使用済み燃料プールが配置されていてフクイチ4号機のような状態になる。空から大王が降ってくる設計。
- 大間はフルMOX原発。高熱で冷えにくいMOX燃料を構造的に冷やせなくなるBWRで燃やすのはバカげている。
- BWRは縦に長いため原子力空母にも原子力潜水艦にも採用されなかったのでテストが不十分。兵器級プルトニウムのMOX燃料はPWRでしかテストしてない。BWRで兵器級プルトニウムのMOX燃料のテストはどこもやってない。
- NRCは当初予定していた兵器級プルトニウムのMOX燃料を米国内の原発で燃やすことをやめた。
フクシマで何か起きたのか?技術的側面
ローレンス・バークレー国立研究所 エネルギー技術及び環境への影響に関する部門
Fukushima1 Technical Perspective LBL EEDT 04052011 1 pdfの7ページ参照。
【BWRの欠点】炉心停止後に数日間の強制冷却が必要。停止直後は6%の発熱量。1日で1%低下、5日以降は0.5%これは炉心溶融にじゅうぶんな発熱量。
以前冷えにくい兵器級プルトニウムのMOXを設備不足のBWRで燃やすのは論理的でないとロバート・アルバレスが言ってたぞ。ウラン燃料使っててもBWRは冷えにくいとLBLが言ってる。ムラはフルMOXのBWRなんて大間に作っちゃっていいのか。どうせまた安全対策なしなんだろ。
ME2403 POWER PLANT ENGINEERING/VII Semester A Section/UNIT-I INTRODUCTION TO POWER PLANTS AND BOILERS
46/90ページ
"Unlike PWRs, BWRs have at least a few steam-turbine driven ECCS systems that can be directly operated by steam produced after a reactor shutdown, and require no electrical power. This results in less dependence on emergency diesel generators-of which there are four-in any event.
BWRの唯一の長所は蒸気駆動のECCSが電源なしに動作することだった。原子炉を停止したときに圧力容器の蒸気圧でタービンを回し冷却水を循環させる。この冷却システムに電源は不要で原子炉が冷却するまでも動作するはずだった。
実際には電動バルブが使われてる設計ミスがあり、
1967年には判明していた。
島根3号機、大間フルMOX、東通1号機(東電所有)はABWRというBWR型の原発。
着工3原発:青森2基と島根、建設容認 経産相が初見解
着工3原発:青森2基と島根、建設容認 経産相が初見解
毎日新聞 2012年09月15日 11時29分(最終更新 09月15日 14時02分)
「30年代に原発稼働ゼロ」を目標とする政府の「革新的エネルギー・環境戦略」について、枝野幸男・経済産業相は15日、青森市内で三村申吾青森県知事らと会談し、政府方針を伝えた。枝野経産相は、14日の戦略決定時に不明確だった建設中の3基の原発の扱いについて「設置許可の出ている原発は変更しない」と述べ、原発の新増設とは見なさず建設継続を認める判断を初めて示した。
建設中の3基は、中国電力島根原発3号機(松江市)とJパワー(電源開発)大間原発(青森県大間町)、東京電力東通原発1号機(同県東通村)。いずれも東日本大震災などの影響で現在工事を中断しており、早期に再開しても40年間の運転期間中に「原発ゼロ」の目標時期を迎える。戦略との矛盾が今後、問題になりそうだ。
このうち東電の1基については「賠償や事故対応の問題があり、建設を議論できる段階にない」と述べた。
会談には原子力施設が立地する県内4市町村長も同席。三村知事は「原発を再稼働しながらゼロを目指す方針が立地地域の理解を得られるか疑問」と苦言を呈した。【酒造唯】
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