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手塚治虫、石ノ森章太郎、小津安二郎、千代の富士、ジャイアント馬場。彼らの共通点は何でしょう?そうです。彼らは、みなその道の第一人者であり、発言力も大きく、影響力も絶大です。
しかし、もうひとつ共通点がある。それは、彼らがみな、60歳ちょうどで亡くなっていることです。大谷が支配する世の中では、優れた者は60歳以上生きることは許可されていないのだ。つまり、彼らはみな、大谷の指示によって殺害されている。
病死=加害者がいない、被害者もいない。つまり、被害者も加害者もいないということは、殺人は起きていない。殺人が起きていないのなら、被害者は加害者を断罪することができず、そして、加害者は断罪されることがない。ということで、人を殺すなら医者に限る。てなわけで、大谷などのタナトス一族は大量の信者を医療機関に送り込み、自由自在に人を殺せる体制を整えています。もとより、大谷は、戦国時代の昔から、このような手で上杉謙信などの武将を殺害しています(謙信は浄土真宗を邪教扱いして弾圧していた)。
もし、謙信が大谷に討たれたのなら大谷は謙信の家族による敵討ちの危険にさらされるが、謙信は病死しているので、大谷は敵討ちの心配は無用だ。人を病気で殺す方法には、このような利点があるのだ。批判、復讐など敵の返り討ちを回避しつつ、目的(敵の殺害)を完璧に遂げる、と言うこと。
大谷は、基本的に殺したい人物に癌などの不治の病の診断を下します。この場合、1年以内に止めを刺すことが定められています。1年超えると障害年金の受給資格が下りるのだ(敵に税金を投入するなてもったいない)。ただ、金をむしりとることが目的の場合は、癌患者が10年、20年生きることも多い(ホスピスの主みたいなババアとかいますよね)。
手塚治虫は、卓越したストーリーテラーである一方、昔から戦争反対、愛と平和を謳ってきました。しかし、手塚は戦争体験者であるだけに、其の主張には戦争を知る者としての平和に対する切実な想い、そして理不尽な暴力に対する憎悪など、圧倒的な説得力がありました。
しかし、大谷はこのような人物は好みません。大谷は、かねてから「手塚という漫画家はすぐに死ぬべきだ」と考えていました。というわけで、大谷は大量の仏教信者(PTA、一部編集者、一部スタッフ、一部ファン)に命令して手塚に嫌がらせをしてきました。人工的に悲観的な状況を作り、手塚を自殺に導こうと考えていたのだ。月に連載が5、6本とか、電車が揺れる中や、寝ながらでも描いていたという逸話を残すほど、手塚が異常に忙しかったのはそのためです。しかし、手塚はそんな過酷な状況さえも好機に変えてレベルの高い作品を大量に生産し、大谷を唖然とさせていました。
手塚が癌を診断されたのは1988年だが、その4年前の1984年に手塚の殺害を大谷に決意させた出来事が起きました。24時間テレビ愛は地球を救うで恒例の手塚アニメが放映されたのだ。この「バギ」と言う作品。さすがに医学博士であるだけに、手塚は遺伝子組み換え技術に対する疑念をテーマとして扱っていたのだが、たぶん、現在のTVでは放映不可能です。
主人公の少年は遺伝子組み換えで生まれた動物バギと出会うのだが、そのバギを作ったのが主人公の母親であり、遺伝子工学の学者と言う設定でした。この、女性遺伝子工学博士は、架空の独裁国家で遺伝子組み換え食品の開発を任せられていたのだが、その際、遺伝子組み換え食品で実験動物が大量に死ぬ事件が発生する。其のときの女性博士と独裁者の会話を紹介する。
博士「まだそれはテストしておりません、念のため動物に試食させてからお召し上がりを」
独裁者「安全でないと申すか」
博士「閣下、遺伝子組み換えで作られたものはすべて新しい生物でございます。ですからどういうものであるか調べなければなりません」
独裁者「しかし日本では安全だったと聞いておるが」
部下「大変です。米を食べた動物が!」
博士「いったいどういうこと、何が起こったの?」
部下「新しくできた米がものすごい毒性を持っていたのです」
博士「そんな、そんなはずが」
独裁者「博士、そう嘆くこともない。失敗は誰にでもあるものじゃ」
博士「閣下、わたしは神の恵みを作るつもりが悪魔の食べ物を作ってしまいました。もうこれ以上実験を続けることはできません。こんな恐ろしい植物は廃棄処分にいたします
独裁者「いやいや、処分することはない。むしろ、それはそれで役に立つものじゃ」
博士「閣下、あれは強い毒性をもったお米でございます。食べれば誰でも死にます」
独裁者「誰でも死ぬ?其のとおりだ。この米をわれわれに歯向かう反乱分子どもに食べさせてやればたちどころに全滅だ」
博士「何と仰せでして?」
独裁者「そればかりではない。世の政治に不平を言う反乱分子どもに食わせて粛清をするのだ。まだあるぞ。ゲリラを支援している隣国のやつらにも食わせよう。パンに混ぜてばらまいて全滅してしまおう。おお、よき考えじゃ。これで世は安泰。世界の強国になれる」
博士「閣下はこれを人殺しの道具に?」
独裁者「そーじゃ、兵器じゃ。立派な兵器になるわ。ふはははは。さあ博士、早速米の大量生産に入ってくれ」
「バギ」の放映から4年半、1989年2月に手塚治虫は亡くなりました。受験の直前だったのでよく覚えている。いやあ、しかし、この「バギ」。これは今のテレビでは到底、放映不可の内容だということがわかると思います。当時に於いても、この内容を理解できる者がいたのかどうか。
ということで、現在、遺伝子組み換えの危険性に対する言及はメディア上ではありえない。なぜなら、手塚をはじめとして、遺伝子組み換え食品の危険性に言及してきた人々がみな大谷の手によってことごとく「病死」したからだ。1984年当時はアメリカで遺伝子組み換えタバコが発売されました。それまでタバコは無害だったが、遺伝子組み換えタバコによって咽頭癌、、肺がんが増えたのだ。
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