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1日、人民日報のアプリ版は、「中国での報道環境が悪化している」とする外国人記者クラブの報告に賛同を示した日本メディアの記者に対し、中国の華春瑩報道官が「反撃」したことを伝えた。
日本人記者の質問に中国外交部報道官が反撃―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b565651-s0-c10.html
2018年2月2日(金) 16時20分
2018年2月1日、人民日報のアプリ版は、「中国での報道環境が悪化している」とする外国人記者クラブの報告に賛同を示した日本メディアの記者に対し、中国の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官が「反撃」したことを伝えた。
1月30日の外交部定例記者会見で、記者から「外国人記者の取材環境改善に取り組む計画があるか」との質問を受けた華報道官が、「外国人記者クラブ(FCCC)の報告に賛同する人がいれば挙手を」と会場の記者に逆質問を浴びせ、結局誰一人として挙手しないという一幕があった。
2月1日の定例会見では、日本の産経新聞記者が「先月30日の記者会見にわれわれの記者は出席していなかった。今、私はFCCCの報告に同意を示した。私自身、報告に記載されている状況を経験したからだ。われわれは中国に状況の改善を心から望む。これがわれわれの、この問題に対する立場だ」と発言した。
これに対して華報道官は「あなたが毎日記者会見に来ているか、ここ数日来ていなかったかは知らないが、今日のあなたの質問を聞く限り、あなたは良からぬ話をしにやって来たようだ。中国駐在の外国人記者は600人余りいるが、FCCCのメンバーがどれほどいるかは知らない。あなたは間違いなくそのメンバーでしょう」とした。
そのうえで「私が聞きたいのは、どうして他のメディアはあなたと同じような問題に遭遇していないのか、600人あまりの外国人記者のなかでどうして産経新聞の記者だけがそのように感じるのか、産経新聞自身のやり方に反省に値する部分があると思うか、ということ。大多数のメディアの記者が中国でスムーズな生活を送り、取材活動を行っているのに、どうしてあなたがただけが問題を感じるのか。私は、あなたがた自身が深く反省する必要があると思う」と反論している。(翻訳・編集/川尻)
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