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17日、米華字メディアの多維新聞は、中国の習近平国家主席が推進する「トイレ革命」について、「努力しているが、まだ日本にはかなわない」と論じている。資料写真。
習近平主席が努力も、中国はこの分野でまだ日本にかなわない―米華字メディア
http://www.recordchina.co.jp/b544628-s0-c30.html
2018年1月19日(金) 6時20分
2018年1月17日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は2015年4月、17年11月にそれぞれ「トイレ革命」に関する指示を発表し、観光地や都市、そして農村のトイレにも革命を起こし、市民生活に影響する問題点を解決することを求めている。米華字メディアの多維新聞は、この「トイレ革命」について各国メディアの報道を引用し「習氏は推進に努力しているが、まだ日本にはかなわない」と論じている。
記事によると、ドイツ紙ディ・ヴェルトは17日、「トイレットペーパー時代の終わりは人類の福音なのか」と題する記事で、「トイレは現在、革命を遂げており、イノベーションの中心にはお尻の洗浄機能がある。人類の健康や衛生、環境汚染の減少などの観点から、トイレットペーパーが淘汰(とうた)されることは良いことだ」と指摘。「その洗練された技術で知られるのが日本だ」とし「ドイツや他の国々は日本から学ぶべきだ」と論じている。
読売新聞は昨年11月、「中国の公衆トイレは間仕切りがなく、悪臭も強く、外国人観光客からは敬遠されてきた」などとし、習主席が、政府が進めている公衆トイレ美化運動「トイレ革命」についてさらなる改善を求める異例の「重要指示」を出したことを伝えている。
豪紙オーストラリアンも、中国の「トイレ革命」について「習主席にとって当面の急務だ」と指摘している。
香港英字紙のサウスチャイナ・モーニング・ポストは、世界トイレ機関の中国地区プロジェクトマネージャー、バイ・リン氏の話として「中国のトイレ革命は観光業を促進する目的で推進されている。だが衛生的なトイレは、多くの人々に不可欠なものだ」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)
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