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30日、中国メディアの人民日報は、中国の外国人留学生を対象とした「私と中国」と題した作文コンクールの受賞式と新書の発表会について伝えた。資料写真。
中国に留学した外国人「私の心の半分は中国に残っている」―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b271036-s0-c30.html
2018年1月2日(火) 14時0分
2017年12月30日、中国メディアの人民日報は、中国の外国人留学生を対象とした「私と中国」と題した作文コンクールの受賞式と新書の発表会について伝えた。
「私と中国」作文コンクールは、2017年6月から始まり、全国86の学校から約200作品の応募があった。留学生の出身国は100カ国以上に及んだ。12人の留学生が賞を獲得し、受賞作はいずれも中国語で書かれたもので、豊富な内容だったという。作文の中で留学生は、物語を語る方式で中国留学での経験や感想をつづり、自身の角度から中国のこの先の発展と変化について述べた。
この授賞式では、同時に「私と中国の美しい出会い、外国人留学生が語る中国物語」と題した新書の発表会も行われた。これは、国内初となる外国人留学生の視点から、中国での出来事についてつづった英中対照の書籍である。
この書籍の中で、マレーシアから来た留学生は「中国に来て、自分と中国とは縁があると感じた。私はもっと多くの時間をかけて中国の文化、歴史、国情、中国人の考え方などを理解したい。『郷に入りては郷に従え』で、地元の風土や人情に適応してこの国に溶け込めば、いつかは『中国通』になれると思う」と述べている。
また、イタリアから来た留学生は「私の中国での生活は豊富で多彩だった。私はよく、中国のにぎやかな生活や、熱意あふれる人たちなど、特別な景色を懐かしく思う。私は心の半分が中国に残ったままなのだと思う」と述べた。
中国教育部のデータによれば、2016年の中国の外国人留学生数は44万人を突破し、2012年と比べて35%増加した。記事は、中国の発展に伴い、中国と世界各国との教育交流と協力はますます緊密になっており、さらに多くの若者や学者の目が中国に向いていると結んだ。(翻訳・編集/山中)
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