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20日、中国中央テレビが、中国遼寧省で新手の当たり屋が出現したと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。
こんな方法があったのか!中国で新たな手口の当たり屋が登場=中国ネット「詐欺師も進歩しているんだ」「全国初の試み」
http://www.recordchina.co.jp/a164371.html
2017年2月22日(水) 14時20分
2017年2月20日、中国中央テレビが、中国遼寧省で新手の当たり屋が出現したと伝えた。
新たな手法の当たり屋とは、耳かきで耳をかきながら歩いて、歩行者にわざとぶつかるという方法だ。当たり屋は、事前に耳の周りを血のようなもので赤くしており、ぶつかった後に耳から出血したと言って賠償金を要求するという手口だ。
相手によって獲得できる賠償金は異なるようで、示談がうまくいかない場合でも100元から200元(約1600円から3200円)、うまくいけば500元から600元(約8000円から9600円)、特に急いでいるような人ならさらに多く「稼げる」のだと警察官は指摘した。
警察によれば、1人で外出している高齢者や若い女性が狙われるケースが多いという。また、急いでいるような人やスマホを見て歩いている若者もターゲットになりやすいようで、注意を呼びかけている。
これに対し、中国のネットユーザーから、「頭を働かせ、想像力を発揮し、無からものを生み出す」、「知恵によって美しい生活を創る。何も問題ない」、「新年になると新たなだましの手口が出るんだな。詐欺師も進歩しているんだ」など、皮肉を込めたコメントが多く寄せられた。
また、「全国初の試みだ。遼寧省には人材がいる」、「イノベーションは東北から。希望が持てるな」などのコメントもあったが、いずれも自虐的なコメントだ。
他には「一緒に病院に行って支払いは自分がすると言えばいい」、「どうせ賠償するなら耳の奥までほじってやったらいい」などの対処法に関する意見もあった。(翻訳・編集/山中)
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