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19日、韓国メディアによると、韓国大統領府関係者は「主要ポータルサイトへの『共に民主党(与党)』党員のコメント操作によって、文在寅大統領の支持率が10%近く急落し、50%台に下落した」と述べた。資料写真。
文大統領の支持率も自由自在!?コメント操作で韓国社会が混乱=「今までの支持率は何だった?」「詐欺みたいなもの」
http://www.recordchina.co.jp/b593247-s0-c10.html
2018年4月19日(木) 12時10分
2018年4月19日、韓国・朝鮮日報によると、韓国大統領府関係者は「主要ポータルサイトへの『共に民主党(与党)』党員のコメント操作によって、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が10%近く急落し、50%台に下落した」と明らかにした。
記事によると、昨年末まで70%を超えていた文大統領の支持率は、今年1月の第4週に入って初めて50%台まで下落したという。世論調査会社「リアルメーター」の調査では、1月第1週に71.6%だった文大統領の支持率は第3週に66%に落ち、第4週には59.8%に急落。また世論調査会社「ギャラップ」の調査でも同期間に8%下落したとのこと。
当時、文大統領の支持率下落の原因を世論調査の専門家らは「南北統一チーム結成など、北朝鮮の平昌五輪参加をめぐる議論と仮想通貨、最低賃金など、政策の混乱が影響を及ぼした」と分析していた。しかし記事は「当時、ハンドルネーム『ドゥルキング』と称するネットユーザーが、韓国の大手ポータルサイトのネイバーで平昌統一チームに関連した政府批判コメントを操作したことが、支持率の下落に影響を及ぼした可能性があるとの分析も出ている」と伝えている。
さらに「コメント操作によって支持率を人為的に引き上げる可能性も示唆している」とし、「ドゥルキング」が大統領選挙が行われていた昨年4月24日について「2度のテレビ討論で文在寅が2位の候補者との差を大きく広げたが、その議論に対する世論を我々がつくった」と主張しているという。「大統領選挙以後、自分たちがネット世論を圧倒的に占有し、大統領の支持率を引き上げている」とも語ったという。このため野党は「文大統領の高い支持率も、強力な支持層のコメント操作が影響したのではないか」と疑っているという。
なお同問題に関連し、政権批判コメントへの賛同者数を不正に水増ししたとして、業務妨害の容疑で「共に民主党」議員3人が逮捕されている。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは4000を超えるコメントが集まっているが、そのほとんどが支持率調査のあり方を批判するものだ。コメント欄には「大統領の支持率自体が信用できない」「コメント操作で踊らされた支持率なのか」「ある程度は予想していた」「世論調査自体を調査する必要がある」「支持率調査も詐欺みたいなもの」「今までの支持率は何だったんだ」「支持率と実際の民心とは違うということ」など、コメント操作によって影響を受ける支持率調査に対して厳しい声が並んだ。(翻訳・編集/三田)
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