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18日、韓国メディアによると、大韓航空オーナー一家の「パワハラ」問題をめぐり、新たな証言が出た。写真は大韓航空機。
終わらない大韓航空オーナー一家のパワハラ騒動、今度は母親の行動が問題に
http://www.recordchina.co.jp/b593013-s0-c30.html
2018年4月19日(木) 7時50分
2018年4月18日、韓国・KBSによると、大韓航空オーナー一家の「パワハラ」問題をめぐり、新たな証言が出た。
韓国では12日、韓進グループのチョ・ヤンホ会長の次女チョ・ヒョンミン大韓航空専務が広告代理店の職員に向かって暴言を吐き、水の入ったコップを投げていたことが明らかとなった。大韓航空をめぐっては14年12月にもチョ専務の姉であるチョ・ヒョナ元副社長が、同社客室乗務員のナッツの出し方を問題視して旅客機を搭乗ゲートに引き返させ、事務長を強制的に降ろしたいわゆる「ナッツリターン」事件が物議を醸していたため、「大韓航空オーナー一家のパワハラ問題」として波紋を広げている。
記事によると、さらに新たに「チョ専務の暴言はチョ会長の妻で母親のイ・ミョンヒさんの日ごろの言動をまねしたもの」との主張が登場した。主張したのは大韓航空で10年間副機長を務めた後に解雇された男性で、取材に対し「15年にわたってチョ会長の自宅前でデモを続けているが、その際にイ・ミョンヒさんのパワハラを頻繁に目撃する」と話した。男性はイさんについて「『なぜそんなこともできないのか!』と物を投げてわめいていた。銅板のようなものを投げる音も聞こえた」と明らかにした。暴言の相手は警備員や庭師、家政婦らだったという。その上で男性は、チョ専務のパワハラ問題について「母親の行動をそのまま学んだもの」と指摘した。
さらに「ナッツリターン」事件の被害者であるパク・チャンジン元事務長は「(事件から)少したった後、チョ・ヒョナは系列社の役員として華麗に復帰した。うやむやな軽い処罰で済まされてしまった」とし、大韓航空オーナー一家に対する厳重な処罰を求めている。
また、ネット上には同一家が空港で高価な海外の商品を無断搬入したとの情報も寄せられており、関税庁が事実確認に乗り出したという。
この報道に、韓国のネットユーザーからは「パワハラとは見て覚えるもの」「子どもは親の鏡だから」「家庭教育の大事さを実感」など親の責任を追及する声が多く上がっている。
また、「一家全員で反省し、心を入れ替えて生きて行くべき」「今回ばかりは決してうやむやにしてはならない」「一家で韓国国民を下に見ている。国民はろうそくを掲げて制裁を加えるべき」など厳しい処罰を求める声も。
一方で「いくら問題になっているとはいえ、家のことに口を出すのはよくない。メディアのマナーの方が深刻」と指摘する声や、「大企業の会長らの中でパワハラしない人なんている?」「平凡な国民がいくら騒いでも、結局は何も変わらないよ」と諦めの声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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