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21日、韓国メディアは、韓国マクドナルドのハンバーガーの安全性問題を追跡してきた取材陣に対し、あるマクドナルド店長から衝撃的な内部情報の提供があったと報じた。写真はマクドナルドの看板。
「ハンバーガー恐怖症」を引き起こした韓国マクドナルド、店長が衝撃の衛生状況を暴露=「不買運動をしなきゃ」「他の店でも…」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/b191370-s0-c30.html
2017年9月22日(金) 16時10分
2017年9月21日、韓国・テレビ朝鮮は、韓国マクドナルドのハンバーガーの安全性問題を追跡してきた取材陣に対し、あるマクドナルド店長から衝撃的な内部情報の提供があったと報じた。
韓国では最近、マクドナルドで生焼けパティ入りのハンバーガーを食べて腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)にかかったという健康被害が相次いでおり、一連の「ハンバーガー病」問題が波紋を呼んでいる。
マクドナルドで数年間勤務しているという店長のAさんは「保健当局が衛生点検をする際には『回収用の氷』を提供する」と話す。つまり、「大腸菌をはじめとする食中毒菌が検出されないよう、点検者の目を盗んで食器洗浄に使う消毒剤を氷にスプレーして渡す」というのだ。韓国マクドナルド本社が「消毒された氷を提供するように」と衛生点検への対応指針メールを送ったり、店舗管理者らが確認したりする場合もあるという。
氷だけではない。ハンバーガーも消毒剤をスプレーして提供するそうだ。Aさんは「ハンバーガーにスプレーする場合は素早く行わなければならない。ハンバーガーの内側、パティ側にスプレーする」と述べ、「スプレーをかけ過ぎて、取り締まりチームに『どうしてこんなに湿っているのか』と聞かれたこともある」と答えた。
同様の対応は数カ所の店舗で慣行のように行われているそうで、Aさんは同僚の店長BさんとのSNSでのやり取りや、「たくさん(消毒剤を)スプレーしておく。そうすれば合格する。あの人たち(保健当局)が食べるわけじゃないから」というBさんとの通話内容も公開した。実際に、韓国消費者院が消費者を装ってハンバーガーを購入した際は食中毒菌が検出されたものの、「無償回収証」を提示した保健当局の衛生点検では菌が検出されていないことが分かっている。
この告白に対し、マクドナルド側は「一方的な主張であり、売り場では決してありえない明白な犯罪行為」と主張、「同様の行為があったとすれば、刑事告発措置を取る」という立場を明らかにした。
ネットユーザーからは「マック不買運動をしなきゃだね」「ここまできたらマクドナルドは政府レベルで撤収させないと」「米国本社が韓国支社を告訴して撤退させてほしい。マクドナルド以外にもハンバーガーを売るところは多い」といつも通りのマクドナルド批判が寄せられる中、「取り締まり過程にも問題がある。身分を明らかにして検査するせい」「情けない公務員。みんな知っててもだまされたふり」「消毒剤のことは取り締まり班も既知の事実。裏金があって、検査するやつは細菌が基準以下なら合格判定してる」など保健当局を非難する声も強まっている。
その他にも「私が働いてたカフェも点検時には消毒液をスプレーしてた」「マクドナルドだけじゃない。外の食べ物は作ってるところをみたら食べられなくなる」との暴露コメントや、「心置きなく食べられるものがない。まだ安全なのは家のご飯くらい」との嘆き節も見られた。(翻訳・編集/松村)
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