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16日、韓国・JTBCなどによると、韓国で初となる無人のコンビニエンスストアがソウルに登場した。人工知能を用いたもので、雇用減少への懸念の声も出ている。写真はロッテワールドタワー・モール。
韓国初、無人のセブンイレブンがソウルに誕生=「バイトの仕事がなくなる」「商品の陳列には人の手が絶対必要」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/b178430-s0-c20.html
2017年5月18日(木) 14時10分
2017年5月16日、韓国・JTBCなどによると、韓国で初となる無人のコンビニエンスストアがソウルに登場した。人工知能を用いたもので、雇用減少への懸念の声も出ている。
韓国のセブン−イレブンを運営するコリアセブンは16日、ソウルの蚕室(チャムシル)ロッテワールドタワー31階にスマートコンビニ「セブン−イレブンシグネチャ」をオープンした。
入り口の生体認証装置に手のひらを当てると、事前に登録しておいた静脈情報と照合し、自動的に店のドアが開く。一般的なコンビニと同程度の82平方メートルの広さを有しており、約1500の商品が並ぶ。一見すると普通のコンビニのようだが、商品を選んだ後は、無人レジのベルトコンベヤーに商品を置くだけですぐに決済が終わる。
セブン−イレブン側は決済の仕組みについて「商品のバーコード位置に関係なく360度全方向スキャンにより(商品情報を)認識する」とし、「また個別商品の大きさを認識し、商品が重なっている時には自動的にエラー認識するようにした」と説明した。
記事は、日米ではすでに人工知能を用いた無人スーパーや無人コンビニの運営が始まっており、それに伴い機械に仕事を奪われる人が現れ、社会の二極化が拡大する懸念が出ている一方で、機械が人の代わりに単純労働をすることによって雇用の質が高まるという主張があるなど、無人店舗の導入には賛否があることを伝えた。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「店舗に人が必要なくなったら、人の仕事は商品を店に運ぶだけになってしまうのか?」「これが広がったらバイトの仕事は全部なくなる」など仕事が減ることへの不安の声が多く寄せられたほか、「生体情報の管理は大丈夫なのか?」との懸念も寄せられている。
その一方で「商品の陳列にはバイトの手を使わざるを得ないはず」とする声や、「自動車が登場すれば馬車の御者という仕事が消えるのは当然のこと。先祖たちは懸命に勉強してそうした困難を乗り越えてきたのだ」と、新たな技術によって消えてしまう仕事が出てくるのは当然とする声もあった。(翻訳・編集/三田)
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