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http://parstoday.com/ja/news/japan-i27636
アメリカと日本の軍事演習
アメリカと日本が、東シナ海で11日間の軍事演習を実施しています。
アメリカと日本は、この演習を3月6日から17日まで実施します。東シナ海は何年も前から、中国と日本の領有権争いの場になってきました。このため、明らかに、アメリカと日本のこの演習実施の目的は、北朝鮮のミサイルの脅威への対抗と軍事分野における中国のけん制であるということができます。
産経新聞はこれに関して「この演習は北朝鮮と核兵器にもつながるその軍事行動への真剣な警告だ」としています。アメリカでは少し前、トランプ大統領が東シナ海における日本の立場を支持し、「尖閣諸島は日本の領土の一部であり、アメリカは締結されている条約や協定に基づき、日本を守る」と表明しました。
アメリカが韓国とこの1年、周辺の海域で実施した演習は、日本との演習以上の数となっています。アメリカと東アジアのその同盟国の目的は、中国を脅迫することであり、演習の長期的な戦略は、中国のけん制と見るべきでしょう。
中国の政府関係者は、この演習の実施に反応を示し、過去同様、アメリカと韓国やアジアの同盟国の合同演習の実施は挑発行為だとしました。中国はここ数日、アメリカと韓国に対し、中国が北朝鮮を6カ国協議に復帰させることができるよう、演習を停止するよう求めました。IRIB東アジア問題の専門家、ガッファーリー氏は、次のように語っています。
「アメリカは日本との海上軍事演習の実施により、6カ国協議の席に戻ろうとしていないようだ。こうした中、韓国におけるアメリカのミサイルシステムTHAADの配備は、明らかに中国を窮地に立たせていることを意味する。これまで、THAAD配備は、韓国の人々の抗議のみならず、中国の怒りも引き起こしている」
こうした中、中国にとって決定は難しくなるのでしょうか。おそらくアメリカ、日本、韓国は北朝鮮のミサイル発射を中国の外交にとっての失敗と見ていますが、中国の政府関係者が、まもなく行われるアメリカの国務長官との会談で、外交分野でどのような枠組みを使用するのかを見るべきでしょう。
2017年03月14日19時47分
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