>>6さん●確かに、「国連コンボイ」の事件は反政府派の陰謀でしょう。また、マスゴミは、米国が主導する有志軍も、トルコ軍、イスラエル軍もシリアで爆撃しているのに、シリア軍とロシア軍の爆撃しか批判しません。 また、マスゴミは、米軍がイラクのモスルで爆撃していること、あるいは無人機を使い世界各地で、戦闘的イスラム主義者を爆撃していることも批判しませんね。 パキスタンでの2004年以降の爆撃をNGO団体が調べたら、300回以上の攻撃で死者数は3000人以上、その内の約50%は無関係な市民で、子供も100名以上犠牲になったそうですが、マスゴミは絶対に<テロ>とは言いません。更にマスゴミは、サウジがイエメンで爆撃して約3万人ぐらい死傷させていること、また、ウクライナ軍が親ロシア派が支配する都市部を爆撃した時にも批判しませんでした。 (マスゴミはシリアの反政府派が使っている巨大な手製迫撃砲(?)による都市部への攻撃も批判しない。あの巨大な迫撃砲では、恐らく正確に照準することなど出来ないでしょうから、爆撃と同じです) だから、マスゴミは著しく不公平であり、ロシアの<悪魔化プロパガンダ>を実施していることは明らかですね。 ●しかし、私が知る限りでは、地上の戦闘支援爆撃は、最前線がどんどん変わりますから正確な爆撃はかなり難しく、間違えて味方を爆撃してしまうことも珍しくないらしいのです。 それで、5にも書きましたが、米軍では地上で上空の戦闘爆撃機と連絡をとり、爆撃を誘導する「前線航空管制官」という専門職があるわけで、ロシア軍にもいるはずです。(「前線航空管制官」は古い名称で、今は別のようです) しかし、彼らが最前線に居て戦闘機を誘導しても、現場が都市部であれば、ビルの内部に市民も居るかどうかまではわかりません。 更に言えば、地上軍でさえも誤射は避けられません。戦場では、味方から誤射されることは珍しくないので、ウクライナ内戦ではウクライナ兵は赤色や黄色、親ロシア派ゲリラ兵は白色のヒモを両腕に巻いたりして識別していました。 ですから、米軍のように精密誘導弾を使ったとしても、爆撃では市民の巻き添えを防ぐことは不可能です。 ●そもそも、ISなどの戦闘的イスラム主義者の中枢は、欧米諸国や日本がシリア内戦に参加して、イスラム教徒を多数殺すこと自体を目的にしているように思われます。 今のISやアルカイダ兵が全員殺されても、その犠牲により、今は沈黙している約15億以上のイスラム教徒が怒り出して、欧米諸国とイスラム教徒が全面対決する状況になれば、自然にイスラム教徒は国を越えて団結しようという機運が広がり、オスマン帝国のようなイスラムの統一国家が建設できると期待しているのではないでしょうか? だから、シリア内戦にロシアが参戦するのは、彼らの狙い通りだと思います。ヨーロッパやアメリカで市民を攻撃し、その反動でヨーロッパやアメリカに居住するイスラム教徒が迫害されれば、されるほど、多くのイスラム教徒が怒って、決起すると期待しているのではないでしょうか? サウジなどのイスラム色の濃い国は攻撃せずに協力して、一国づつイスラム国家にしてゆき、最後にイスラム主義の「統一国家」=「ウンマ」を建設しようとする路線のアルカイダは、案外現実主義的な運動です。 しかし、既存のイスラム国家も敵視して攻撃対象にするISは敗北必至の運動です。要するにISの運動は、昔、赤軍派が考えた<前段階武装蜂起>ではないでしょうか? (米軍の場合は過去の経験から、戦争をする場合、何人ぐらいの市民犠牲者=「付帯的被害」が出るかはわかっているので、大統領は軍に攻撃許可を出す場合、必ず「付帯的被害」者数を尋ねてから判断します。つまり、大統領は事前に知っているわけです、多すぎると批判されるので)
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