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拡大するシリアの「悲劇」について英情報機関トップが異例の演説
シリアの「悲劇」の陰にロシアの存在、英情報機関トップが警告
http://www.cnn.co.jp/world/35093492.html
2016.12.09 Fri posted at 16:04 JST
ロンドン(CNN) 英対外情報部(MI6)のアレックス・ヤンガー長官は8日、ロンドンの本部で演説し、惨状が次々明らかになるシリアの「悲劇」について、ロシアの果たしている役割に警鐘を鳴らした。
「(シリア北部の都市)アレッポにおいてロシアとシリア政府は不毛の地を作り出そうとし、それを平和と呼ぼうとしている」とヤンガー長官は述べた。
現職のMI6長官が本部で、外部にも公開された形で演説をするのは初めてのことだ。
演説はMI6の情報公開を求める声に応えたものだが、出席が認められたのは少数の記者のみだった。記者らはロンドン中心部の別の集合場所から本部に移動させられ、電子機器の持ち込みは禁止。ノートにメモを取ることだけが認められた。
ロンドンのテムズ川南岸に立つ英対外情報部(MI6)の本部
ヤンガー長官はまた、さまざまな要素が混在した「ハイブリッド戦争」という現象について、徐々にその危険度が増しつつあると語った。これはロシアがネットを使い、米大統領選に介入したとされる問題のことと思われる。
その上で同長官は「グローバル化の中心にある(ネットの)接続性は、敵対的な意図を持つ国々によって悪用されかねない。サイバー攻撃やプロパガンダ、民主的プロセスの破壊といったさまざまな手段が使われる」「リスクは大きく、主権の根幹に関わる脅威となっている」と語った。
一方、スパイ映画の人気シリーズ「007」の主人公ジェームズ・ボンドについては、現在のMI6では採用されないだろうと述べた。「世間では長きにわたり、名門大学の出身者や接近戦に熟達しているといった、MI6職員を定義する特定かつ単一の資質があると思われてきた」「もちろんこれは明らかに真実ではない。MI6はその人の背景にかかわらず、最高の才能を生かすことのできる職場でなくてはならない」
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