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日本はなぜ開戦に踏み切ったか? 真珠湾攻撃「情報戦」の真実 アメリカの正義はこうして作られた(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/258.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 12 月 08 日 17:59:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


日本はなぜ開戦に踏み切ったか? 真珠湾攻撃「情報戦」の真実 アメリカの正義はこうして作られた
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50390
2016.12.08 森山 優 現代ビジネス


■日米戦争という難題

日本は、なぜアメリカと戦争をしたのだろうか。以前、当時の日本の政策決定過程を検討した『日本はなぜ開戦に踏み切ったか』(新潮選書)を上梓したが、その鍵となる概念は「非決定」と「両論併記」であった。

強力なリーダーシップが存在しない日本が危機に際してずるずると戦争に向かっていく過程を描いた拙著は、単なる過去の話ではなく、身近に感じられる事例として読者の方々に受け入れていただけたようである。

日米が戦争へと向かう大きな分水嶺となったのは、1941年7月の日本の南部仏印(現在のベトナム南部)進駐と、それに対する米英オランダ(蘭)の対日全面禁輸だった。しかし、後世から見れば決定的と思える日米の決断が、どのような意図をもってなされたのか、一般にはあまり理解されていない。両国ともに、その決定過程がきわめて複雑だからである。

該書でも紙幅の関係から対象時期を全面禁輸以降の日本の状況に絞ったため、これに触れることができなかった。今回、この難題に挑んだのが、『日米開戦と情報戦』(講談社現代新書)である。

本書では、まず南部仏印進駐に至る日本の政策決定過程を分析し、なぜその選択がなされたかを再検討した。

じつは「非決定」や「両論併記」は、南部仏印進駐とその先触れとなったタイと仏印との国境紛争調停の分析から導き出された概念である(故吉沢南氏が『戦争拡大の構図』〈青木書店、1986〉で「両論並立的秩序」という概念を提唱され、それを継承・発展させた「両論併記」に「非決定」という概念を加えたのが森山「「非決定」の構図」『軍事史学』27巻2・3、1991)。


■「国策」と「情報戦」

米英との戦争は避けたいが「南進」(イギリス・オランダなどの南方植民地への進出)の足がかりとしてまずタイと仏印への影響力を増大させたい陸海軍、彼らの足許を見て挑発しつつイニシアチブを握ろうとする松岡洋右外相、そのせめぎ合いから生まれたのが、幾多の「両論併記」の「国策」文書だった。松岡が、「国策」のあいまいさを利用して陸海軍を手玉にとる様子は、じつにスリリングである。

しかし、舵取りに失敗した松岡は閣外に放逐され、日本を危機が襲う。米英オランダの対日全面禁輸である。そもそも、石油の対日禁輸は、日本を石油のための「南進」に駆り立てる(最も近い産油地帯は蘭印=現インドネシアだったため)危険性が高いと考えられていた。特にコーデル・ハル米国国務長官ら慎重派はそうであった。

それがなぜこの時期に決定されたのか。

アメリカの研究者のあいだでも見解が分かれている。従来、その背景には、アメリカが解読した日本の外交暗号電から得たMagic情報があったとされてきた。

ハルは、日本が7月2日の御前会議で決定した「国策」(「情勢ノ推移ニ伴フ帝国国策要綱」)を入手し、日本が「南進」することを知っていたと証言している(日本が「南進」を決めたなら、禁輸に反対する理由はなくなる)。本書の次なる課題は、情報戦である。

しかし、この「国策」は「南北準備陣」と評されるように、「北進」(ソ連を攻撃する。6月22日にドイツがソ連に侵攻した直後だった)と「南進」を併記し、そのための準備を整えるとした、典型的な「非決定」「両論併記」の文書だった。

ハルの証言が正しいなら、なぜ彼は日本が「南進」すると判断したのだろうか。ほんとうにアメリカはMagic情報で日本の意図を正確に察知していたのだろうか。ハルの回顧録、スティムソン陸軍長官の日記や、イギリスの外交文書を精査すると、驚くべき事実が浮かび上がってきた。


■説得力のない真珠湾陰謀説

アメリカが日本の暗号を解読していたことにより、日本の行動はすべてが筒抜けだったというイメージが一般的には根強い。古くは映画『トラ・トラ・トラ!』(20世紀フォックス、1970)で、傍受した日本の外交暗号電と解読機にタイプ入力すると、解読文が自動的に打ち出されてくるシーンがあった。

他にもミッドウェイ海戦や山本五十六連合艦隊司令長官機の被撃墜など、アメリカの暗号解読に「してやられた」例は枚挙にいとまがない。また、ローズヴェルト大統領が真珠湾攻撃を知っていながら、ヨーロッパへの参戦の口実をつかむため、攻撃されるがままにしたという真珠湾陰謀説(「アジアの裏戸」説)は、くりかえしマスコミを騒がせてきた。

スティネット『真珠湾の真実』(文藝春秋、2001)が出版された際は、筆者の同僚が陰謀説を真に受けていて、驚いたものである。

しかし、普通に考えれば、日本の暗号を解読していた米英が、なぜ日本に真珠湾の太平洋艦隊を壊滅させられ、フィリピンやマレー・シンガポールなどの植民地を攻略されてしまったのだろうか。

秦郁彦氏が言うように、参戦の口実なら、真珠湾に日本の機動部隊が忍び寄ってきたか、攻撃部隊を発進させただけで充分である。何も軍艦を撃沈されたり、太平洋戦線すべてで惨敗する必要はない。陰謀論に説得力がないのは、戦争の全体像を説明できないからである。

陰謀論のような例は極端だが、暗号戦における米英の優位は、いわば戦後の常識と化していたとも言えよう。しかし、日本もアメリカの外交暗号を解読していた。

森山「戦前期における日本の暗号解読能力に関する基礎研究」(『国際関係・比較文化研究』3―1、2004)は、国務省の最高強度の暗号(ストリップサイファー)を日本側が解読して利用していたことを明らかにした(本論文はインターネットから無料でダウンロードできる)。開戦前において、日米は相手の外交文書を解読して、ともに出方を探っていたのである。


■決して昔話ではない

それでは、なぜ日米は戦ったのだろうか。

じつは、日米間には戦争をしてまで解決しなければならない具体的な利害対立はなかった。そして、日米ともに積極的に戦争を追求した結果、戦端が開かれたわけではない。むしろ双方が危機回避に失敗したため、やむを得ず戦争を選択した側面が強いのである。

となると、どんな情報に依拠して、相手の出方を判断したのだろうか。

アメリカがMagic情報を利用したこと自体は知られていたが、具体的にどのように政策に影響を与えたかという問題については、充分に検討されてきたとは言い難い。今回、この問題をさまざまなケースについて検討した結果、Magic情報は危機の回避に資するどころか、むしろ危機を促進したと結論せざるを得なくなった。

その最大の原因は、政策担当者が暗号電報などのナマ情報(インフォメーション)に直接アクセスして判断したことであろう。インテリジェンス(情報・諜報とも訳す)の世界では、対象国の文化的な背景を理解する地域研究が必須である。文化的背景がわからない素人では、ナマ情報に含まれるほんとうの意味がわからないからである。

歴史学に例をとれば、政治史研究では政治家の日記や書簡を史料として使用する。しかし、それだけでは単なるインフォメーションの寄せ集めに過ぎず、意味をくみ取ることはできない。史料を時代的背景、政治的文脈などに配置して考察することで、はじめて理解可能なものとなるのである。インフォメーションとインテリジェンスの関係も同様である。

問題は、アメリカの政策担当者がMagic情報を入手したことで、自分は日本の出方を知っていると思い込んだことであろう。自分が色眼鏡でインフォメーションを見ていることに気づかず、そこに「見たいものを見た」ため、外交による解決努力は大きく損なわれ、戦争に近づく動因となった。

日本が戦争に踏み切ったため、自ら侵略戦争を選んだ結果となり、アメリカには正義が転がり込んだ。彼らの偏見はすべて事実となり、誤謬は歴史の闇のなかに消えていったのである。

いったい情報は、どのように利用されるべきなのか。情報化社会に生きる我々にとって、これは75年前の昔話ではない。


             


読書人の雑誌「本」2016年12月号より



 

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コメント
 
1. 中川隆[5351] koaQ7Jey 2016年12月08日 20:01:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[5787]
>日本の暗号を解読していた米英が、なぜ日本に真珠湾の太平洋艦隊を壊滅させられ、フィリピンやマレー・シンガポールなどの植民地を攻略されてしまったのだろうか。

暗号なんか関係ないよ

昭和天皇が機密情報をすべてアメリカに教えていたのが原因:


日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」

太平洋戦争の前夜に日本の対米英戦争を決定した1941.9.6の「帝国国策遂行要領」に関する所謂「御前会議」の内容を細大漏らさず、敵米国の駐日大使に通報していた、日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」とは吉田茂。
元自民党総裁選=麻生太郎の祖父。

また吉田茂元首相の再軍備問題のブレーンだった辰巳栄一元陸軍中将(1895〜1988年)も、米中央情報局(CIA)に「POLESTAR―5」のコードネーム(暗号名)で呼ばれていた。


アメリカから昭和天皇への指示は国務大臣、グルーによって日本の吉田、牧野、樺山、白州のヨハンセングループを通じ貞明皇后に伝わっていた。


アメリカはアジアを侵略した日本を懲らしめるため、そして国民が好戦的であるから原爆投下をして戦争を終わらせ、いく百万の人命を救ったと、みずからを平和主義者であるかのように宣伝してきた。

だが実際は、日本を侵略し、単独で占領して属国にする計画を、ずっと以前から持っており、それを実現するチャンスと見なして緻密な計画を持って望んだ戦争であった。日本支配にあたっては、天皇を傀儡(かいらい)とする政府をつくることも計画していたし、戦時中も天皇や皇族を攻撃してはならないという命令を米軍将兵に厳守させていた。それは天皇側にも知らされており、近衛文麿や吉田茂などはその線で動いていた。東京大空襲でも皇居は攻撃されていない。

アメリカの国立公文書館で発見された「米国陸軍軍事情報部真理作戦課『日本プラン』」

日本プラン」は1941(昭和16)年12月、すなわち日本軍の真珠湾攻撃の直後に作成が開始されたもので、「天皇を平和の象徴(シンボル)として利用する」戦略が明記されていた。すべての戦争責任を、「軍部」に押しつけて天皇を免罪し、「象徴天皇制」のもとで日本を占領支配するという計画を立てていた。1942(昭和17)年5月には「皇室に対するすべての攻撃は避けられなければならない」とする「英米共同指針計画」を出し、皇居への爆撃の禁止命令を厳格に実施させた。戦後駐日大使となったライシャワーはその当時、「日米戦争勝利後の“ヒロヒトを中心とした傀儡(かいらい)政権”」を提言し、「天皇は100万の軍隊駐留に匹敵する」と主張していた。

三井、三菱、住友、安田の4大財閥は、太平洋戦争中の4年間に重工業においては全国投資額に占める割合を18・0%から32・4%にふやし、金融では25・2%から49・7%へと急膨張を遂げており、「三菱は戦争のたびに大きくなった」と三菱電機社長はのべている。

 こうして1945(昭和20)年までの15年戦争で、日本の人民大衆は320万人以上が殺され、日本の都市の大部分は焼け野原となり、親兄弟、息子を殺され、家屋敷、家財道具を空襲で焼き払われて失い、塗炭の苦しみを味わった。だがこの戦争で、三井、三菱などひとにぎりの独占資本はボロもうけし、天皇を頭とする支配階級はアメリカによりすがり、アメリカの日本占領支配の下請機関となって生きのびた。そして戦後61年たった今、世界でもまれにみるアメリカの従属国家となっている。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/320mannninngakorosaretadainizisekaitaisenn.htm



2. 2016年12月09日 02:46:12 : sdV9fvdFbI : ODUi7CmccQU[1]
>01さんの説明のほうがわかりやすいね。数字もあるし。

投稿引用の森山 優氏の説明では、みんな性善説で、これじゃ困り者だ。これじゃまた戦争必然だよ。戦争犯罪人がみつからなくなっちまう。


>真珠湾の太平洋艦隊を壊滅させられ
こんなまぬけなことも平気で書いてるが、ベー空母はハワイから避難させてたんじゃなかったっけ?
インボーロン否定するために書いてんだね。陰謀なんか無かったモンってか。


開戦の政策決定過程うんぬんと東大の某たちも細かいことをサカンに書いてるが、それも不要とは言わないがわかりづらい。身売りさせられた者も慰安婦にさせられた者も選挙権さえ無かったものも一億総懺悔扱いさせられてしまう。

「終戦」過程と敗戦後の占領過程、この全体を見なければ、あの戦争が何だったのかは、わからないであろう。仕組んだ者どものこともわかるまい。


証拠があがっている。
原爆投下の時、何故空襲警報が取り消されあるいは発令さえされんかったのか?かつてNHKが動画にした。原爆投下の特殊任務機のコールサインが分析され警告されていたが軍上層部が握り潰した。原爆投下を受け入れることもまた裏の「終戦条件」だったのだ。また、大村に転配されていた紫電改部隊に迎撃命令はだされなかった。

敗戦が決定的になった時点ともなると、積極的に米軍に迎合する日本中枢部分がふくれあがる。戦後に戦犯訴追を免れるために戦中に迎合するのだ。

わざと負ける作戦、米中枢が命じる作戦、米軍の戦後支配に都合の良い作戦、これらを喜んでやるやつら、それを組織した中枢がいた。戦後になると、それはやむをえなかったなどと言っている。

愛国心に燃えた軍人と青年を一掃すること、
亜細亜のために戦うなどという(白人侵略者にとっては基地外の)熱血漢を一掃すること、
航空戦力、航空機・操縦士を一掃すること、
戦後帰国者を減少せしめること、
戦後の日本人が軍を憎むような「無謀な」作戦を遂行すること、
米軍に逆らう気力の起きぬよう象徴的な圧倒的戦力を日本人に示すこと、
戦後に赤化革命が起きないようにあらかじめ貧乏人の多い下町で人口を減らすこと・・・。
民主日本を作るため米軍と協力すること、そのものは優遇されること、

これらは全部遂行され実現されたではないか。
日本人の女も差し出された。

これらは単なる戦犯逃れではなくて、初めから首尾一貫していた。開戦のはじめから。
昭和初期の日米蜜月とはそういうもので、中国や満洲を卓上に乗せた蜜月であった。その担い手も育った時代だった。


森山 優(の文章では)
>日米間には戦争をしてまで解決しなければならない具体的な利害対立はなかった

否、決定的な対立があった。太平洋だ。米国資本にとって太平洋とは中国支配の一本道だ。ハワイ王国占領・侵略支配から中国支配への道に立ち塞がるのが軍事国家日本だった。その「大日本帝国」は満州帝国をでっち上げて蒋介石の黙認をとりつけようとしていた。満州の重工業化など欧米資本が入らない資本主義化」など認めたくないのだ。


このようにして、満州重工業化と蒋介石との和平・もって最終戦争に備えるなどという戦略は、米国資本の意向からして日本軍内部で引き摺り下ろされてしまうことになる。その意向に従って、満洲帝国域内残留・国力充実ではなく北京方面城内出撃であり、張作霖爆殺であり、北支軍閥争闘への介入であった。中国赤軍に欧米人も参加していたし、蒋介石の立場はなくなるわけで、日中戦争が作られていったのだ。

わけのわからない大陸浪人や出世主義者のチンピラに金と武器を与えればどうでも操縦できたのだろう。(今のISISと似てるかも。)軍と軍人と日本人が一つの戦略にのっとって動いていたのではなかった。日本人に一つの戦略が無かった。なぜなら日本の中枢がすでにそうだったからだ。満洲をどうするかについて一つの戦略があったわけではなく、亡者が勝手に跳梁する他方で、米国資本家との協調をはかろうとするも果たせず、じゃあ空気投げで?釣り野伏?で、蛙が腹膨らせて威張るなら自分の腹が裂けるまで吸わせてやれやとなって、それを日本人が実行したのが日本軍の侵略であり、蒋介石との間を裂くための諸工作であった。

この時の満洲奉天総領事が吉田茂だ。どういう資本家の意向で動いていたのだろうか?


〜〜〜

このように日本の地政学的位置は欧米資本にとって、中国支配をどうするかという問題だ。だから縊死腹死ん太郎の尖閣列島挑発も中国経済支配へ向けた某国勢力のプロローグだろうし、中国の一部の反日暴動扇動もその呼応の谺だろう。

「ばかげた」12・8真珠湾攻撃とは、じつに現代の課題だ。いつまでも「ばかげた」ですましている者こそがばかげているのだ。

現代の中国人と日本人がどう解くのか、仕組まれつつある日中戦争課題をどう解くのか。日本人はまた走狗として触媒として使われるだろうか、拒否できるだろうか。ふんばれるだろうか。



3. 2016年12月10日 17:31:17 : w3M1BHSquE : 5KToaZSVnLw[1042]
結局、阿修羅では 真珠湾とタイトルにつくと必ず インモー論者が湧いてくる

真珠湾攻撃が陰謀であり、機動部隊がハワイに接近しても米海軍が見逃してくれるという出来レースだったら
なぜ危険な、「冬の北太平洋」 を航路に選ぶのだね? 米軍は見逃してくれても自然の猛威は見逃してはくれない
へたすると開戦する前から連合艦隊は壊滅する可能性だってあった だから陸軍どころか海軍内部も猛反対
昭和天皇ですら深刻な懸念を示す その時 杉山軍令部総長が 天皇にに対して言った言葉は
「山本(五十六)は、博打に強うございますから」 しどろもどろにこう答えたという

つまり、真珠湾攻撃は 日本にとっては 一世一代の大博打であった事は間違いなく
危険と隣り合わせの無謀な作戦 だからアメリカも、事前に情報は掴んでいたものの
まさか本気でやるとは思わなかったのである

現実に 当時の真珠湾は厳戒態勢であった事は事実 ただしそれは潜水艦に対してである
ナチスドイツのUボートの脅威が、まだまだ席巻していた大西洋から 数多くの駆逐艦駆潜艇などの
対潜艦艇を 事前に太平洋に回航していた(『山本五十六の誤算』より)

日本の潜水艦(特殊潜航艇)は、すべて撃沈されている事実は 都合が悪いのでインモー論者は触れない
しかも、航空攻撃開始の一時間前である(ワード号事件)

航空攻撃に対してだけ無警戒で 潜水艦に対してだけ厳戒態勢で日本軍を迎えたのは不自然で
たった5隻の特殊潜航艇が 袋叩きにされているのは、陰謀論なんかで説明は出来ないだろう。


4. 2016年12月10日 18:16:57 : w3M1BHSquE : 5KToaZSVnLw[1043]
そして、「空母がいなかった(空母だけを避難させた)から陰謀である」 と言う論理も
とってつけたご都合主義 空母が 太平洋戦争での主役となり 戦艦など時代オクレであるという認識は
あくまでも真珠湾(と、それに続くマレー沖海戦)の“結果によって”確立された認識であり
真珠湾の直前までは 海の主役は戦艦であると、特に米海軍の関係者は大部分がそう信じていた
だから、開戦時 たった4隻しか空母を保有していなかったのである

● 真珠湾の結果 米海軍は建造途中のものを除き (モンタナ級など)戦艦の建造をすべて取りやめた ●

最終的に60隻以上もの空母で日本近海を取り囲む米海軍が、たった二隻の空母をそんなに惜しむかね?


5. 2016年12月12日 02:37:58 : w3M1BHSquE : 5KToaZSVnLw[1045]
そして 真珠湾が いやあの戦争じたいが 米国の陰謀だなどという論を振り撒いたところで
喜ぶのは ネトウヨ連中だけである 良い例は田母神が典型的 陰謀論にすっかり便乗した戦争論ではないか

「あの戦争 日本とその軍国体制に 責任はない すべて米国のせいである」

こういう 軍部と右翼連中および国粋主義者たちの“擁護”のために、ちゃっかり便乗しているだけである
内心では 陰謀論など せせら笑っているのだろうが 都合の良い時だけ 都合の良い部分だけ
大いに利用するのが、ご都合主義のネトウヨ連中と言う訳ですから。
 


6. 2016年12月12日 06:52:59 : ThvQP0ntvE : J7bqvGPaOB0[16]
プロレスをガチで闘っていると思い込んでる奴に、「あれは純粋な興行なんだぜ」って言っても聞く耳を持たないが、真珠湾攻撃についても全く同じ。

> むしろ双方が危機回避に失敗したため、やむを得ず戦争を選択した側面が強いのである。

真剣に研究してそんな結論に至ったのであれば脳ミソにカビが生えてるのだろうし、そうでなければ何かのためにそのような論理展開をせざるを得なかったのだろう。いずれにしても哀れだ。

>>3,>>4,>>5も同様、事実の都合の良いところだけつまみ食いしていることにすら気付いてない。

> しかも、航空攻撃開始の一時間前である(ワード号事件)

自分で書いていておかしいと思わんのかね?潜水艦様の標的を攻撃したのであれば、すぐさま厳戒態勢に移行するのが常識だろう。フォード島の南東岸に2列縦隊で係留したまま空爆を待つはずはない。日本の艦隊がアリューシャン方面へ向かったことは分かっており、目標はハワイかサンフランシスコかという状況だったのだから。ルーズベルトに嫌われていたキンメルは完全に蚊帳の外で何も知らされていなかったようだが。

> 「あの戦争 日本とその軍国体制に 責任はない すべて米国のせいである」

それが実際に田母神が吐いた言葉かどうかは知らないが、それ自体は全く無価値な戯言だ。それとも、日米開戦が米国の陰謀によるものならば(ここでは敢えて単純に米国と書くが)、日本とその軍国体制が免責されることを説明できるのか?阿呆右翼の戯言を生むから米国の陰謀という見立てをしちゃいかん、という論法は本末転倒以外の何物でもない。陰謀に気付かれちゃまずいという意識が働いていたと考えるのが合理的だ。ただの阿呆である可能性も否定できないが。

陰謀があったかどうかは、事実を詳細且つ公平に検証すれば自ずと明らかになる。これは9・11も同じ。


7. 2016年12月12日 12:20:19 : w3M1BHSquE : 5KToaZSVnLw[1048]
>>6
何の説明にもなっていないぞ 米海軍が見逃してくれると判っているなら なぜ危険な北太平洋を
航路に選ぶのかね? 安全な中部太平洋を進んでくるのが当たり前だろう

そして 潜水艦が わざわざ日本の国旗を掲揚してやってくるとでも思ってんのかな?
国籍不明の潜水艦を攻撃する事じたい、すでに厳戒態勢であると理解出来ないのなら 軍事オンチとしか
言い様はないのだが

何一つ答えられていないではないか。


8. 2016年12月13日 06:50:42 : ThvQP0ntvE : J7bqvGPaOB0[17]
>>7

はぁ?何の説明にもなってないのはチミの方なんだがw
どれだけ冬の海が過酷なのか知らんが、実際のところ全艦無事に帰投してるわけで、冬の北太平洋の危険性だけを根拠にガチな戦いだったと結論付けられるその能天気なオツムの持ち主であることには憐みを覚える。
じゃ、もしより安全らしい中部太平洋を渡って行ったとしたら、チミは飴の陰謀だと判断するのか?それじゃ能天気なオツムの持ち主でさえ騙せないことになっちまうw
9・11の旅客機突入やISISの処刑映像のように、リアリティが高まるほどより多くの大衆を騙すことができるわけ。プロレスで額から鮮血を流すのと全く同じ。

ワード号事件のこともまだグズグズ言っているようだが、キンメルは陰謀の蚊帳の外に置かれておりガチで任務を遂行していたわけ。だから海上は厳戒態勢で不審な船舶には攻撃命令が出ていたんだろ。翻って攻撃当日朝にB17に哨戒飛行させる際には銃弾を積ませなかった。これはキンメルが命令したものではない(出勤前)だろうが、その不釣合は気にならないらしいな。その程度のオツムだってことだが。また、ワシントンは日本の艦隊が北上するのを知っていたのだから、ガチで戦っていたのならフォード島の南東岸にご丁寧に二列縦隊で係留させることもない。二列縦隊の意味はそのオツムでも分かるよな?真珠湾攻撃で犠牲となった艦艇はみな大正時代に建造された老朽艦だったことも何か臭わないか。

まぁチミのオツムじゃ油堕菌の陰謀を読み解くことは無理だわ。近年は手口がかなり雑になってはいるが、それでも手に負えないだろう。主要マスゴミの援護射撃に惑わされ真実とはほど遠いところで腑に落ちたつもりになって一件落着するだろうよ。もし連中の手先として働いているのであれば首の回りが涼しく感じてるだろう。


9. 2016年12月13日 13:22:20 : w3M1BHSquE : 5KToaZSVnLw[1050]
>>8
>実際のところ全艦無事に帰投してるわけで、冬の北太平洋の危険性だけを根拠に

実際に全艦が無事に帰投しているのは 運が良かっただけで結果論に過ぎない
危険じゃないというのなら何故、日本の軍部内 各方面からあれほどまでに猛反対されるのだね?

>キンメルは陰謀の蚊帳の外に置かれておりガチで任務を遂行していたわけ

これは あんたの推測に過ぎない 根拠がない事

>だから海上は厳戒態勢で不審な船舶には攻撃命令が出ていたんだろ

↑ 攻撃命令が出る事じたい すでに ほぼ戦時に準ずる厳戒態勢である事が どうして理解できないのか
潜水艦と言うのは、撃沈した後 残骸などを分析して初めて その国籍が判明するのだから
国籍不明の潜水艦を問答無用に攻撃せよと命令が出る事じたい すでに戦時体制である訳だろう

そして、特殊潜航艇に対する対潜警戒だけではない
ハワイ上空に達した時すでに 空を染めるほど激烈なる対空砲火に見舞われた事実を、実際に真珠湾攻撃に参加した
進藤三郎 元少佐の 実際の証言がある 自分にはあれがどうしても だまし討ちだとは思えないという
(神立尚紀著 祖父たちの零銭 による)

実際に ハワイ上空では 攻撃参加の一割近い29機もの被撃墜を 被っている事実が有るのですよ
戦争終盤の レーダー射撃とVT信管が実用化された後の時期なら このくらい珍しくもなんともないが
こんな開戦当初で これだけの撃墜率は珍しく、対空砲火に関しては 準備万端で迎え撃ったとも言える訳です


● 要するに 真珠湾攻撃を 「知っていてワザと見逃した」 というのなら
航空攻撃も潜水艦攻撃も 【どちらも均等に見逃す】のが当たり前ではないのか?
潜水艦に対してだけ厳戒態勢でもって袋叩きっておかしくないか? ●

そしてあんた、真珠湾では 航空機から魚雷攻撃は出来ない(と考えられていた)事実をご存じないか?
「フォード島の南東岸にご丁寧に二列縦隊で係留させること」 って、あんたこそその一点張りだが
魚雷攻撃など出来ない と、【タカをくくっていただけ】 これだけで 説明出来ちゃうではないか
(詳しくは 浅深度魚雷で検索せよ)

まあ、あんたに限らず インモー論者というのは ほとんど軍事や科学に関しちゃ ド素人が多いが
こくはあくまで 「戦争板」 ですからね カルト板か空耳板へどうぞ。


10. 2016年12月18日 08:57:07 : ThvQP0ntvE : J7bqvGPaOB0[18]
>>9
> 実際に全艦が無事に帰投しているのは 運が良かっただけで結果論に過ぎない

阿呆か?低気圧に遭えば穏やかじゃないのはどの海も同じ。北太平洋だけが異常に危険というわけじゃない。連合艦隊がハワイへ向かっている途中で商船とすれ違ったそうだが、軍艦が危なくて避けるほど荒れた海を商船が平気で航行するか?

> これは あんたの推測に過ぎない 根拠がない事

米軍は日本政府と在外公館間の暗号電報を解読できていたが、キンメルはその連絡先リストに入っていなかったことを知らないらしいなw

> ハワイ上空に達した時すでに 空を染めるほど激烈なる対空砲火に見舞われた事実を、実際に真珠湾攻撃に参加した進藤三郎 元少佐の 実際の証言がある

チミは攻撃隊が3つに分かれていたことを知らんのかw
第1次攻撃隊率いる淵田中佐がトラトラトラを打電したのは無警戒と判断したからだが、進藤少佐の第2次攻撃隊が攻撃に入る時には米軍も態勢を立て直していたつうこと。

> (詳しくは 浅深度魚雷で検索せよ)

浅深度魚雷のことは中学生の頃から知っとるわw
アリゾナメモリアルへ渡る入口にあるライブラリにレプリカが飾ってある。それを見るまではてっきり新型魚雷を開発したと思っていたが、何のことはない、魚雷の尾部安定翼にベニヤ板を取り付けたものだった。

> ほとんど軍事や科学に関しちゃ ド素人が多いが

その上チミは史実にも疎いド素人っておまけが付いとるwww
世の中、特に国際政治の世界じゃ陰謀が当たり前のように渦巻いてるのに、それらは一切存在しないものとし結果を偶然の産物として理解しようとする。支配層から見れば模範的な奴隷だなw


11. 2016年12月18日 17:02:53 : w3M1BHSquE : 5KToaZSVnLw[1066]
>>10
おやおや しばらく音沙汰がないからどうしたのかと思ったら どこかでニワカ知識を身に着けたようですな

努力は認めるが、残念ながら ニワカ知識がまる判りです

>軍艦が危なくて避けるほど荒れた海を商船が平気で航行するか?

↑ これ どうやらあんたは、民間の商船よりも 軍の戦闘艦艇のほうが 悪天候に強いと思い込んでいる
らしいが、現実はまったく逆だ 民間の船のほうが よっぽど悪天候には強い
こんなの、軍オタだったら 常識なんだが あんたには一から説明しなきゃ解らんようだな

軍艦 いわゆる軍の戦闘艦艇は 総じて重心が高く いわゆるトップヘビーであるのは常識だ
特に日本海軍の戦闘艦艇にはその傾向は顕著である だから典型的な事例として 「友鶴事件」 が起こる
水雷艇が 高速で航行中に急に舵を切っただけで 横転してしまった事故である

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8B%E9%B6%B4%E4%BA%8B%E4%BB%B6

なぜそうなるのか これは ワシントンとロンドンの 二つの軍縮条約の弊害とも言える訳で
つまり 軍縮を強要されるその基準は“排水量”だからだ 重巡ならば一万トンを越えるか超えないかで
保有制限は大幅に変わってくるため 【限られた排水量の中により強度の武装を施す】から重心が高くなり
復元力にまったく余裕が持てなくなるからである

【つまり、「セウォル号」 に戦争させているようなもの 特に日本海軍は】

唯一 例外と言えるのは 大口径砲の発射の反動に耐えるよう もともと復元力を高く設計されている
戦艦のみである 他の戦闘艦艇は総じて重心が高く、悪天候には極めて脆い

これ、軍オタだったら ほとんど常識ですぜ。


>進藤少佐の第2次攻撃隊が攻撃に入る時には米軍も態勢を立て直していたつうこと

↑ これまた 素人丸出し 進藤少佐は 零戦攻撃隊の隊長をまかされるほどの 腕利き士官搭乗員ですぞ
自分が第二次攻撃隊の一員である事ぐらい 本人は百も承知で言っている事です

一次攻撃と二次攻撃の僅か一時間ほどで あんな濃密な対空砲火を上げられる訳がないという意味で
「何日も前から周到に準備していなければ あんな激烈な対空砲火は打てない」 から言っている事だ
浅はかとしか言いようのない その場しのぎの論理

【対空砲火の銃弾弾薬は 濃密な弾幕を打ち上げるには 事前に豊富に銃弾弾薬を用意しておかねばならず
かと言って、常日頃から野外である対空砲陣地に常備していては 弾薬は劣化してすぐ使い物にならなくなる
2〜3日前に用意しておくのが常識だが 30分や一時間では重たい弾薬を急に大量に準備など出来ない】

これも、軍オタ相手なら いちいち説明する必要などまったく無い事


>浅深度魚雷のことは中学生の頃から知っとるわw

あんた、真珠湾での航空雷撃の成功が 浅深度魚雷の開発だけで成し得たとでも思っているのですか?
浅深度魚雷の開発だけでは雷撃は出来ません、ほとんどの魚雷が海底に突き刺さってしまいます
普通、雷撃する時の高度は50b それをなんと5bというキチガイじみた高度で雷撃を実行するという
信じられないほどの猛訓練によって初めて実行可能となった事実はご存知ですかな?
800キロもの魚雷を抱えて 高度5bなんて キチガイ沙汰と言えます

要するに 浅深度魚雷の開発と同時に キチガイじみた猛訓練 これによってようやく実行可能となった訳で
これはもう、米海軍上層部が 「真珠湾で航空雷撃など不可能である」 と、タカをくくっていても
致し方の無い事と 普通は 言えるじゃありませんか


少しは軍事を勉強する気になったのは 大いに結構 勉強すればするほど、いかに真珠湾攻撃における日本海軍の
行動が どれほど常識外れ 無茶な作戦 一か八かの軍事行動 だったのかが判って来ますから。


12. 2016年12月19日 04:33:27 : w3M1BHSquE : 5KToaZSVnLw[1069]
さらに、あんたのお間抜けぶりは  「チミは攻撃隊が3つに分かれていたことを知らんのかw」

↑ 三波ではなくて二波なのは、これまた常識中の常識で なぜ第三次攻撃をせずに引き返したのか
これは 歴史研究戦史研究で 真珠湾攻撃を語るには ほとんど永遠のテーマとも言える定番ですから
こんな初歩的な事まで間違えるようでは ニワカが丸出しです

「その上チミは史実にも疎いド素人っておまけが付いとるwww」 って
どうやら 自分の事を言っているようですな。


13. 2016年12月26日 08:41:28 : ThvQP0ntvE : J7bqvGPaOB0[19]
>>11

ミリオタ厨房がファビョった勢いでオ●ニーまでしとるw

> 他の戦闘艦艇は総じて重心が高く、悪天候には極めて脆い
> これ、軍オタだったら ほとんど常識ですぜ。

じゃ山本五十六を始め各艦隊司令や参謀は軒並みミリオタ厨レベルの常識も持ち合わせてなかったっちゅうことかw
チミが自説に都合の良いように解釈しとるだけだろw
全艦無事に帰投した事実も運が良かったと解釈しとる。牽強付会に過ぎるわw

> 自分が第二次攻撃隊の一員である事ぐらい 本人は百も承知で言っている事です

第二次攻撃隊の被害の方が大きかったことは時差によるものと考えても不合理ではなかろう。意図的に無防備な状態に置いたのは最初だけで、ノーガードで殲滅されようとしてたわけじゃない。これは9・11と全く同じ構図だが、ルーズベルトの目論みは米国民を戦争へ駆り立てることであり、それに足るだけの象徴的な事象を望んでただけで、太平洋艦隊全滅が目的じゃない。結果、ミリオタ厨にガチの戦いと思い込ませられるほどリアルな展開になっただろw

> 信じられないほどの猛訓練によって初めて実行可能となった事実はご存知ですかな?

ろくに訓練もせずに出撃したとは誰も言ってないが、何が問題なんだ?
武器開発の成功は実証の過程でその有効性が立証されて確定するものだと思うが、ミリオタ厨の常識だと違うのかもなw

> 800キロもの魚雷を抱えて 高度5bなんて キチガイ沙汰と言えます

射出高度は10メートル以下つうことと真珠湾内はほとんど波が立たないので、基地外沙汰つうのはレトリックが過ぎるw

> タカをくくっていても致し方の無い事と 普通は 言えるじゃありませんか

高を括ってたという主張は、チミが引用した進藤少佐のコメント
> 「何日も前から周到に準備していなければ あんな激烈な対空砲火は打てない」
と思いっきり矛盾するんじゃねw
周到に準備してたのか、高を括って準備を怠ってたのか、どっちなんだ?はっきりしろw


>>12

二波か三波か第三次攻撃かつうのはラベルの問題。葉脈ばかり見てるミリオタ厨にゃ森は見えんだろうよw


14. 2016年12月26日 13:38:02 : w3M1BHSquE : 5KToaZSVnLw[1084]
>>13
やれやれ あんたなぁ 反論出て来るのに いったい何日かかっているんだ?
知識を持ち合わせているんなら 即座に反論出来るはずだろう?

【それとも、忘れた頃に こっそり書き込んでおこう という魂胆なのかな?】

しかも今度は 何の反論にもなっていない ただの罵りだ
別に軍事の知識があれば偉いって訳ではないが あんたのように 「知ったかぶり」 するのが恥ずかしいのだ

>軍艦が危なくて避けるほど荒れた海を商船が平気で航行するか?

あんた ↑ 自分で ぬけぬけと こう言ったんだからな それを違うぞと指摘しただけだ

>チミは攻撃隊が3つに分かれていたことを知らんのかw

「第三次攻撃をなぜ行わなかったか」 という議論を ほんの少しでも齧った経験がある人ならば
「3つに分かれて」 などとは、口が裂けても言う訳なかろう


そして、もう一つだけ説明しておこう

>周到に準備してたのか、高を括って準備を怠ってたのか、どっちなんだ?はっきりしろw

特殊潜航艇が全て撃沈されている事実 進藤氏の指摘ももとより 29機もの被撃墜を被っている事実
これらの事実からして 「真珠湾を攻撃される」 という情報は 当然、米軍上層部は掴んでいた事の裏付け
「対潜警戒」 と 「対空砲火」 に関しては、周到に準備していたという事

タカをくくっていたのは 航空雷撃に対してだけである(出来る訳がないと)

つまり、日本軍が 真珠湾を奇襲攻撃する情報はちゃんと掴んでいた しかし、その情報の処理を誤ったという事
要するに、攻撃の主力はあくまでも潜水艦攻撃で 航空攻撃は、あったとしても小規模で限定的なもの
航空攻撃は“陽動”で、潜水艦攻撃が“本命”だと そういう勝手読みをした事が伺える訳で

(本来ならば、その見解が 極めて常識的でマトモな判断 欧米諸国の軍人ならば絶対にそんな作戦は
軍事知識が豊富であればあるほど、考え付く訳がないし 実行する訳がない マトモな戦略眼戦術眼を
持った人間ならば、絶対に『潜水艦作戦が本命である』と、普通は考える)

そうでなければ 対潜警戒と対空砲火だけが激烈な迎え方をする訳がない 意図的に見逃すならば
『すべての攻撃を 均等に見逃す』のが当たり前で 特殊潜航艇をすべて残らず撃沈してしまっては
せっかくの陰謀を めぐらした意味がないではないか


>じゃ山本五十六を始め各艦隊司令や参謀は軒並みミリオタ厨レベルの常識も持ち合わせてなかったっちゅうことかw

↑ まあ これだけは、同意しますぜ 真珠湾攻撃は まったく常識外れの馬鹿な作戦
いや、真珠湾うんぬん以前に 【アメリカと戦争始める事】それ自体が、常識外れの極みで
馬鹿ばっかり揃っていたから 勝てる筈のない戦争を始めたのだ そうでなくてなぜ米国と戦争始めるか

(真珠湾は、日本軍の馬鹿さ加減が 運良く かえって功を奏したと言うだけの事です)


15. 2016年12月26日 17:46:22 : w3M1BHSquE : 5KToaZSVnLw[1085]
そして、真珠湾攻撃が 始めから無茶な作戦である事は 軍部内の各方面から猛反対を受けた経緯から
充分に裏付けられる事である 議論の余地はない 一か八かなのは 当の山本五十六自身が認めている事。

【これほどの無茶をしなければ アメリカと戦争など出来る訳がない】 という趣旨の発言を
山本が実際にしているのだから。


16. 2016年12月27日 16:49:42 : w3M1BHSquE : 5KToaZSVnLw[1088]
さらに もう一つだけ指摘しておく インモー論者さんたちは 「スティネット 真珠湾の真実」 あたりを
ニワカに読み齧っただけであろうが あれは、アメリカ国内ではまったく相手にされておらず
日本においても 信憑性が無いと、秦郁彦などの軍事評論家や歴史家からは酷評されている論著である

アメリカが暗号を解読したといっても あくまでも外交暗号だけであり 日本海軍の暗号を解読したのは
1942年 ミッドウェイ海戦の直前にようやくたまたま解読に成功しただけであり
真珠湾攻撃は、外務省ですら知らされておらず 攻撃目標が真珠湾である事も
たとえもし、偶然に海軍暗号を解読できたとしても、一切 それを知る事は出来ない

【さらに、仮に無線を傍受していたとしても、作戦概要は本土から空母「赤城」の金庫に保管されており、出撃命令も1941年11月20日に軍令部第一部長、福留繁少将から手交によって行われているので[179]、無線の内容で攻撃目標が真珠湾であることや、作戦概要を知ることは不可能であった。】 (ウィキより)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E7%8F%A0%E6%B9%BE%E6%94%BB%E6%92%83


なので、キンメル提督が たとえ 知らされていようといまいと まったく関係無い事で
『暗号解読によって真珠湾攻撃を察知する』のは もともと不可能(他の情報である程度察知はしてたが)

そしてさらに、無線封鎖が守られていなかったという主張もまったく信憑性は無いと言わざるを得ない

【当時の海軍のモラルについて。無線封止が本当に守られていないならば南雲中将は愚将であり、日本海軍軍人のモラルとは一体なんだったのか問わざるを得ないが、かくのごとく、無線封止は、命をかけてまで守るほどの重要なことであり、命令違反ではないにせよ、部下が命をかけて守ろうとしていた無線封止を上官である南雲や長谷川が簡単に破ったとは到底信じられない。スティネットが発見したとしている傍受電波の記録の信憑性であるが、何ひとつとして公開されておらず、米公文書館に所蔵されているとのことであるが、スティネット以外、誰も目にしていない】 (ウィキより)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E7%8F%A0%E6%B9%BE%E6%94%BB%E6%92%83%E9%99%B0%E8%AC%80%E8%AA%AC
__________________________________________

なので、キンメルうんぬんも まったく意味の無い事ですから 残念。


17. 2017年1月09日 23:24:01 : GJa6lyi6CI : yJSwCHM5QXY[7]
>>日米間には戦争をしてまで解決しなければならない具体的な利害対立はなかった

いや、中国の市場だよ。
アメリカも日本も自国の製品を売りたいが、
日本は自由競争ではアメリカに歯が立たない、だから囲いたかった。
それをアメリカが許さなかった。


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