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国連のデミストゥラ・シリア担当特使。「アレッポが消える」との危機感を示した
年内にも「アレッポが消える」 国連シリア特使が危機感
http://www.cnn.co.jp/world/35090750.html
2016.10.19 Wed posted at 12:34 JST
(CNN) 国連のデミストゥラ・シリア担当特使は19日までに、激戦が続くシリア北部アレッポの状況について、「我々が解決策を見出せなければ、今から12月までの間にアレッポは存在しなくなるだろう」と危機感を示した。
アレッポでは18日、ロシアが一時的な空爆停止を宣言した20日を前に戦闘機の飛行を中止し、それまで続いていた激しい空爆がやんだ。
デミストゥラ特使はルクセンブルクで17日に開かれた欧州連合(EU)外相会合の場で、アレッポは危機的な状況にあると訴え、「アレッポを無視して論議を進めれば、歴史が我々を裁くだろう」と語っていた。
国際社会ではイラク軍のモスル奪還に向けた作戦に注目が集まっているが、デミストゥラ特使は「モスルがアレッポの優先性を混乱させることがあってはならない。世界がモスルに注目しているとしても、アレッポを忘れてはならない」と牽制(けんせい)した。
建物の残骸のなかでうずくまる男性
デミストゥラ特使はアレッポを「象徴」と位置付け、国際社会はアレッポがダラヤ地区やモアダミア地区のような状態に陥る事態を許してはならないとも訴えた。ダラヤやモアダミアは、シリア政府軍が包囲して反体制派を実質的に降伏させている。
一方、ロシア国防省は18日の声明で、「本日ロシア空軍とシリア空軍のアレッポ空爆を午前10時から停止する」と発表。「10月20日の『人道停止』に入るためには長期的な空爆の停止が必要だ」と指摘した。
ロシアのペスコフ大統領報道官は20日に予定される停戦について、「ロシアは一方でシリアのテロリストと戦いながら、一方ではアレッポの状況を打開する」「これはロシア軍による善意の表れだ」と強調した。
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