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日本政府、北朝鮮の技術向上に警戒 今年2回目の核実験
[東京 9日 ロイター] - 日本政府は、北朝鮮の核とミサイル技術の急速な進展に警戒を強めている。1月の核実験からわずか8カ月後となる今回、北朝鮮は弾頭化に成功したことを示唆。運搬手段の弾道ミサイルも精度が増しており、北の核の脅威は現実のものとなりつつある。
北朝鮮の核実験は9日のもので通算5回目。稲田朋美防衛相は同日午後に面会した米ケネディ駐日大使に、「今までの実験は3年ごと、4年ごと。1年に2回もやるのは初めて」と話した。8月の防衛相就任以降、3度にわたって弾道ミサイルが発射されたことも説明した。
北朝鮮は今回の実験後、弾頭の爆発試験だったと発表。核弾頭をロケットに搭載することが可能になったと主張した。
核をミサイルに載せるには、小さな弾頭にする必要がある。日本政府は今も分析中だが、稲田防衛相は記者会見で「核兵器開発は技術的な成熟が認められる」と指摘。その上で「小型化、弾頭化の実現に至っている可能性も否定できない」と語った。
一方、北朝鮮は弾道ミサイルの発射も繰り返している。今年に入って撃ったミサイルは21発。わざと高く撃ったり、潜水艦から発射したりと手法も多様化している。9月5日に同時に撃った3発のミサイルは、北海道の西方沖にほぼ同時に着水し、技術の向上を示した。
杉山良行航空幕僚長は9日午後の会見で、「細部の分析はこれからだが、北朝鮮自身が弾頭の実験と言っている。ミサイルの発射と併せて非情に重要な脅威と認識している」と述べた。
<最も強い言葉で非難>
日本政府は9日午前、外交ルートを通じて北朝鮮に抗議。脅威のレベルが上がり、「最も強い言葉で非難した」(菅義偉官房長官)。追加の独自制裁を検討、国連安保理の緊急会合の開催に向けた調整にも入った。
スライドショー:北朝鮮、過去最大規模の核実験実施か
http://jp.reuters.com/article/goverment-north-korea-idJPKCN11F0EB
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