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建国記念日の“狂行” 北朝鮮の5回目核実験は過去最大規模
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/189593
2016年9月9日 日刊ゲンダイ
核戦力の拡大・強化を指示した金正恩(C)AP
北朝鮮が5回目の核実験を実施した。9日午前9時30分ごろ、北朝鮮の北東部プンゲリ(豊渓里)にある核実験場付近でマグニチュード5.3の地震波が観測された。震源の深さはゼロ。気象庁は「自然地震ではない可能性がある」とし、「過去の核実験と波形が似ている」と発表した。
日米韓の関係当局は、北朝鮮が核実験を行ったと判断し、情報の収集、分析に努めた。安倍首相は首相官邸で午前10時50分すぎに、「北朝鮮が核実験を強行した可能性がある。強行したのであれば、断じて許容できない。強く抗議しなければならない」と話した。
核実験は、北朝鮮が「水爆」と主張した今年1月6日以来となる。核実験が繰り返され、核弾頭の小型化が進めば、弾頭に核を搭載する核ミサイルの脅威が増すだけに、国際社会の緊張感はいやでも高まる。
金正恩朝鮮労働党委員長は、9日の建国記念日(68周年)に合わせ、核実験を強行したとみられる。韓国国防省は、過去4回の核実験に比べ、今回の地震は規模が大きく、核実験なら爆発規模は過去最大級の10キロトン程度だと推定した。
今月6日の朝鮮中央通信は、金正恩が弾道ミサイル発射訓練を視察した際に核戦力の拡大・強化を指示したと報じた。弾道ミサイル発射実験は、今年に入り13回実施している。5日には日本のEEZ(排他的経済水域)に落下。ミサイルが日本列島を飛び越え、太平洋に落ちる危険性はますます高まっている。
10月10日は朝鮮労働党創立記念日。建国記念日に核実験を強行しただけに、要警戒だ。
北朝鮮が核実験を発表「核弾頭の爆発に成功」
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000083140.html
2016/09/09 15:53 ANN
北朝鮮の朝鮮中央テレビは9日午後、5回目の核実験を実施したことを公式に認め、核弾頭の爆発実験に成功したと初めて発表しました。
朝鮮中央テレビ:「北部の核実験場で新たに研究、製作した核弾頭の威力判定のための核爆発実験を断行した」
北朝鮮が「核弾頭の爆発実験に成功した」と発表したのは初めてです。また、朝鮮中央テレビは「戦略弾道ロケットに装着できるように標準化、規格化された核弾頭の構造と動作特性、性能と威力を最終的に確認した」としています。日本の気象庁によりますと、午前9時半ごろ、核実験施設がある北朝鮮北東部の豊渓里(プンゲリ)付近でマグニチュード5.3の人工的な地震が観測され、日韓両政府は、北朝鮮による5回目の核実験が行われたと判断していました。
北朝鮮「核弾頭の爆発実験に初成功」 5回目の核実験
動画→http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160909/k10010678081000.html
9月9日 16時00分 NHK
北朝鮮は9日、北東部で初めての核弾頭の爆発実験に成功したと発表し、5回目の核実験を行ったことを明らかにしました。北朝鮮としては、弾道ミサイルに搭載できる核弾頭の開発が進んでいると誇示する狙いがあるものと見られます。
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、日本時間の9日午後1時半ごろから臨時ニュースを放送し、核兵器研究所の声明を伝えました。
声明では、「北部の核実験場で新しく研究・製作された核弾頭の威力を判定するための核爆発実験が成功裏に行われた」として、5回目の核実験を行ったことを明らかにしました。
北朝鮮が核弾頭の爆発実験の実施を明らかにしたのは初めてです。
また声明は、「軍の砲兵部隊に装備された弾道ミサイルに搭載できるよう、核弾頭の構造や性能、威力を最終的に確認した。われわれは、小型化、軽量化、多種化されたより打撃力の高い各種の核弾頭を、必要な時に必要なだけ生産でき、核の兵器化はより高い水準に達した」としています。
そのうえで、「アメリカをはじめとする敵対勢力の脅威と制裁への対応措置の一環だ。アメリカによる核戦争の脅威からわれわれの尊厳と生存権を守るため、核武力を質量ともに強化していく」と主張しています。
北朝鮮としては、核兵器の小型化を進め、弾道ミサイルに搭載できる核弾頭の開発が進んでいると誇示する狙いがあるものと見られます。
気象庁によりますと日本時間の9日午前9時半ごろ、北朝鮮北東部でマグニチュード5.3と推定される揺れが観測され、これについて日韓両政府は、北朝鮮による5回目の核実験だと判断していました。
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は、ことし3月、さまざまな種類の弾道ミサイルの発射実験とともに、核弾頭の爆発実験を行うための準備を指示していました。
北朝鮮による過去4回の核実験は、1回目の2006年以降、3年から4年おきに行われてきましたが、今回は、わずか8か月という異例の短い間隔で強行されたことになります。
3月に「核弾頭の爆発実験」初めて言及
北朝鮮は、ことし3月、「核弾頭の爆発実験」に初めて言及しました。
キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は、ことし3月、弾道ミサイルが大気圏に再突入した場合を想定した模擬実験に立ち会った際、「近い時期に核弾頭の爆発実験と、さまざまな種類の弾道ミサイルの発射実験を行う」と述べ、関係部門に準備するよう指示していました。
また、今月に入って北朝鮮の国営メディアは「初の水爆の雷鳴で幕を開けたことし、多段階で起きる核武力強化の成果を拡大し続けなければならない」とするキム委員長の発言を繰り返し伝えていました。
このため関係国は、ことし1月に続いて5回目の核実験を強行する可能性があると見て、警戒と監視を続けていました。
核兵器研究所とは
今回の核弾頭爆発実験について北朝鮮は、「核兵器研究所」の声明という形で発表しました。
キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は、ことし3月、核兵器に関する視察を行った際にこの研究所の科学者の出迎えを受けていて、「核兵器研究所」が国営メディアに登場したのは、この時が初めてだと見られています。
当時の視察でキム委員長は、さまざまな弾道ミサイルに核兵器を搭載するための研究の進捗(しんちょく)状況や、小型化された核弾頭の構造などについて、説明を受けたということです。
そのうえでキム委員長は、科学者たちに対し、より精密化、小型化された核兵器とその運搬手段をさらに多く製造すべきだと強調したとされています。
「核兵器研究所」は、その名称が北朝鮮のメディアで伝えられたのは今回が2度目で、北朝鮮の核開発において重要な役割を果たしているものと見られます。
北朝鮮との国境に近い住民「とても不安」
北朝鮮のプンゲリからおよそ200キロ離れた北朝鮮との国境に近い中国北東部の吉林省延吉では、住民も揺れを感じ、北朝鮮による核実験について不安だと話す人もいました。
このうち、地元に住む男性は、「私たち国境の近くに住んでいる人にとって、朝鮮がこんなことをやるととても不安です」と話していました。
また、60歳代の女性は、「家から出ようとしたときに揺れを感じました。めまいだと思ったのですが、テレビを見てわかりました。核実験をやってもどの国も得にはならないので、話し合いで解決してほしい」と話していました。
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