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トルコのクーデター
http://www.globaleye-world.com/2016/07/1873.html
2016.07.16 08:33 GLOBAL EYE
今、ヨーロッパは揺れており、これは以前ヨーロッパの外交官が述べていましたが、「ヨーロッパは暗黒の時代に戻る」ということになるのかも知れません。
今回のトルコのクーデターは、トルコ自身はヨーロッパの境とも言え、純粋にヨーロッパではありませんが、
トルコは米軍の基地があり、いわば西側陣営でもあり、日本も色々な経済関係を持っており、そのトルコでクーデターとなれば、背後にイランやロシアがいるのかどうかということも考えられ、仮にイランがいるとなれば、
イラン制裁を解除したオバマ大統領への批判が高まることもあり得ます。
トルコはイラクのクルド人地区への関与やシリアにも介入しており、いわば中東の「暴れん坊」とも言える存在であり、そして表と裏の顔は180度違っており、そのトルコでクーデターとなると一番焦るのは裏交渉を暴露されることを恐れるアメリカ等西側となります。
経済援助を名目に莫大な裏工作資金がエルドアン政権側に流れており、これが暴露された場合、スノーデン事件とは比べ物にならない打撃をアメリカ等は受けることもあり得、今度今回のクーデターの首謀者を突き詰め、
関係を構築する動きに入るはずですが、仮にイランが裏にいれば極めて難しい事態になります。
フランスニースでのテロ、イギリスのEU離脱等もあり、ヨーロッパは今揺らいでいます。
◇
トルコでクーデターか=軍が展開、群衆に発砲も−「権力掌握」と宣言
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071600043&g=int
【カイロ時事】トルコで15日から16日にかけ、国軍内の勢力がクーデターを試み、首都アンカラの国会周辺や最大都市イスタンブールの国際空港などに戦車部隊が展開した。イスタンブールでは軍が群衆に向けて発砲し、死傷者が出ているもよう。アンカラ上空では、政権側の戦闘機がクーデターを試みたとみられる勢力のヘリコプターを撃墜した。現地メディアによると、イスラム系与党・公正発展党(AKP)の本部にも兵士らが突入。同勢力は「権力を掌握した」と一方的に宣言した。
ただ、宣言後も各地で衝突が続いており、今後の展望は不透明だ。エルドアン大統領は地元メディアに対して「クーデターは成功しないと確信している」と強調。国民に街頭へ繰り出して抵抗するよう呼び掛けた。市民の間でこれに呼応する動きも見られる。
AKPは政権を握った2002年以降、それまで政権転覆を繰り返してきた軍の影響力排除に努めた。一方、政教分離という国是を修正し、イスラム教と政治の両立を図る「トルコ型民主主義」を推進。権威主義的な政権が多いイスラム世界におけるモデルケースとして、国際的な注目を集めてきた。仮にクーデターが実現すれば、こうした取り組みが水泡に帰す恐れがある。
軍の勢力は一部テレビ局を占拠し、戒厳令と夜会外出禁止令を出したと主張。新憲法を発布する準備を進めているとの情報もある。一方、参謀総長が軟禁下にあるとも報じられており、軍の内部で路線対立が起きているもようだ。
ユルドゥルム首相は「指揮系統もない違法な試みがあった」との見解を表明。クーデターを企てた者は「高い代償を払うことになる」と訴えた。
軍は、要所での戦車の配備に加え、イスタンブールのボスポラス海峡に架かる2本の橋を封鎖。アンカラの上空では戦闘機やヘリコプターが飛行し、情勢は緊迫の度を強めた。(2016/07/16-08:42)
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